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2016年12月の首都圏マンション販売戸数
2017-01-19

不動産経済研究所の発表によると12月の首都圏のマンション販売は、
販売戸数7,007戸(前年同月比13.2増)
1戸あたり価格5,078万円(前年同月比6.9%減)
契約率76.6%(前年同月比11.8ポイントアップ)
とのことです。

前月の記事で言及した通り、昨年(6,189戸)が一昨年(9,389戸)に比べ大きく減少しているという経緯があったため(パークシティララ横浜の杭問題の影響が大きかった)、販売戸数が前年同月よりかなりの確率で増えるであろうことは予測していたのですが、まさか契約率がこんなに上昇するとは思いませんでした。
契約率がこの水準となるのは2015年11月の82.1%以来で本当に久しぶりのこととなります。

ただ、この数字で楽観するのは禁物でしょうね。
販売戸数の詳細を見ていくとかなり意外な数字にお目にかかることが出来ます。

前年の6,189戸から今年は7,007戸に増えたので818戸増加したことになるのですが、エリア別に見ていくと、なんと・・・

都区部:2,895戸⇒2,543戸
都下:836戸⇒586戸
神奈川県:798戸⇒1,696戸
埼玉県:641戸⇒684戸
千葉県:1,019戸⇒1,498戸

という感じで神奈川県と千葉県が大きく増えたことで首都圏全体の販売戸数が上昇したに過ぎないというわけなんですね・・・。
前年は全販売戸数に対する東京都内のシェアは60%を越えていたのに対して今年はたったの44.7%しかなく販売戸数自体大きく減っているのです。

埼玉県以外はどのエリアも契約率が良い数字だったのは救いではありますが、販売戸数が前年同月比で好調な数字となったのは結局のところ前年の神奈川県が杭問題の影響で大きく数を減らしていたという事情があったからに過ぎず、まるっきり楽観できるような数字ではないと言えるでしょう。
今年(2016年)の12月に神奈川県で特別目立つようなマンションの分譲があったわけではなく、戸数が多めだったのもグランドメゾン元住吉の第1期2~3次及び第2期計105戸、エアヒルズ藤沢の第1期70戸ぐらいかと思いますので、今年が特に多かったということはないはずなんですよね。

契約率が良かったとは言え、ついに月末の在庫数は7,000戸を突破してしまいましたし、多くのデベロッパーが決算を迎える3月末に向けて「前月の記事で書いたような状況」が頻繁に発生していきても何ら驚くには値しないですね。

主な即日完売物件は前述のグランドメゾン元住吉の他、ルジェンテ目黒が挙がっています。
第1期は20戸で平均1.2倍・最高3倍と特別な数字ではありませんが、ルジェンテはブランド感があるとは言えないですしこのご時世としては良い数字かと思います。ブログでも書いたように全戸角住戸×全戸ワイドスパン、また、近隣のスミフ物件と比較すると安く感じるということが功を奏した面もあるかもしれません。

1月は例年販売戸数が少なく、市況の方向感を見定めることが出来るような数字が出てくることは考えにくいですが、とりあえず契約率に引き続き注目したいですね。

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