シティテラス東京三ノ輪【ここもコスト意識が強い?】67㎡5,390万円(坪単価265万円)

続けて、シティテラス東京三ノ輪。

設計・施工は川口土木建設工業です。
一般的な14~15階建程度(45m以内)の物件よりも頭1つ高い18階建を実現しており、同じ18階建のシティハウス品川サウスの記事でも言及したように、最近の住不さんは「ちょっとだけ高さのある」物件を積極的に供給しています。

ただ、シティテラス町田ステーションコート(19階建総戸数202戸)とはスケールが異なるとは言え、あちらのような免震構造や2層吹抜のエントランスホールは採用されておらず、ファミリータイプ中心の総戸数119戸というスケールのわりに淡泊な造りになっているのはやはり残念です。

近年の住不さんの物件は基本的に共用部に力を入れず、可能な限り「販売面積(要するに住戸部分の面積ということ)を大きくすること」を意図していることは間違いないところですし(扉などによって隔てられた共用部は容積率の計算上カウントされますので、そういった共用部を設ければ設けるほど住戸面積(販売対象面積)が減るのです)、さらに言うと、エントランスホールは容積不算入なので直接的な影響はないものの、建築コスト等を加味し2層吹抜の優雅なエントランスホールなども設けていないものと思われます。

また、18階建と高さを出せているわりには空地が小さく感じる物件でもあります。
目の前の補助90号線の拡幅などもあり周囲からはかなり目立つマンションとなるでしょうから、エントランス前に円形の優雅な車寄せなんかがあると随分印象も変わったはずでもうひと工夫欲しかったという思いが強いですね。

外観はガラス手摺や打ち放しを用いた住不さんらしいもので18階建も相まって存在感はそれなりではあるのですが、16~18階のバルコニー外側に設けられたガラスウォールも他の住不物件に比べ大々的ではなくオマケ程度のものになります。

前回のシティテラス東京三ノ輪

公式ホームページ
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お部屋は67㎡の3LDK、南西向き中住戸です。低層階なので視界抜けは得られませんが、目の前の道路の拡幅により前建までの距離がしっかりと確保されるので、日照的には問題のないポジションです。

間取りとしては、オーソドックスな田の字であり、やはり共用廊下側の柱の食い込みが気にはなるのですが、収納は先ほどのプラン同様かなり充実していますね。

「住不=収納充実」というイメージは特にないので、当物件がそういったコンセプトを採用しているということになるのでしょうか。

なお、既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、当物件の全てのプランに「防災倉庫」という空間があります。
その名の通り防災用品を収納しておくスペースのようなのですが、「建築基準法上、このスペースは防災備品以外を収納することは出来ない」ようで、だったら普通の収納の方がいいんじゃないかっていう…。
むろん中をチェックされる機会はないはずで、普通の収納として使うことも出来るのでしょうが…。

LDの入口付近に納戸に加えこの防災倉庫があることで、LD内の実質的な廊下スペースが長くなっている感じがしますし、洗面所の入口が南西側に押し出され結構目立つ位置からのリビングインになっているのもちょっと気になります。

坪単価は265万円。前回の記事で書いたようにいわゆる住不価格という印象はなく、このご時世なりの妥当な範囲内だと思うのですが、前述のようにスケールをイマイチ活かせておらず明確な差別化要素が18階建という点ぐらいしかないので、高層階住戸以外の検討者にとって魅力と思える何かしらの設計がなされていると良かったでしょうね。

設備仕様面は、総戸数119戸ながらディスポーザーはありませんが、同じぐらいのスケールでこちらよりも遥かに高額なシティハウス大塚などにディスポーザーがないのでこちらにないのは当然でしょう。残念なのは間違いありませんが…。
また、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターもない単価的には少々寂しい仕様ですが、食洗機、ミストサウナはついています。

管理費は191円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしの総戸数119戸なのでもっと安くともおかしくない印象です。
ちなみに119戸なので当然ですがエレベーターは2基になります。

駐車場は全26台で機械式中心です。

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