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【3LDKが凄く増えています】過去10年の平均専有面積の推移①
2015-08-16

本日は過去10年間の平均専有面積の変遷を振り返ります。
昨日の平均坪単価の変遷と合わせてご覧いただくと新たな発見もあるかと思うのでぜひご覧下さいませー。

平均専有面積の遷移は昨日申し上げた通り、非常に興味深い結果となっています。

不動産経済研究所により発表されているデータによると、東京都(都区部・都下)、神奈川県、埼玉県、千葉県、そして首都圏全体の過去10年間の傾向は以下となります。

menseki1-1.jpg
menseki1-2.jpg

全体的な傾向としては平均専有面積の縮小傾向が見て取れ、特にリーマンショック後の2009年当たりからの狭小トレンドが顕著なわけですが、注目すべきは2013年あたりから、徐々に上昇傾向となっている点ですね。

もともと平均専有面積が大きめで縮小余地があると思われる都下、神奈川、埼玉及び千葉エリアは未だに減少基調が見られますが、都区部は2009~2012年と比べると約3㎡前後も増加しており、減少基調に歯止めがかかったと言えるでしょう。

ただ、事はそう単純ではありません。
こんなに不動産価格が高くなっているのに「純粋」に平均専有面積が増えるわけはないのです。
平均専有面積が増加しているのは、1LDK・2LDKが減り、3LDKが増えたからに他ならないのです。
つまり、1LDK・2LDK・3LDKそれぞれで見れば平均専有面積が小さくなってはいるのですが(50平米未満の2LDKだったり、60平米程度の3LDKだったりが増えている)、デベが全体に占める3LDKの割合を増やしたために平均専有面積が増えたに過ぎないのです。

以下のデータをご覧下さい。

LDK1-1.jpg
(「1LDK他」にはスタジオ、1K、1DKなども含まれます。)

LDK1-2.jpg

2009年以降、一貫して3LDKの割合が増えているのに対し、それにおされるように1LDK及び2LDKは減少し続けています。特に2014年の1LDKの少なさには驚かされます。「おひとりさま」が増えていることを考えれば余計に違和感のある数字なのですが、1LDKだと50平米に満たないものがほとんどで住宅ローン控除が使えないこともデベ側のプランニングに大きな影響を及ぼしていると思われますね・・・。
1LDKや2LDKって投資対象となることも多いですし、買う側は住み替え(つまりは、リセール)を想定することが少なくないため、価格が高騰する市況化においては販売しづらいという側面もあるかもしれません。

ただ、その一方で4LDK比率は横ばいから減少傾向にあり、やはり単価高によるグロス高を避ける傾向も見て取れますね。

次の記事では区ごとの平均専有面積の移り変わりを見ていきましょう。

【近年は都心区と郊外区との差が縮まっています】過去10年の平均専有面積の推移② | topページへ戻る | 【リーマンショック前を上回っているのはたったの3区】過去10年の平均坪単価推移②

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