プレシス新百合ヶ丘【柱・梁を空中に出し、カラーリングも考慮】1階58㎡3,990万円(坪単価227万円)

続けて、プレシス新百合ヶ丘。

設計は光和設計、施工は松村組、そしてデザイン監修はシーアンドスタイルです。

シーアンドスタイルは明和地所のクリオシリーズやこのプレシスシリーズの実績が豊富で、プレシスシリーズだとプレシス文京江戸川橋プレシス西日暮里など比較的高単価帯のプレシスの実績が多い印象になります。

当物件は前回の記事で申し上げたようにファミリータイプ中心の総戸数65戸、敷地面積2,100㎡超という結構なスケール感のある物件で、共用面やデザイン面でも注目していた物件になるのですが、共用面に関しては期待していたほどではなかったですね。

平均的な水準ではあるとは思うのですが、総戸数65戸であればエントランスホールはもっとゆとりある空間として欲しかった印象がありますし、囲まれ感の強い敷地条件であることを考えてももうひと工夫あると良かったのかなと…。

ただ、一方でデザイン面はなかなかですね。
エントランス周りの随所にダークな色味を指し色として用いることで全体として締まって見えますし、前回の記事で書いたように柱・梁を空中に出し、凹凸のある形状とした南面にも細かなカラーリングを採用することで邸宅感を高めていると言えます。

南面は接道しておらず、外観を目の当たりにする機会があるのはお見合いマンションにお住まいの方ぐらいなのではないかと思うので、そういう意味では少々のチグハグ感がなくもないのですが、魅力ある佇まいなのではないかと思います。

前回のプレシス新百合ヶ丘

公式ホームページ
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お部屋は58㎡の2LDK+S、南向き中住戸です。普通の1階住戸ではなく、北傾斜の地において、「敷地南側を北側グランドレベルに合わせる形で削って建物を建てる感じ」になるので、目の前は擁壁のようなポジションになります。

植栽なども施されますし、南側敷地の「グラウンドレベル以下」にありますので、お見合いにもならない(むしろ見下ろされる感じ)のは良い点ですが、見ての通り専用庭などの奥行のある空間は設けられていませんし、日照は期待出来ません。

間取りとしては、プレシスらしい狭小3LDK(2LDK+Sだが実質的には3LDK)になります。

ただ、一建設さんは50㎡台中盤の3LDKも厭わない数少ないデベロッパーであり、むしろこの58㎡は気持ち大きい感じなので多少なりともエリア的なものを加味してのものではあるのでしょう。

当然この面積ではLDだけで10畳確保することは出来ていませんし、外廊下物件ながら洋室1室が行灯部屋になっているのも残念ですが…。

サービスルームの引き戸を開くと違和感少なく2LDKとして使うことが出来ますのでその点は良いとは思うのですが、廊下から玄関に入る部分のクランクは不要な気がしますし、専有面積のわりに廊下が長いのもちょっと残念に感じますね。

坪単価は227万円。北東角のルーバル付のプランなどには坪単価300万円近いものも見られますし、先ほどのプランなどと比べてもかなりの単価差が設けられてはいるのですが、やはり日照の得られないポジションなりの単価と表現するのが適切だと思います。

本当に久々になる新百合ヶ丘駅徒歩10分圏内の分譲マンションですので、現状においては価格次第でこういったお部屋でもニーズはあるのでしょうが、将来的に既存マンションと競うことになるリセール市場を想定した場合の不安材料の1つにはなってしまうでしょうからね。

設備仕様面は、ディスポーザーはありませんが、食洗機、天然石のキッチン天板、トイレ手洗いカウンターと単価帯からすると高級感のあるものが採用されています…と思ったら床暖房ないのね。プレシスシリーズは多くの分譲マンションで採用されているがガス温水式ではなく電気式の床暖房が採用されることは少なくありませんが、「ない」というのは意外でしたね。う~ん…。

管理費は179円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしですが、まずまずの水準と言え、スケールメリットを活かせているように思います。

駐車場は全27台で身障者用1台を除いた26台が機械式になります。

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