ブリリア高輪レフィール【スケールを活かした魅力豊かな共用部】88㎡13,480万円(坪単価505万円)

続けて、ブリリア高輪レフィール。

設計はアーキサイトメビウス、施工は佐藤秀でブリリア高輪ザ・コート及びザ・ハウスの先行2物件と同じ組み合わせになります。

ただ、当物件は「レフィール」と入っていることからもお分かりのように東建さんと安田不さんのJVで、前2物件の倍以上のスケールがあることが考慮され、共用空間がかなり魅力あるものとなっています。
※ザ・コートは総戸数15戸、ザ・ハウスが14戸ということで単純に総戸数を比較すると倍以上のスケールがあるのですが、平均専有面積を絞ってのものということは一切なく、多くのお部屋を90㎡超というゆとりある面積を確保しながらの総戸数33戸ですので一般的な70㎡前後のファミリータイプを中心とした物件に換算すると総戸数50戸クラスの物件と言えます。

敷地面積は1,600㎡超、延床面積は5,000㎡超あり、高い建物が立てられないこの界隈では結構なスケールの物件になる上、当物件の敷地は三方で接道しており、こういった高台のラグジュアリー物件には不可欠な車動線及びプライバシー面での魅力を高めることが出来ているのも大きなポイントと言えるでしょうね。

2層吹抜のメインエントランス前には弧を描く優雅な車寄せ、さらに電動式開閉ゲートの先にコーチエントランスを設けるなど申し分のないものです。

駐車場は全17台(身障者用1台のみが平置)と設置率は約5割でしかなく、駅近ではない高台物件にしてはやや拍子抜けの印象もありますが、タクシーや送迎車を利用するご年配の方もいらっしゃるでしょうし、これが今の時代に適した台数なのかもしれません。

なお、共用部には安田侃氏のアートや水盤、さらにはコンシェルジュサービスも予定されており、一定以上のスケールを有しているからこそ実現したであろうものも見受けられます。

ザ・コートとザ・ハウスはあまりに小規模ゆえにコンシェルジュサービスは導入出来ていませんでしたが、それでも管理費はここの564円/㎡よりも高額でしたからね…。

前回のブリリア高輪レフィール

公式ホームページ
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お部屋は90㎡弱の3LDK、西向き中住戸です。西側は唯一当物件の敷地が接道していない方角ですが、西側は戸建、南西方向は隣接地の平置駐車場というポジションで、低層階でも日照は得られ、悪い条件ではないでしょう(物件内ではイマイチという評価にはなるのでしょうが、一般的にはけして悪い方ではない)。

間取りとしては、物件内では視界が芳しいとは言えないためかワイドスパン(採光)で補っているようですね。

当物件は正方形に近い敷地形状の四方に住戸を設けており、1戸1戸のスパンをしっかりと確保出来ているからこそこのようなプランが無理なく設計出来ていると言えます。
※三方接道の立地ならではの恩恵と言えるでしょう。

隣接住戸との戸境が乾式壁なのが少々疑問ではあるのですが、単にスパンが確保されているだけでなく各居室の開口部幅がしっかりと確保されているあたりにも好感が持てますね。

先ほどのお部屋同様に窓際の下り天井が低めで、必然的にサッシ高も低くなっているのは非常に勿体なく感じてしまうのですが、柱以外の部分をほとんど開口部にしたという意味では努力の伺える設計です。

なお、このような居室配置のプランでキッチンが窓際にあるのは非常に珍しいですね。
このLDKの形状であれば普通に北東部にオープンキッチンを設けるのが良かったような気がしますが…。
この位置にキッチンがあると洋室3をLDにつなげるようなリフォームも容易に出来なくなりますし…。

一方、共用廊下(玄関前部分)のタイル貼の設えは非常に素敵ですね。アーキサイトメビウスによるモリモト高額物件などでは結構見かける設えですし、モリモト物件を問わず一等地の高額物件ではけして珍しいものではないのですが、当物件はドア横部分の天然石のデザインも非常に素敵ですし、内廊下にも採光窓を設けるなど、アーキサイトメビウスによる内廊下の中でもかなり素敵なものではないでしょうか。

坪単価は505万円。低層階の西向き(接道しておらず前建の影響が強い)・北向き(日照が得られない)はこのような単価水準になっており、このご時世にしてはこなれている方だと思います。

ザ・コートよりも幾分弱めのお値段設定になっていたザ・ハウスの最下階には500万円を切るお部屋もありましたが、当物件は前述の通りそのスケールを活かした共用面の魅力が高いので、こちらの方が実質的には割安と考えられます。

けして大きなスケールでないながらも各階にゴミ置場が用意されているのも立派ですね。

設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、クオーツエンジニアドストーンの水回り天板、カップボード、LD及び主寝室のビルトインエアコン、さらには突板の扉、挽板のフローリング、タイル・クオーツストーンを用いた浴室など、坪単価500万円程度のお部屋にとっては特に魅力あるものとなっています。

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