2018年7月の首都圏マンション発売戸数

不動産経済研究所の発表によると7月の首都圏のマンション販売は、
発売戸数2,986戸(前年同月比12.8%減)
1戸あたり価格6,191万円(前年同月比5.7%減)
契約率67.8%(前年同月比4.1ポイントダウン)
とのことです。

前月の記事で戸数・価格・契約率いずれもここ最近では強めの数字が出ると予想しましたが、なかなかに低調ですね(汗)。
契約率は3月に次ぐ今年2番目の水準ですし、価格も今年3番目の水準ではありますが、正直思っていたのとは大分異なる結果になりました。

スケールのあるミッドタワーグランド(第1期1次は189戸)の他、パークナード代官山プラウド虎ノ門グランドメゾン目白新坂などの話題性十分の高額物件があったので(パークコート千代田駿河台ヒルトップは8月にズレ込んでいた???)、平均価格はもっと高く出ると思っていました。

恒例の億ション比率は約4.9%と、これらの億ションを多数含む高額物件が分譲されているわりには低い印象がありますね。
ただ、平均価格は前月と50万円ほどしか差がないながらも億ション比率は前月の約6.7%(今年最も高い水準)よりもかなり低く、億ション比率が特段高くないながらも平均価格をそれなりの水準に保てているのはミッドタワーグランドやグランドメゾン目白新坂の影響でしょうね。

なお、7月の主な即日完売にはそのグランドメゾン目白新坂があり、強烈な数字を叩き出しています。
かなり特殊な経緯をたどった物件ということもあり、個別記事内で「何倍つくかな~」と書いた通り意外なほど目に優しいお値段で出てきたのでかなりの倍率がつくことは予想できたのですが、55戸が「平均4.5倍、最高35倍」とは凄いですね…。

最高こそ昨年のザ・タワー横浜北仲の第1期1次よりも低いですが、販売戸数が全然異なるとはいえ平均では北仲を超えているはずです。ここ1~2年の都心部は基本的には強気のお値段設定なのでちょっとこなれたお値段の物件が出てくるとそこに投資家が殺到してしまうという状況にあるのです…。

また、ルネ南砂町リバーフィールの第1期76戸の最高12倍も驚きですね。平均は1.1倍と低いですが(76戸が平均1.1倍ってことは四捨五入を加味しても全登録数は90戸には満たないはずで1戸だけの12倍を除くとほぼ1倍ですよね…)、このご時世に76戸を即日完売させるだけでも立派と言えます。

さて、8月ですが、例年通りお盆休みがあるので発売戸数は少なめです。
特段の高価格帯の大規模供給もないかと思うので、「全体の少ない販売戸数の中で億ション比率がどの程度になるか」によって平均価格はどちらにも振れる可能性があるでしょう。

戸数自体は少なめなので全体に与える影響はそこまで大きくないと思いますが、パークコート千代田駿河台ヒルトップジオ高輪などの高額物件が供給されています。

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