アーデルグラード梅島【興味深い敷地形状、魅力あるプレイロットのポジション】6階70㎡4,768万円(坪単価225万円)
続けて、アーデルグラード梅島。
設計は設計工房イーディー、施工は新三平建設です。
設計工房イーディーは近年「ザ・パークハウス」シリーズでの設計実績が目立っており、ザ・パークハウス杉並高井戸プレイス、ザ・パークハウス文京本駒込などわりと高額な物件にも携わっていますね。
さて、当物件で最も興味深いのはその敷地形状により誕生したランドプランでしょう。
歪とは言え敷地形状は東西にかなり長いものとなっているので、東西目一杯に高さある建物を建ててしまうという選択肢もあったはずですが(用途地域は工業地域なので日影規制はない)、北西側に隣接する住宅に配慮した結果、敷地東側のみに高さを出したものと思われます。
東西に目一杯に建物を建ててしまうと空地は通常敷地北側になってしまうので、そこにガーデンを設けたとしても日当たりは背の高い自身の住棟に遮られてしまうのが通例で、当物件のように敷地西側(南側は当物件の駐輪場で日照を遮るものは何もない)に豊かな空地(プレイロット)が設けられるケースというのはけして多くはありません。
当物件の空地率は約58%とかなり高い方ですし、エントランスホールもかなり広がりのあるものとするなど、総戸数65戸と言う数字以上の豊かさを感じることが出来る点も〇ですね。
前回のアーデルグラード梅島。
公式ホームページ
![IMG_2715[1]](https://blog-imgs-115.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/201807201242059ef.jpg)
お部屋は70㎡の3LDK、南東角住戸です。東方向は道路の向かいに6階建のマンションがありますので、視界に影響はありますが、南方向はやはり視界抜けも得られる条件の良いポジションです。
間取りとしては、ルーバル付などの特殊プランを除くと物件内では最も大きなものになります。先ほどのプラン同様南に面した角住戸ですし、大きさ的にもそんなに違わないのですが、先ほどの記事で述べたLD畳数などを比較するという意味でこちらを取り上げるのが面白いかなと思い取り上げてみました。
先ほどのプランはこちらよりも1.3㎡小さい3LDKでしたが、LDは13.5畳もあり、こちらの11畳よりも遥かに大きなものでした。
ただ、こちらのプランはLDのドア位置が先ほどのプランとは全く異なる位置にあり、LD内の実質的な廊下部分の混入度合いが全然違いますし、廊下をある程度長めに確保したことで洗面所がノンリビングインと出来ているのも魅力の1つになってくるでしょう。
せっかく南側が抜けているのにLDが南に面していないですし、角住戸ながら一面採光なのは非常に残念ではあるのですが、LDの大きさ云々という意味では先ほどのプランとそれほど差はないのでそこは気にする必要はないでしょうね。
なお、玄関はクランクインになっており、玄関からLD方向を覗かれてしまうことはないのですが、玄関内自体は扉を開けた際に廊下の向こう側からでも見えてしまうので、そこはちょっと残念ですね。
このような位置に玄関が設計されるケースはわりとありますが、その場合は玄関の西側に採光窓が設計されていることが少なくないですし、この位置ながら窓のない玄関と言う点もちょっと残念に感じます。
坪単価は225万円。やはり上層階ではあるのですが、東側の視界が遮られることが影響し、単価は大分弱めです。LDを南側に配置するなどの工夫が出来ていればもっと高く出来ていてもおかしくなかったように思うわけで、東側が主開口部のような印象をもたらしてしまうプランニングになっているのは勿体なく感じますね。
設備仕様面は、総戸数65戸ながらディスポーザーがないのは残念ですが、価格帯的なども加味するとおかしなことではありませんし、食洗機はついています。
水回りの天然石天板仕様がないのは当然の価格帯ではありますが、トイレ手洗いカウンターがないのは残念ですね。
ただ、スロップシンクはついています。
管理費は129円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしにはなりますが、昨年の管理費ランキングで1位になったアーデルシリーズだけあってここも非常にリーズナブルで良いですね。
ちなみにここの管理会社は三菱地所コミュニティになるようです。
駐車場は全22台で身障者用・多目的用を含む7台が平置、残りの15台が機械式になります。
