ブリリアシティ三鷹【三鷹?武蔵野?いえいえ練馬です】2階90㎡5,969万円(坪単価219万円)

ブリリアシティ三鷹。

武蔵関駅徒歩16分、三鷹駅や吉祥寺駅からはバス便となる10階建総戸数436戸のマンションです。

「ブリリア」ということで東建さんの持分が過半数を超えているのでしょうが、長期分譲中のブリリアシティ石神井台と同じ住商さんとのJV(石神井台は他にセコム)になっています。

徒歩2分の北裏バス停(始発)から三鷹駅までは約10分とバス便物件の中では交通利便性の高い方ですし、そのような「三鷹駅の利用のしやすさ」が考慮され、物件名を「三鷹」と出来ている(あまりに誤解を招くような名前、実際よりも良い立地などとミスリードする可能性がある名前は基本不可)のだと思いますが、三鷹駅はどう考えても最寄りではありませんし、アドレスは練馬区、向かいは武蔵野市(武蔵野市役所至近)というポジションでの「三鷹」はどうにもこうにも納得感がないですね(汗)。

実際、巷ではかなり話題になっているようですし…。

当物件は隣接する商業施設や提供公園なども含めたNTT社宅跡地の大規模開発で「武蔵野セントラルシティ構想」というさも「武蔵野市」であるかのような雰囲気を漂わせているのも気になるのですが、だったらせめて物件名もブリリアシティ武蔵野(もしくは武蔵野関町)が自然だったのではないかと…。
※当物件の周りの練馬区物件は実際「武蔵野」と名付けられている物件が多いです。もちろん「武蔵関」もたくさんありますが…。

検索面を考慮し、「武蔵野」も「三鷹」も盛り込んでいきたいのは分かりますが…。

さて、あまりに違和感のあるネーミングなので前置きが長くなってしまいましたが、「定借」であるということを除けば駅距離があってもかなりの魅力が詰まった物件ということになるでしょう。

上述の商業施設を含めた大規模開発であるのもその大きな理由の1つですが、住不さん(シティハウス吉祥寺北町)が思い切り強調していた「武蔵野市の中枢」に近いことで陸上競技場(総合体育館、プール、野球場なども)、図書館などの公共施設が利用しやすいポジションであることも魅力でしょう。

公式ホームページ
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お部屋はブリリアンコートの90㎡の4LDK、南西角住戸です。南は千川上水なので前建までの距離はかなり確保出来ていますし、南も西も戸建が中心となっているので、2階でも圧迫感は全くなく、日照良好な恵まれたポジションになります。
当物件は5棟構成で、うち3棟が南向きではあるのですが、センターコートとガーデンコートは南向きとは言ってもブリリアンコートの背後(北側)に位置した敷地内向きなので、どうしても圧迫感が出てしまいますし、千川上水に面したこのブリリアントコートが日照的にも視界的にも物件内で最も魅力があるのは間違いないところと言えます。
※ちなみに、一般的にこういった他棟型物件のB棟は「ブライトコート」と名付けられることが多いのですが、当物件はブリリアだけにブリリアントコートになっています。

間取りとしては、物件内で最も大きなものでこそありませんが、そのような恵まれたポジションゆえに物件内で最大級の豊かな面積が確保されたものになります。

物件の顔とも言える斜めになったコーナー部分のサッシ(下部が曇りガラスなのはちょっと残念かも)にインパクトを感じるプランで、物件自体はこういった立地・価格帯ゆえに田の字プラン中心のプランニングとなっているので物件内ではかなり目立つものにもなりますね。

近年はマンション価格の高騰により4LDKがプランニングされていたとしても大半が80㎡台になってきているのでこの90㎡越えは一回り上のゆとりを感じることが出来ますし、角住戸ながら玄関廊下を一直線にしたことで、居室畳数などにもさらなるゆとりを設けることが出来ているようにも思います。

バス便物件と言っても所有権だとかなり高額になってしまうわけで、その場合にはおそらく4LDKでも80㎡台になっていたと思うので、そういう意味で広いお部屋を探していた方にとっては「定借だからこそ~」という側面があるのも事実でしょうね。

同様に定借のウエリス武蔵野関町の記事で言及した通りで定借だからこそこのご時世でもゆとりある面積が実現出来ているということになります。
ここは平均専有面積約75㎡と言うことでウエリス以上にゆとりあるプランニングを心掛けているようですし、近年においては忘れさられがちだった「絶対的な住戸面積の大きさ」にシンプルにこだわった物件ということも言えそうですね。

なお、当プランはどちらかと言うと居室畳数を重視した印象があり、収納は少々少なめですね。浴室が1620なのは良い材料ですが、洗面所をダブルボウルにするぐらい頑張るとさらに豊かさが強調されて良かったようにも思います。
※100㎡未満でダブルボウルが採用されるケースは非常に少ないのが現実です。

また、角住戸にしてはバルコニーが小さい点、西側(妻側)の開口部があまりに小さい点も残念ですね。
そもそも洋室3~4はかなり小さな開口部なので建築基準法上の居室要件を満たしていない気がするのですが…。

坪単価は219万円。上層階は結構なパノラマビューが望めるポジションゆえに、坪単価250万円を越えるぐらいのお値段設定になっており、そこそこの差はありますが、当プランも前述のように低層階であってもかなり恵まれたポジションになるので物件内ではそこそこの水準にはなっているようです。

ただ、武蔵野市側とは言え、やはり駅距離のあるシティハウス吉祥寺北町の条件の良いお部屋は坪単価400万円前後で分譲されていたのと比べると遥かに目に優しい水準になりますし(あれはちょっとやり過ぎなので、比べる相手としては適切ではないですが…)、やはり練馬区のバス便であるパークホームズ吉祥寺北グランヴィラの平均坪単価約260万円などと比べても定借らしい水準になっているのは確かでしょう。

ウエリス武蔵野関町は同じ定借約70年、かつ、武蔵関駅徒歩12分とバス便物件でないにもかかわらず平均坪単価約190万円という水準でしたので、それと比べると少し高い感じにはなりますが、こちらの方が階建があり、高額なお部屋からはちょっとしたタワマンの中層階に匹敵するぐらいの眺望も望めますので、「定借でもいいから広いお部屋に住みたい」というニーズには十分に応えられる水準ということになってくるのではないでしょうか。

そのわりに第1期は111戸と約4分の1でしかなく、物件名の迷走具合が数字に表れてしまっている気もしなくもないですが…。

なお、当住戸の価格には約1,814万円の前払地代が含まれています。
※地代云々については次の記事で言及します。

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