プラウドタワー川口【免震構造×長期優良住宅】21階82㎡9,258万円(坪単価375万円)

プラウドタワー川口。

川口駅徒歩4分の21階建総戸数200戸のタワーマンションです。

川口駅界隈はあまり馴染みがないのですが、川口駅では2012年のザ・サウスゲートタワー川口以来久々のタワマン分譲になりますし、販売に長けているプラウドらしくセレクトプランなどにも特徴を持たせた物件になっているので取り上げてみます。

立地としてはまず西口であることがポイントとなるでしょう。
川口駅は東口だけでなく西口にも複数の既存タワマンがあるので、西口であること自体はそこまで珍しいことではないのですが、駅南西部に位置したものは初めてですし、リリアの中を通ると雨の日でも駅までの道程はかなり快適(川口駅はペデストリアンデッキに屋根がないのでそこが残念ではありますが…)、そしてリリアパーク(川口西公園)が広がる西口エリアは駅前とは思えない良好な住環境が広がっているというのもやはり魅力的に感じますね。

飯塚小学校の通学区の端っこになるので、小学校までは少し距離がありますが(不動産表記上は徒歩7分)、駅近の利便性と環境を兼ね備えた当物件はファミリーをメインターゲットとしたプラウドタワーらしいものとなっていますね。

むろん全部が全部ではないのですが、プラウドのタワーは三井さんや住友さんなどのタワマンと比べるとやや小ぶりなものが多く、「ファミリー向けの立地にファミリータイプ中心の物件を供給する」ことが多くなっています。

当物件は立地の良さに長期優良住宅(要件の1つに住戸面積が55㎡以上というのがある)を組み合わせることでさらに付加価値を生み出していますし、「免震構造×長期優良住宅」という組み合わせも川口市初となります(というか、長期優良住宅の認定基準の1つである「住戸面積55㎡以上」という要件を満たすタワマンは都心部にはほとんどないので、他エリアを見渡してもほとんどありません)。

公式ホームページ
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お部屋は82㎡の4LDK、南西角住戸です。前述のように駅南西方向に位置するタワマンはこの物件が初ですので、南~西にかけて視界を遮るものが一切ない贅沢なポジションになります。

この最上階住戸からは荒川の流れまでが望めるであろう開放感抜群の眺望を楽しむことが出来ますね。

間取りとしては、そのような条件の良いポジションであることが影響してか物件内で最も大きなものになり、唯一の80㎡超・唯一の4LDKプランということにもなります。

当物件は2~21階まで共通のプラン構成となっており、つまり当プランも2~21階までの全ての階に存在していますが、最上階だけは最大天井高2.7mということでワンランク上の豊かなものになっていますね。

ただ、二次元的には少し残念です。せっかく眺望良好な角住戸ながらLDが角位置(二面採光)になく、洋室2の引き戸の開きもいかにも中途半端ですね。

マルチストレージの扉の前に引き戸を格納できるようにすることも出来たでしょうし、窓際の方立てもやり方次第ではもっと小さく出来たはずなのです。

4LDKとする以上は西側に洋室4室を並べる必要があり、LDを二面採光に出来ないのは仕方ないことではあるのですが、引き戸に工夫を施すことで角住戸らしさをもっと高めて欲しかったですね。

このお部屋は最上階なので天井高が高く、下り天高もまずまずですが、20階以下の下り天高はかなり低いですし、もう少し階高にゆとりを設けて欲しかったというのが正直なところでもあります。

当エリアは高さ限度的にはもっと高い建物も建築可能ですので、コストをもう少しかければ三次元的なゆとりを設けることが出来たはずなのです(免震構造を採用することで一般的な耐震構造などよりも梁を細くすることが可能ですし、もう少しならんかったのかな感が少なからずあるのです…)。

そもそも容積率の範囲内であればもっと階建を増やすことも可能だったはずですし(つまり、1フロアの面積を小さくしその分フロア数を増やすということ)、約3,700㎡の敷地面積からすると川口駅周辺の大半のタワマンと同じ30階建前後にしてくれても良かったのではないかとさえ思ってしまう部分がありますね。

また、他に気になる点を挙げるとするならばやはり柱位置でしょうか。
妻側(西側)の柱が2本とも食い込んでいるのは少々いただけません。食い込ませるぐらいならもっとダイレクトな開放感のあるサッシを設置して欲しかったように思いますし、少々中途半端な設計という印象にはなってしまいます。

坪単価は375万円。中層階が330万円前後、低層階が300万円前後という水準なので、高層階・最上階プレミアムがベラボーに大きい感じでこそないのですが、階建なり・眺望なりの単価差にはなっている印象で、川口エリアとしてはむろん過去最高の水準と言うことになります。

南向き中住戸3LDK(2LDKはグロスが嵩まないためかかなり高額)はこの角住戸に比べ1割程度単価安の設定ですし、77㎡の南東角住戸も当住戸より5%ぐらい安い設定(階にもよります)なので、角住戸プレミアム及び4LDKプレミアム(80㎡超プレミアム)が大きく乗っかっていることも否定出来ません。

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