【曳舟も高くなったものですね】アトラスタワー曳舟21階74平米6,298万円【坪単価281万円】
2013-08-29
アトラスタワー曳舟。
いよいよ曳舟駅前の再開発が終盤に入りました。
デベの旭化成は2007年竣工のマークゼロワン曳舟タワー、昨年竣工・販売したばかりのマークフロントタワー曳舟にも中心的存在として携わってきましたが、最も高く、最も総戸数の多い3棟目で旭化成ブランド「アトラス」をしっかりと使ってきました。
マークゼロワンは丸紅などとのJVだったので「アトラス」は無理だったと思いますが、マークフロントタワーはここと同じく首都圏不燃建築公社とのJVですので、アトラスと名付けることができたと思いますが、規模的に小さかったので(総戸数97戸で非分譲を除いた分譲住戸は57戸のみ)、ランドマーク感のあるここが「アトラス」というのは自然な流れでしょうね。
まぁ、イーストコア曳舟2番館の方が高層なわけですけれども・・・。
ここは竣工までにまだ2年以上あり、総戸数233戸(非分譲49戸を除くとたった184戸)の物件の販売時期としては異常なほど早いです。近年はお世辞にもマンションの売れ行きがよくないこともあり、500戸を越えるような大規模マンションの場合、このぐらいの時期から販売していかないと竣工までに完売の目途をつけるのが困難なことから、早めの販売を行う物件も少なくないですが、この規模では異例の早さだと思います。住宅ローンは基本的に実行時(つまり、借り入れ時)の金利が適用されますから、2年以上の期間があると現在と金利が全然違ったなんてこともありかねません。
昨年末に全戸即日完売したマークフロントタワーの余韻、アベノミクスが熱いうち、消費税増税の駆け込み需要を狙った9月末までの契約、など様々な要因があってのこの時期の販売なのではないかと思われますね。
公式ホームページ
![画像 001[1]](http://blog-imgs-50.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20130828151752320.jpg)
お部屋は74平米の3LDK、南西角住戸です。高層階でスカイツリーを間近に望む条件の良いお部屋ですが、南西方向には前述の曳舟最高層タワーイーストコア曳舟2番館が視界を若干遮ります。
また、敷地西側には京成線の線路が通っており騒音面が気になりますが、全ての窓が二重サッシとなっているので窓を開けなければ影響はほとんどないでしょう。
間取り的には南東角住戸の反転タイプとなり、南面のワイドスパンが素晴らしいですね。
当物件は柱がきれいにアウトフレーム化されているので(ただ、間取りを見慣れている方なら分かると思いますが、当物件の柱はかなり太めです。まぁ、当間取りでは実害はほぼないですが)、居室形状が非常に良好ですし、タワーの角部屋としては珍しく玄関位置が非常に良いところにあるため、効率的な廊下の配置で居室独立性が確保できている点も素晴らしいと思います。
ただ、全体のバランスは少々疑問です。
この間取り専有面積のわりに収納があまりにも多すぎです。
とんでもなく大きなウォークインの他にもそこそこのウォークインとかなり大きなシューズインクロークまでついています。玄関にはシューズイン以外にも収納がありますし、洋室2の収納も豊富、さらに廊下にも収納があります。
おそらくですが、これまでに私が見たことのある間取りの中で最も収納比率が高いのではないかと思います(もちろんこの程度の専有面積の間取りの中ではという意味です)。
収納が豊かなことはもちろん良いことなのですが、この間取りの場合、LDが10.2畳しかないことが問題です。LDの入口ドアはかなり玄関寄りでキッチン横の動線上のスペースも当然にLDに換算されているので実質的なLDはせいぜい8~9畳しかありません。明らかバランス悪いですよね・・・。
坪単価は281万円。再開発エリアは後になるほど高くなるのはどこも同じですが、ちょっと行き過ぎ感あるかな?
