ザ・パークハウス立川【外観だけでなく共用部デザインにも特色】4階56㎡4,058万円(坪単価239万円)

続けて、ザ・パークハウス立川。

設計は浅井謙建築研究所、施工は南海辰村建設です。

空地率は53%と8階建であることを考えるとまずまずですが、空地の大半は駐車場と駐輪場、さらには1階住戸の専用テラスで大半が消費されているので、ガーデンなどのようなとりわけ豊かな空間が広がっているわけではありません。

総戸数83戸というスケールからすると若干寂しい印象もなくはないのですが、エントランス周りはスケールなりの特色のあるものになっていると思います。

エントランスアプローチはプライバシーに配慮したクランクインで邸宅感がありますし、大々的に組子のウォールアートが施されたエントランスホールもなかなかにインパクトのある空間ですね。

実績豊富な浅井謙氏による外観デザインもこの界隈では存在感のあるもので、前回の記事で取り上げた南角のコーナーサッシはサッシ高も十分にあるので外観デザイン上もかなり良い効果を発揮していると思います。

前回のザ・パークハウス立川

公式ホームページ
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お部屋は56㎡の2LDK、南東向き中住戸です。南東部分は敷地形状から接道している部分が少ないのですが、当プランは南東向きの中では最も南寄りにあるので(位置的には角位置になる)、南東方向は接道しています(道路の手前に当物件の自転車置場あり)。
ただ、南方向には当物件の南西向きの棟がかなりせり出したような位置関係になるので、南方向からの日照は得づらくはなっていますね。

間取りとしてはそのあたりが考慮され物件内では最も小さく、かつ、唯一の50㎡台になっています。

奥行(玄関からバルコニーまでの距離)が3LDKプラン(70㎡前後)と同様なので、面積が小さい分、スパンが短くなっているのがちょっと残念に感じるものになります。

奥行がある分、この専有面積のプランにしてはかなり廊下が長くなってしまっていますし、少々の難しさがあります。

わりと人通りのあるポジションながら玄関前にアルコーブ的な窪みがないのも残念でしょうか。

坪単価は239万円。前述のように南方向からの日照が得づらいポジションですし、プラン的な魅力が高いとは言えないためか先ほどの南角に比べると単価は控えめです。

効率性の高いプランではないので安いと感じるような水準ではありませんが、やはりザ・パークハウス立川テラスと比べると大分こなれており、立川テラスの2LDKは59㎡とこちらよりも面積が大きいのでグロス差はかなりありますね。

設備仕様面は、スケールを活かしディスポーザーがしっかりとついていますし(ディスポーザーの導入を積極的に行う三菱物件ゆえに総戸数42戸の立川テラスにもついていたのでそことの優劣は生じませんが、最近はこのぐらいのスケールがあってもディスポーザーを採用しない物件が増えていますのでそれなりの差別化要因にはなるでしょう)、食洗機、ミストサウナもついています。
水回りの天然石天板仕様はありませんが、浴室照明はブラケットタイプではなくダウンライトですし、価格帯からすると上々のものと言えるでしょう。
なお、ボイドスラブではない床スラブ厚の240mm以上(最下階除く)もなかなか珍しいと思います。

管理費は229円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付ですので悪くありません。

駐車場は全26台で、身障者用1台(平置)を除いた25台が機械式で、別途宅配レンタカー用が2台あるというのも当物件の大きなポイントになるでしょう。

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