【竣工済物件では価格改定しましたが新築は・・・】クレストシティ木場61平米3,998万円【坪単価216万円】
2015-05-22
もう1件、クレストシティ木場。
施工は長谷工コーポレーションで直床です。
デザイン的には完全なゴクレデザインで長谷工らしさはありません。スミフさんにしろゴクレさんにしろ割高価格で売りたいデベはなぜに意地でも自社色に染めようとするのでしょうね(笑)。デザイン的に明らかに優れているなら分かりますがそういうケースは少ないですからねぇ・・・。
さてさて、ゴールドクレストさんと言えば、先日第1期販売を開始した2,500戸超のクレストプライムレジデンスが世間を色んな意味で震撼させていますが、クレストプライムレジデンス販売開始直後の先週、驚いたことにクレストプライムタワー芝やクレストタワー品川シーサイドの価格改定を行っています。
価格改定したのは主に低層階住戸のようですが、どちらも直近の売値から2割程度は安い単価で販売されています。いずれも築7~8年の物件ですので、特別魅力あるような価格ではないですが、今までの価格に比べると大分まともになりましたね(まぁ、そこまで下げてようやく青田売り時代の水準に近づいたというレベルなんですけどね・・・)。
直近の3月決算は予定に比してかなりの戸数が未達となったようで、挽回するための施策ということなのでしょうか。
スミフさんのように仲介事業やオフィス賃貸事業をほとんど行っておらず分譲マンション事業が主力のゴクレさんがいつまでもこの販売手法を続けていては株主も黙っていないでしょうし。
前回のクレストシティ木場。
公式ホームページ
![IMG_4691[1]](http://blog-imgs-73.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/2015052210271415f.jpg)
お部屋はブライト街区の60平米超の3LDK、東向き中住戸です。サウス街区は南向きの棟と東向きの棟の2棟構成であるのに対して、このブライト街区は東向きの棟と西向きの棟の2棟構成になります。つまり、当物件はその特異な敷地形状と敷地南西部に屏風のように立ち塞がるミウラテックの物流センターの影響で南向き住戸率がかなり低くなっているのです。
湾岸エリアは敷地にゆとりがある物件が多くタワーを除けば南向き住戸中心の物件も少なくありませんが、ここはなかなか苦しいランドプランという印象です。空地率は約54%でまずまずですが、空地の多くは敷地東側の機械式駐車場93台で消費されています。
敷地西側のフロントガーデンは大規模物件らしさを感じさせてくれますが、共用部はキッズルーム(兼ママズラウンジ)ぐらいですし、この敷地形状でも少しでも多く住戸を設けて利益を高めようとしている印象が拭えません。
全然間取りについて語れてませんが、先ほどのプラン同様に田の字プランですし、特別語るべきことはないでしょう。当物件内でも専有面積をかなり絞ったプランでゆとりはありませんが、無駄を極力排除していますし、柱もほぼアウトフレーム化されたプランなので60平米台中盤程度の使い勝手はあるものと思われます。低層階で視線などに配慮して南側に開口部は設けてありませんが、位置的には角位置(南東角)となります。
坪単価は216万円。広告上なんとか3,000万円台にしたということでしょうし、昨今の高騰する不動産相場下において23区内3,000万円台の新築3LDKは少なくなってきているのでその需要を取り込む目的なのでしょうが、61平米は絞り過ぎですよねぇ・・・。坪単価的には全く手頃感がないです。
設備仕様面は食洗機はついていますが、このスケールでもディスポーザーはなく床暖房さえもありません。床暖房なしはビーコンタワーやリヴァリエなど湾岸エリアには時たま出てくるので今更驚きはありませんが、コスト削減があからさま過ぎてちょっと・・・。
管理費は175円/㎡。総戸数237戸というスケールがあってディスポーザーなしの外廊下にしては高い水準です。シティハウス豊洲キャナルテラスやイニシア豊洲コンフォートプレイスなどと同時期販売だったらこのような設定には出来なかったでしょうね。
