ザ・パークハウス文京千石一丁目【特色あるデザイン×EV2基×全戸宅配ボックス】8階56㎡6,450万円(坪単価379万円)

続けて、ザ・パークハウス文京千石一丁目。

設計はIAO竹田設計、施工は埼玉建興、そしてデザイン監修はインタープランデザインセンターです。
インタープランデザインセンターについては当ブログの読者の方であればお馴染みなはずで三菱地所物件において数々の拘りのデザインを提供してくれている会社になります。

良いものはたくさんありますが、個人的にはザ・パークハウス中野富士見町ザ・パークハウス鎌倉大船なんかが特に素敵ですかね。

アーキサイドメビウスや日建ハウジングシステムなどに代表されるように、一般的にデザイン会社にはある程度デザインの系統というものがあり(むろん社内での担当者の違いなどによっても差は出てくるが、そういった会社自体がブランドであり、代表を中心として会社としてのコンセプトを持っている)、デベロッパー側もこの地ならこのデザイン会社(設計会社)を使おうみたいなことになるのですが、このインタープランデザインセンター(福田氏)は同じザ・パークハウスでも様々な価格帯や立地の物件に携わっており、その外観デザインは素敵なだけでなく、かなりバラエティに富んでいるのが凄いところだと思っています。

当物件のデザインは価格帯以上とまでは言えないかもしれませんが、価格帯を考慮した重厚感あふれるもので、濃いグレーと薄いグレーのコントラスト、エッジの効いた上下に貫くルーバーなど他のデザイナーではこんな特色のあるものは実現しなかったであろう特別感があるのが魅力ですね。

また、外観の多くを占める共用廊下の手摺下部はザ・パークハウス白金二丁目タワーを彷彿させるものです。
白金二丁目タワーは、「石を思わせる陰影と重厚感。躯体で魅せる次世代のタワー」と謳われていたもので、ヨーロッパで開発された建築技法を国内の高層タワーとして初めて採用し、ドイツ製の型枠によって表情をつけた「石調コンクリート」の外装材を使っていました。
ここが同じかどうかまでは確認出来ていないのですが、似た雰囲気を醸し出しており、完成後は実物を見に行きたい、実物を体験したい物件ですね。エントランス前の空間も収用される前にしっかりと目に焼き付けておかねば(笑)。

なお、当物件の設計面の特長として3戸1エレベーターがあります。当物件の主要フロアは1フロア6戸の構成になっており、エレベーターが左右に1基づつあり、共用廊下を分離しているので、中住戸に両面バルコニー住戸を採用することが出来ています。

両面バルコニー住戸の北西側のバルコニーは不忍通り方向になりますので、エレベーターを2基導入してまで不忍通り側にバルコニーを用意する必要があったのか疑問に思ったりもしますが…(総戸数53戸でエレベーター2基ということ自体は非常に魅力なのですが、2基を1つの場所に纏める(総戸数53戸で2基を利用)のと、このように共用廊下を分離させて住戸によって特定の1基しか使えないようにする(26~27戸ほどで1基を利用する)のとでは、前者の方が待ち時間のバラツキが少なくなりより有用なのです)。

前回のザ・パークハウス文京千石一丁目

公式ホームページ
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お部屋は56㎡の2LDK、南東向き中住戸です。当物件は全戸南東向きですが、そのポジション上、千石緑地に面しているのは西側半分のお部屋であり、残りの半分は6階建の大樹園マンションに面しています。
当プランは千石緑地と大樹園マンションの境付近に位置しているのですが、この上層階住戸であれば大樹園マンションの影響はほとんどなく、眼下に千石緑地の緑、そして日照と視界抜けも望める恵まれた条件になります。

間取りとしては、前述の両面バルコニーがポイントではあるのですが、北西側は不忍通りということもあってかバルコニーではなくサービススペース(エアコン室外機などが置かれる)でしかありません。

ただ、洋室1の北西側に共用廊下を施す必要がないのはプラン設計上非常に意味のあることです。
洋室1を玄関よりもかなり北西側に凸させることが出来ているために玄関前に無理なく窪みを設けることが出来ていますし、奥行(玄関から南東バルコニーまでの距離)を短く出来たことで効率的な廊下(クランクインなのでプライバシー面でも有用)を実現することも出来ています。

洋室1の引き戸はウォールドアではなく、引き戸の開きは中途半端、かつ、窓際の方立ても大き目なのが残念に感じますが、バルコニー戸境がしっかりとコンクリで仕切られている点(ペラボーではない)も魅力の1つです。

坪単価は379万円。大樹園マンションの影響を受ける低層階でも360万円を超えており意外なほど単価差が小さいですね。この上層階住戸は駅近ながら日照や視界面での魅力が少なくないですし、このご時世としてはなかなかこなれた水準ではないでしょうか。

設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、クオーツストーンの水回り天板、トイレ手洗いカウンターなどで、特別感のあるものこそありませんが、三菱物件らしい手堅さを感じることが出来ます。
このスケール(総戸数53戸)この価格帯の住不物件だったならディスポーザーは間違いなくなかったでしょうし…。

なお、当物件は全戸玄関前に宅配ボックスを搭載した革新的な物件でもあります。
マンションにおいては宅配ボックスがあって当たり前という時代にはなっていますが、昨今はアマゾンなどに代表される配送システムの向上により年々配達を利用する方が増えており、マンションによっては宅配ボックスがいっぱいで結局不在通知(再配達)がポストに放り込まれてしまうということも少なくありません。

そのため各戸に1つあるのは非常に魅力的ですし、従来のケースでは重い荷物なんかが宅配ボックスに入ってしまうと部屋まで運んでくるのが大変だったりもするのでこの形は非常に便利でしょうね(ゴルフバックなどの大型のものも受取可能な大きなものになるとのことです)。

管理費は317円/㎡。ディスポーザーはありますが、外廊下なので若干高めですね。ファミリータイプ中心の総戸数50戸超はそんなに小さなものではありませんので、300円/㎡以内だと良かったですね。

駐車場は全8台で内訳は平置5台・機械式3台と平置が多めではありますが、うち3台は事業協力者に優先権があるとのことです。

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