設計は設計工房イーディー、施工は新三平建設です。
設計工房イーディーは近年「ザ・パークハウス」シリーズでの設計実績が目立っており、ザ・パークハウス杉並高井戸プレイス、ザ・パークハウス文京本駒込などわりと高額な物件にも携わっていますね。
さて、当物件で最も興味深いのはその敷地形状により誕生したランドプランでしょう。
歪とは言え敷地形状は東西にかなり長いものとなっているので、東西目一杯に高さある建物を建ててしまうという選択肢もあったはずですが(用途地域は工業地域なので日影規制はない)、北西側に隣接する住宅に配慮した結果、敷地東側のみに高さを出したものと思われます。
東西に目一杯に建物を建ててしまうと空地は通常敷地北側になってしまうので、そこにガーデンを設けたとしても日当たりは背の高い自身の住棟に遮られてしまうのが通例で、当物件のように敷地西側(南側は当物件の駐輪場で日照を遮るものは何もない)に豊かな空地(プレイロット)が設けられるケースというのはけして多くはありません。
当物件の空地率は約58%とかなり高い方ですし、エントランスホールもかなり広がりのあるものとするなど、総戸数65戸と言う数字以上の豊かさを感じることが出来る点も〇ですね。
前回のアーデルグラード梅島。
公式ホームページ
![IMG_2715[1]](https://blog-imgs-115.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/201807201242059ef.jpg)
お部屋は70㎡の3LDK、南東角住戸です。東方向は道路の向かいに6階建のマンションがありますので、視界に影響はありますが、南方向はやはり視界抜けも得られる条件の良いポジションです。
間取りとしては、ルーバル付などの特殊プランを除くと物件内では最も大きなものになります。先ほどのプラン同様南に面した角住戸ですし、大きさ的にもそんなに違わないのですが、先ほどの記事で述べたLD畳数などを比較するという意味でこちらを取り上げるのが面白いかなと思い取り上げてみました。
先ほどのプランはこちらよりも1.3㎡小さい3LDKでしたが、LDは13.5畳もあり、こちらの11畳よりも遥かに大きなものでした。
ただ、こちらのプランはLDのドア位置が先ほどのプランとは全く異なる位置にあり、LD内の実質的な廊下部分の混入度合いが全然違いますし、廊下をある程度長めに確保したことで洗面所がノンリビングインと出来ているのも魅力の1つになってくるでしょう。
せっかく南側が抜けているのにLDが南に面していないですし、角住戸ながら一面採光なのは非常に残念ではあるのですが、LDの大きさ云々という意味では先ほどのプランとそれほど差はないのでそこは気にする必要はないでしょうね。
なお、玄関はクランクインになっており、玄関からLD方向を覗かれてしまうことはないのですが、玄関内自体は扉を開けた際に廊下の向こう側からでも見えてしまうので、そこはちょっと残念ですね。
このような位置に玄関が設計されるケースはわりとありますが、その場合は玄関の西側に採光窓が設計されていることが少なくないですし、この位置ながら窓のない玄関と言う点もちょっと残念に感じます。
坪単価は225万円。やはり上層階ではあるのですが、東側の視界が遮られることが影響し、単価は大分弱めです。LDを南側に配置するなどの工夫が出来ていればもっと高く出来ていてもおかしくなかったように思うわけで、東側が主開口部のような印象をもたらしてしまうプランニングになっているのは勿体なく感じますね。
設備仕様面は、総戸数65戸ながらディスポーザーがないのは残念ですが、価格帯的なども加味するとおかしなことではありませんし、食洗機はついています。
水回りの天然石天板仕様がないのは当然の価格帯ではありますが、トイレ手洗いカウンターがないのは残念ですね。
ただ、スロップシンクはついています。
管理費は129円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしにはなりますが、昨年の管理費ランキングで1位になったアーデルシリーズだけあってここも非常にリーズナブルで良いですね。
ちなみにここの管理会社は三菱地所コミュニティになるようです。
駐車場は全22台で身障者用・多目的用を含む7台が平置、残りの15台が機械式になります。
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