施工は長谷工コーポレーションで直床です。
デザイン的には完全なゴクレデザインで長谷工らしさはありません。スミフさんにしろゴクレさんにしろ割高価格で売りたいデベはなぜに意地でも自社色に染めようとするのでしょうね(笑)。デザイン的に明らかに優れているなら分かりますがそういうケースは少ないですからねぇ・・・。
さてさて、ゴールドクレストさんと言えば、先日第1期販売を開始した2,500戸超のクレストプライムレジデンスが世間を色んな意味で震撼させていますが、クレストプライムレジデンス販売開始直後の先週、驚いたことにクレストプライムタワー芝やクレストタワー品川シーサイドの価格改定を行っています。
価格改定したのは主に低層階住戸のようですが、どちらも直近の売値から2割程度は安い単価で販売されています。いずれも築7~8年の物件ですので、特別魅力あるような価格ではないですが、今までの価格に比べると大分まともになりましたね(まぁ、そこまで下げてようやく青田売り時代の水準に近づいたというレベルなんですけどね・・・)。
直近の3月決算は予定に比してかなりの戸数が未達となったようで、挽回するための施策ということなのでしょうか。
スミフさんのように仲介事業やオフィス賃貸事業をほとんど行っておらず分譲マンション事業が主力のゴクレさんがいつまでもこの販売手法を続けていては株主も黙っていないでしょうし。
前回のクレストシティ木場。
公式ホームページ
![IMG_4691[1]](http://blog-imgs-73.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/2015052210271415f.jpg)
お部屋はブライト街区の60平米超の3LDK、東向き中住戸です。サウス街区は南向きの棟と東向きの棟の2棟構成であるのに対して、このブライト街区は東向きの棟と西向きの棟の2棟構成になります。つまり、当物件はその特異な敷地形状と敷地南西部に屏風のように立ち塞がるミウラテックの物流センターの影響で南向き住戸率がかなり低くなっているのです。
湾岸エリアは敷地にゆとりがある物件が多くタワーを除けば南向き住戸中心の物件も少なくありませんが、ここはなかなか苦しいランドプランという印象です。空地率は約54%でまずまずですが、空地の多くは敷地東側の機械式駐車場93台で消費されています。
敷地西側のフロントガーデンは大規模物件らしさを感じさせてくれますが、共用部はキッズルーム(兼ママズラウンジ)ぐらいですし、この敷地形状でも少しでも多く住戸を設けて利益を高めようとしている印象が拭えません。
全然間取りについて語れてませんが、先ほどのプラン同様に田の字プランですし、特別語るべきことはないでしょう。当物件内でも専有面積をかなり絞ったプランでゆとりはありませんが、無駄を極力排除していますし、柱もほぼアウトフレーム化されたプランなので60平米台中盤程度の使い勝手はあるものと思われます。低層階で視線などに配慮して南側に開口部は設けてありませんが、位置的には角位置(南東角)となります。
坪単価は216万円。広告上なんとか3,000万円台にしたということでしょうし、昨今の高騰する不動産相場下において23区内3,000万円台の新築3LDKは少なくなってきているのでその需要を取り込む目的なのでしょうが、61平米は絞り過ぎですよねぇ・・・。坪単価的には全く手頃感がないです。
設備仕様面は食洗機はついていますが、このスケールでもディスポーザーはなく床暖房さえもありません。床暖房なしはビーコンタワーやリヴァリエなど湾岸エリアには時たま出てくるので今更驚きはありませんが、コスト削減があからさま過ぎてちょっと・・・。
管理費は175円/㎡。総戸数237戸というスケールがあってディスポーザーなしの外廊下にしては高い水準です。シティハウス豊洲キャナルテラスやイニシア豊洲コンフォートプレイスなどと同時期販売だったらこのような設定には出来なかったでしょうね。
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