ローレルコート杉並松庵【井の頭公園や吉祥寺駅も身近に】3階39㎡4,580万円(坪単価386万円)

続けて、ローレルコート杉並松庵。

設計は三輪設計、施工は第一建設工業、デザイン監修はフューチャリティです。

フューチャリティは登場回数こそ多くはないですが、三井の高額タワマンパークコート浜離宮ザ・タワーに加え、クレストレジデンス武蔵新城ではエリア内では珍しいほどデザイン性に富んだ物件を生み出してくれており、当物件もクレストレジデンス武蔵新城に近いものを感じますね。

総戸数140戸のクレストレジデンスとは全くスケールが異なる総戸数27戸の小規模物件なので空間的な広がりを感じることの出来る共用部は存在しませんが、外観やエントランスホールはかなり凝ったものになっています。

外壁タイルには明るいものから暗い色まで部分部分によってかなり異なるカラーのものを使用していますし、エントランスのある北壁には不規則なグリッドラインを用いてタイルを貼り分けているので、五日市街道沿いからの当物件はかなりの存在感を放っています。

アーキサイトメビウスデザインの中でもかなり特色のあったディアナコート浜田山と共通点を感じるデザインでモリモト同様にデザイン性の高い物件を供給する近鉄不さんらしいクオリティの高いものと言うことも出来るでしょう。

なお、限られた南面スパンを出来る限り多くのお部屋(1フロア4戸)で分け合う形としているため、本来ならば外廊下(ナロースパンだと共用廊下側に窓を設けないと行灯部屋が増えすぎて3LDKを実現出来ない)になるところなのですが、当物件は吹抜を多用することで内廊下設計に出来ている点も評価出来ますね。

プラン専用ボイドを用いていたローレルコート新宿夏目坂などに代表されるように近鉄不さんは近年において最も吹抜に前向きなデベロッパーと言えるのかもしれません。

前回のローレルコート杉並松庵

公式ホームページ
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お部屋は40㎡弱の1LDK、東向き中住戸です。東側は生産緑地などの緑が広がっており、2022年の生産緑地法改正が控えているので将来的な保証はもちろんないのですが、現状においては緑のカーテンが広がるポジションになります。

間取りとしては、この地に1LDKがあること自体少々意外ではあるのですが、その上40㎡に満たないものと言うことで、デベロッパーの「単価を限界まで上げたい」という思惑を少なからず感じてしまいますね。

五日市街道の影響も多少はあるでしょうが、そちら向きになるのは角住戸ぐらいのものですし、全戸ファミリータイプの60~80㎡台のプランニングでもおかしくなかったと思ってしまうポジションですからね…。

ただ、面積を絞ったためか効率性を高めたプランニングになっているのは好感が持てます。

玄関廊下はクランクインながら限界までコンパクトにしているので一般的な40㎡ちょっとの1LDKよりも明らかに居室畳数を確保することが出来ています(収納は少々少ないですが…)。

柱を完全にアウトフレーム化出来ているのも素晴らしい点ですね。

一方で、当物件は多くのプランで連窓サッシが採用されているので当プランもそうなのかと思いきや連窓サッシになっていないのは残念で、ベッドルームの引き戸が完全に開け放つことの出来るウォールドアタイプになっていない点にも勿体なさを感じずにはいられないのですが、近鉄不さんらしい大理石貼の廊下などには魅力を感じることが出来ますね。

坪単価は386万円。この向きのファミリータイプだとちょっと難しかったことが予想される単価帯ではありますね(この大きさだったら問題ないというつもりもないのですが…)。

さすがに吉祥寺駅徒歩6分、井の頭公園至近のオープンレジデンシア吉祥寺御殿山などと比べれば大分安い水準ではありますが、西荻窪駅徒歩10分の価格でないことは明らかで吉祥寺プレミアム・井の頭公園プレミアムがかなり乗っかってしまっているのは否定出来ません。
それらが身近なポジションとは言え、この距離感であればもう少し目に優しい水準であって欲しかった印象ではあるのですが、このあたりの供給は少ないから仕方ないところではあるでしょう。

設備仕様面は、小規模とは言えこの価格帯でディスポーザーがないのは残念ですが、食洗機、ミストサウナ、フィオレストーンの水回り天板、トイレ手洗いカウンター、さらに大理石の廊下床など、それ以外は単価なりの高級感があります。

管理費は313円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模な内廊下物件ですので、むしろリーズナブルな印象がありますね。

駐車場は全6台で身障者用の平置1台を除いた5台が屋内機械式になります。

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