クレヴィアタワー大井町ザ・レジデンス【衝撃のスイッチプラン!!!】12階45㎡5,908万円(予定)(坪単価430万円)

続けて、クレヴィアタワー大井町ザ・レジデンス。

設計はアール・アーキ及び秀コーポレーション、施工は東急建設で免震構造が採用されています。
前回の記事で書いたようにこの階建・スケールながら免震構造が採用されており、近隣のブリリア大井町ラヴィアンタワーシティタワー大井町とリセール市場で戦うことを想定すると心強く、単に揺れを抑える以上の意味があると思います。

デザイン監修は、伊藤忠さん御用達のレーモンド設計事務所になります。

レーモンド設計事務所は他デベロッパー物件の実績もありますが、特にクレヴィアシリーズの実績が豊富な会社さんで、中でもクレヴィア綱島はインパクトがありましたね。

当物件は私が知る限りではレーモンド初のタワマンであり、そういった意味での期待も大きな物件なのですが、タワマンながら(タワマンは上部が重くなることを避けるため、一般的にタイルを施す部分が限られている)全体的にタイル面を多くしたデザインを採用しており、21階建というタワマンにしては低めの階建であることを逆手にとったとも言えるレーモンドらしい取組みに着目出来るものとなります。

1階部分には店舗が2戸入ることも影響してか、総戸数136戸の物件にしてはエントランス周りはシンプルな造りという印象で、タワマンなりのスケール感と言ったようなものは感じにくいのですが、タイル貼となったマリオンが縦のラインを強調した外観はそこそこに存在感のあるものとなることが期待されます。

なお、一方で当物件は内廊下設計なのは良いのですが、各階ゴミ置場が設けられていないのは残念な点になりますね。

クレヴィアタワー目黒不動前クレヴィアタワー池田山の既存の伊藤忠タワマン2物件も各階ゴミ置場のない設計で、ここも含めいずれも150戸未満の小ぶりなタワマンであることが考慮された結果(ゴミ収集スタッフの人件費を抑えるため)であるのは間違いありませんが、相場上昇の影響とは言えここは池田山よりもさらに高額なタワマンになりますので、あって欲しかったという思いはありますね。

管理費は225円/㎡ということで、各階ゴミ置場を無くしただけのことはあるリーズナブルな単価ではあるのですが、この水準だったら各階ゴミ置場を導入して高くなったとしても許容範囲内だった(そこまで高くはなかった)とも思うわけで…。

前回のクレヴィアタワー大井町ザ・レジデンス

公式ホームページ
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お部屋は45㎡の2LDK、北東角住戸です。東から北東にかけてはやはり当物件と大差ない高さの住友大井町ビル南館があるので、囲まれ感が強いですし、北側は広場になっているとはいえ、その先にはブリリア大井町ラヴィアンタワーもありますので、条件の良いポジションとは言えません。

間取りとしては、45㎡ながら2LDKというかなりの狭小感があるもので、「グロスの安さで売るしかない(グロスの安さを武器にして売るしかない)長所の少ない凡庸な物件みたいなプランニング(笑)」が採用されていることに少なからず違和感を感じてしまうのですが、当プランは物件内で唯一(このプランとほぼ同じGタイプも可能)「スイッチプラン」というものが採用されており、その新提案を見た瞬間にそういった思いは吹き飛んでしまいますね。

スイッチプランは、「住まい方の多様性に対応する間取りのない家」がコンセプトのようで、以下のようなスライドウォールを採用したプランがその「スイッチできるタイプ」になります。
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むろんかなりの有償コストが発生するのですが、ウォールドアのような一般的なスライドウォールではなく、まさに壁(ウォール)が動く感じになります。

洗面室とLDの間にある壁には、LD内を平行に移動できる大がかりな仕組みが施されており、扉はないながらも(完全に独立した空間とは出来ないながらも)そのスライドウォールの位置を変えることで好みの大きさ・用途に伴った大きさに手軽に部屋割を変えることが出来るのです。
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安全面が考慮され壁はしっかりと固定する必要がありますので、「LD中ほどの1か所」、「右寄りの1か所(LDと洗面室の間に小さな書斎が出来る感じ)」、そして「上図の右端」と3パターンにはなるようですが、壁の中央下部はデスクの大きさに配慮した「穴(空間)」まで開いており、テーブルはそのままで壁が移動できるというのですから衝撃過ぎます。

壁は天井吊り下げになっており、扉を施すことは出来ていないので、部屋同士の独立感はどうしても薄くなってしまうのですが、これは本当に凄い試みだと思いますね。

なお、これは柴田ゆうこ建築設計事務所によるもので、こちらのサイトでも同様のものが確認出来ます。
緩やかな壁で繋がっている2つの空間「SWITCH」

さて…、基本となる無償プランについては何一つ語っていませんが、長くなってしまったので割愛させていただきます(爆)。

坪単価は予定価格で約430万円。視界抜けが出てくる最上階は坪単価480万円近くなりますが、逆に中層階と低層階は視界面に大きな差がないことが影響し、低層階でも400万円超と結構しますね…。

スイッチプランが採用されているという希少性もあるかとは思いますが(むろんスイッチプランとするにはここにさらにさらに多額の費用がかかります…)、45㎡ながら2LDKというコンパクトなプランニングがこのような単価高を可能にしているのは間違いないでしょう。

シティタワー大井町の40㎡台と大差ない単価設定ですが(注:第1期時点)、こちらの方が囲まれ感があるので実質的にはこちらの方が少し高いぐらいの印象になるでしょうか。

50㎡台中盤でグロスが嵩んでくる2LDKであればこの単価ではまず通用しないでしょう。凄いグロスになってしまいます…。

設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、フィオレストーンの水回り天板、トイレ手洗いカウンターなどこのご時世として違和感のないものにはなっていますが、400万円台中盤を超えてくるような高額住戸にとってはビルトインエアコンぐらい欲しかった印象にはなりますね。
なお、当物件のサッシはレゾネーターを搭載したT-3等級のペアガラスを採用しており、羽田空港新ルート問題に配慮した仕様になっているようです。そこまでするほどのものではないと個人的には思っているのですが、立派ですね。

駐車場は全31台で身障者用1台を除いた30台(事業協力者用4台含む)が機械式になります。

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