リビオタワー小田急相模原【駅徒歩2分の複合開発プロジェクト】20階90㎡6,008万円(坪単価221万円)

リビオタワー小田急相模原レジデンス。

小田急相模原駅徒歩2分の20階建総戸数154戸(非分譲住戸36戸含)のレジデンスです。
2018年3月の小田急線の複々線化により小田急相模原駅から新宿駅までの所要時間は現在の56分から47分になることが予定されていますね。

駅からマンションまではペデストリアンデッキで直結されるわけではなく、サウザンロード入口の信号を渡る必要があるのが残念ではありますが、駅までの道程のほとんどはラクアルオダサガ内の屋根付きのペデストリアンデッキを経由してのものとなりますので、普通の駅徒歩2分よりも快適なのは間違いありません。

当物件は、そのラクアルオダサガの上にあるグランタワー小田急相模原ソレイユ、ラクアルオダサガからペデストリアンデッキで直結しているステーションスカイタワー小田急相模原に次ぐ小田急相模原駅では3本目となるタワマンで、敷地北西側の公益商業施設棟をからめた複合再開発プロジェクトとなります。

ちなみに、小田急線沿線では過去10年間誕生していない駅徒歩3分内の全戸南向き(南西~南東)のタワー(20階以上)となるようですね。
※ステーションスカイタワーもそうですし、代々木八幡駅のブリリタワー代々木公園クラッシィなどももちろんそうですが、「タワマン」は多くのケースで全方位に住戸が設けられるものなので「全戸南向きのタワー」としている時点で限られるのは当たり前ではありますけれどもね。

当物件はいわゆる15階建などのよくある板状マンションの延長上(ちょっとだけ高くしたという意味)にあり、複合再開発プロジェクトとしては今一つスケール感に欠けるのがちょっと残念に感じます。
「タワマン」と呼ぶに相応しい物件となっているのか、そのあたりにも注目して見ていきたいですね。

公式ホームページ
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お部屋は90㎡の4LDK、南角住戸です。20階はタワマンとしては低めですが、前述のグランタワーにもステーションスカイタワーにも背を向けたポジションなので遮るもののないパノラマビューを望むことが出来ます。
なお、南東は線路になりますが、二重サッシが採用されていますので、窓を閉めていれば気にならないでしょう。

間取りとしては最も日照時間の長い南角に位置したお部屋ということで90㎡超のゆとりある面積が確保されています。
当物件は18~20階に3戸だけ114㎡というズバ抜けて大きなお部屋があるのですが、それを除くと70㎡台が中心となっていますのでこの90㎡超もかなり大きなものということとなります。

間取りは、全戸南東向きの板状マンションなので、田の字の延長上のものとなっています。
一般的な田の字プランの南西側に洋室1をプラスした形なので、LDは二面採光(角位置)と出来ていませんし、柱が影響しLDの南側開口部がかなり地味なものとなっている点がかなり残念ですね。

板状マンションに適した長方形の敷地形状ではありませんし、南東が線路であることを考えると全戸南東向きが果たして正解だったのか?と少々疑問に思ってしまうプランニングでもあるでしょうか。

タワマン感を出したいのであれば、やはり角住戸は二面採光の開放感のあるリビングが望ましかったと思いますし、このプランを見てしまうと名ばかりのタワマンという印象が強くなってはしまいますね。「タワマン」考えなければ一般的な範疇のプランにはなるので、けして悪いプランとは思いませんが…。

洋室4の扉はウォールドアとなっており、方立ても小さく出来ているのでそこを開け放った3LDKと考えるのであればそこそこの幅のある開口部が実現するわけですが、それでも角住戸としてはインパクトに欠けるものですね。

なお、共用廊下側の柱の食い込みもいかにも長谷工的で残念に感じます。長谷工設計・施工の物件でもアウトフレーム化されているものはありますし、タワマンを名乗っているからにはもっと華のあるプランニングを目指して欲しかった印象は拭えないですね。

なお、田の字の延長上のプランとしたがゆえに玄関廊下はコンパクトに纏められており、居室畳数をしっかりと確保しつつも収納を充実させることが出来ているのは〇です。
2WAYのファミリークローク×超巨大なウォークインクローゼットのコラボレーションはそうそう見かけることの出来ないものです。

坪単価は221万円。同じ最上階の中住戸とほとんど変わらない単価設定となっており、「タワマン」では一般的な「最も条件の良い住戸プレミアム」が微塵も乗っかっていない価格設定となります。
※ちなみに最上階東角の114㎡はグロスの嵩みが影響し205万円とこちらよりもさらに安いですね。

ペデストリアンデッキで駅直結だったり、タワマンらしい開放感の高いプランだったりしたならばさらなる高値挑戦も出来たはずですが、「一般的な15階建マンションの延長上にあるコンセプトやプランニング」からするとプレミアムを乗せるのは難しかったということなのでしょうね。むろんエリア的な理由もあるとは思うのですが…。

ちなみに、ステーションスカイタワーはまだ築浅なので買い替えを検討する方は少ないでしょうが、周辺に築10年を超えるタワマンがある場合、一般的には「そこからの買い替え需要」が旺盛となることが少なくありません。グランタワーは築10年以上経過していますし、同じ20階建なのでそこそこニーズがありそうですが、このケースにおいては、当物件が駅からペデストリアンデッキでつながっていない点(もともとペデストリアンデッキ直結に住んでいなかった方にはこの物件のポジションでも十分に便利なのですが、住んでいた方にはそれなりのハードルになるということ)、グランタワーは相模原市ですが、この物件は座間市となる点(市内での転居よりもハードルが高いという点)がちょっとした障害となるのかもしれませんね。

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