高層階で条件の良いタイプですし、マークゼロワン、マークフロントよりもスケールメリットもあるランドマーク的タワーとなるでしょうから、ある程度は致し方ないとは思いますし、竣工までに2年もあればこの程度の強気な価格設定でも問題ないのでしょうね。
第1期では区民優先分譲を含め88戸の販売ということで5割に満たない少々寂しい数字ですが、あと2年もあって残戸96戸なら楽勝でしょう。
いよいよ曳舟駅前の再開発が終盤に入りました。
デベの旭化成は2007年竣工のマークゼロワン曳舟タワー、昨年竣工・販売したばかりのマークフロントタワー曳舟にも中心的存在として携わってきましたが、最も高く、最も総戸数の多い3棟目で旭化成ブランド「アトラス」をしっかりと使ってきました。
マークゼロワンは丸紅などとのJVだったので「アトラス」は無理だったと思いますが、マークフロントタワーはここと同じく首都圏不燃建築公社とのJVですので、アトラスと名付けることができたと思いますが、規模的に小さかったので(総戸数97戸で非分譲を除いた分譲住戸は57戸のみ)、ランドマーク感のあるここが「アトラス」というのは自然な流れでしょうね。
まぁ、イーストコア曳舟2番館の方が高層なわけですけれども・・・。
ここは竣工までにまだ2年以上あり、総戸数233戸(非分譲49戸を除くとたった184戸)の物件の販売時期としては異常なほど早いです。近年はお世辞にもマンションの売れ行きがよくないこともあり、500戸を越えるような大規模マンションの場合、このぐらいの時期から販売していかないと竣工までに完売の目途をつけるのが困難なことから、早めの販売を行う物件も少なくないですが、この規模では異例の早さだと思います。住宅ローンは基本的に実行時(つまり、借り入れ時)の金利が適用されますから、2年以上の期間があると現在と金利が全然違ったなんてこともありかねません。
昨年末に全戸即日完売したマークフロントタワーの余韻、アベノミクスが熱いうち、消費税増税の駆け込み需要を狙った9月末までの契約、など様々な要因があってのこの時期の販売なのではないかと思われますね。
公式ホームページ
![画像 001[1]](http://blog-imgs-50.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20130828151752320.jpg)
お部屋は74平米の3LDK、南西角住戸です。高層階でスカイツリーを間近に望む条件の良いお部屋ですが、南西方向には前述の曳舟最高層タワーイーストコア曳舟2番館が視界を若干遮ります。
また、敷地西側には京成線の線路が通っており騒音面が気になりますが、全ての窓が二重サッシとなっているので窓を開けなければ影響はほとんどないでしょう。
間取り的には南東角住戸の反転タイプとなり、南面のワイドスパンが素晴らしいですね。
当物件は柱がきれいにアウトフレーム化されているので(ただ、間取りを見慣れている方なら分かると思いますが、当物件の柱はかなり太めです。まぁ、当間取りでは実害はほぼないですが)、居室形状が非常に良好ですし、タワーの角部屋としては珍しく玄関位置が非常に良いところにあるため、効率的な廊下の配置で居室独立性が確保できている点も素晴らしいと思います。
ただ、全体のバランスは少々疑問です。
この間取り専有面積のわりに収納があまりにも多すぎです。
とんでもなく大きなウォークインの他にもそこそこのウォークインとかなり大きなシューズインクロークまでついています。玄関にはシューズイン以外にも収納がありますし、洋室2の収納も豊富、さらに廊下にも収納があります。
おそらくですが、これまでに私が見たことのある間取りの中で最も収納比率が高いのではないかと思います(もちろんこの程度の専有面積の間取りの中ではという意味です)。
収納が豊かなことはもちろん良いことなのですが、この間取りの場合、LDが10.2畳しかないことが問題です。LDの入口ドアはかなり玄関寄りでキッチン横の動線上のスペースも当然にLDに換算されているので実質的なLDはせいぜい8~9畳しかありません。明らかバランス悪いですよね・・・。
坪単価は281万円。再開発エリアは後になるほど高くなるのはどこも同じですが、ちょっと行き過ぎ感あるかな?
高層階で条件の良いタイプですし、マークゼロワン、マークフロントよりもスケールメリットもあるランドマーク的タワーとなるでしょうから、ある程度は致し方ないとは思いますし、竣工までに2年もあればこの程度の強気な価格設定でも問題ないのでしょうね。
第1期では区民優先分譲を含め88戸の販売ということで5割に満たない少々寂しい数字ですが、あと2年もあって残戸96戸なら楽勝でしょう。
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