【管理費は高すぎですが】ブリリアザ・レジデンス東京八重洲アベニュー2階54平米5,290万円【坪単価325万円】

もう1件、ブリリアザ・レジデンス東京八重洲アベニュー。

施工は新日本建設です。タワーは三井住友建設で免震構造でしたが、当然11階建総戸数30戸という規模のこちらには免震構造などはありませんし、ゼネコンも異なるところを起用しています。新日本建設が悪いとは言うつもりはありませんが、同じ「東京八重洲アベニュー」で売り出すのであればまとめて三井住友建設にお願いしてくれても良かったような・・・。

設計・デザインはアーキサイトメビウスです。タワーは設計までが三井住友建設でデザイン監修のみがアーキサイトでしたが、三井住友建設が抜けたため設計もアーキサイトが担当しているようです。

小規模物件ということで驚くようなデザイン性はありませんが、エントランス周りに見られる質感のある天然石を使ったデザインはアーキサイトらしい瀟洒のものです。

前回のブリリアザ・レジデンス東京八重洲アベニュー

公式ホームページ
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お部屋は54平米の2LDK、北東向き中住戸です。北東は八重洲通りとなるため、静かな環境ではありませんが、その分、前建までの距離が確保されており低層階でも圧迫感はほとんどなく採光も良さそうです。

間取り的には先ほどのプラン以上の小さめの2LDKにはなりますが、この広さならば登記面積(内法面積)でも50平米超は確保できているでしょうし、専有面積のわりにはスパンもそこそこ確保され、かつ、開口部も大きめなのが良いですね。

FIXサッシを用いているがゆえにバルコニーが狭いのは玉に瑕ですが、足下付近から立ち上がる高さのあるL字型のFIXサッシは採光面での大きなメリットとなるでしょう。

柱が完全にアウトフレーム化されたプランですし、専有面積のわりには居室畳数も確保されている方でしょう。
ただ、先ほどのプランよりもさらにLDの入口付近のデッドスペースが大きい設計であり、9.2畳表記のLDは実質6畳ぐらいしかないと思われるのが非常に残念です。洋室1でさえリビングインになっているし、このLDのドア位置はどうかと思いますね。

坪単価は325万円。低層階なのでかなり抑えめです。免震構造、かつ、内廊下設計など共用部分にグレード感のあるタワーと比べると見劣りしますが、ここいらへんの普通の物件と比べたら何ら劣っている部分はありませんし、東京駅徒歩15分という立地条件を考えるとむしろリーズナブルな水準となるでしょうね。

設備仕様面は食洗機、水回りの天然石天板仕様、タイル仕上げ×天然石カウンターの浴室など、ディスポーザー以外はタワーと同様です。

管理費は402円/㎡。タワーとは違い外廊下、かつ、ディスポーザーなしなのですが、小規模でスケールメリットがないためか異常なほど高額です。タワーより高いとは驚きでしかありません。もう少しなんとかならなかったのでしょうか・・・。
駐車場は平置2台です。

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