プレシス東京三ノ輪【キッチンに特徴のある実質2LDK】4階44㎡3,320万円(坪単価249万円)

続けて、プレシス東京三ノ輪。

設計はオンズデコ、施工は南海辰村建設です。

総戸数78戸とは言え、30~60㎡台なのでけしてスケールがあるわけではありませんし、デザインにあまり力を入れることのないプレシスシリーズなので、予想していた範疇のものにはなるのですが、褐色のガラス手摺を用いた外観や間接照明を用いたエントランスホールはシックに纏まっている印象で、プレシスシリーズの中では比較的垢抜けているデザインという印象になります。

共用廊下が内廊下になっているのも良い材料でしょう。内廊下設計はこの界隈ではけして多くはありません。

また、1フロア5戸で全方位に住戸を設けたフロアプランになっているので、柱のアウトフレームはそんなに簡単なことではなかったはずですが、完全アウトフレームのお部屋を初めとして全体的に柱の影響を抑えたプランニングと出来ている点も評価して良いと思います。

前回のプレシス東京三ノ輪

公式ホームページ
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お部屋は1LDK+S、南西角住戸です。西は昭和通りなので喧騒は避けられませんし、南側は7階建のマンションが隣接しています。

間取りとしては、前回の記事でもちらっと言及しているように44㎡の実質2LDKということでギリギリの狭小プランということになるのですが、柱の影響は少ないですし、やはり洋室の引き戸を開け放つことで1LDKとしても利用できるのは1つのポイントでしょう。

「1LDKと考えた場合に一般的なほどよい面積になる」というのは超狭小プランの1つの特長ではあるでしょう。

つまり、53㎡の2LDKとか、65㎡の3LDKと言ったような「ほどほどの絞り方」だと、部屋数を減らした場合にはむしろその部屋数のわりには面積が大きくなるわけで、価格面では部屋数のわりにグロスの嵩みが障害になったりもするのですが、ここまで絞ると逆に1LDKとして自然な面積になるというわけです。

そこに明確なメリットがあるとは言い難い程度の論点にはなるのですが、「1LDKがメインで2LDKをオマケ的に考える」とまた印象が変わってくるプランになるでしょうね。

なお、当プランはキッチンにもかなり特徴があります。
廊下を短くしたいがためにLDのドア位置を出来る限り玄関寄りにしたかったのだと思いますが、単にドアを手前にするのではなく、そこにL字キッチンを設け、かつ、背後に食器棚置場を設けたことで空間を有効活用することが出来ていると思います。

キッチンを見られたくない方、はたまた料理をしない方にとってはNGな空間にはなるのでしょうが、このようにしたことで空間的な広がりが得やすくなっていると思いますし、ハマる人にはハマるプランニングでしょう。

坪単価は249万円。2LDKと考えればグロスはそこそここなれてはいるのでしょうが、明らかに安いと言えるような水準ではないですし、この住戸のポジションを考えると単価は至って普通な感じになるでしょうね。

前述のように1LDKと考えた場合には「自然な面積帯」ではあるのですが、1LDKと考えるとやはりグロスの嵩みを感じはしますしね。

設備仕様面は、総戸数78戸とは言え、小ぶりな面積帯が中心の物件なのでやはりディスポーザーはなく、水回りの天然石天板仕様などの高級感のあるものも見当たりません。
ただ、単価からするとトイレ手洗いカウンターがあるのは魅力ですし、もちろん食洗機もついています。

管理費は252円/㎡。ディスポーザーはありませんが、内廊下なのでこのぐらいの水準になることに違和感はないでしょう。

駐車場は全10台で身障者用1台(平置)を除き機械式になります。

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