パークスクエア浦和常盤【中住戸もダイレクトにしてしまったので…】55㎡4,280万円(坪単価259万円)

続けて、パークスクエア浦和常盤。

設計・施工は西武建設です。2016年に分譲された近隣のシティハウス浦和仲町と同じですね。

シティハウス浦和仲町は最上部のガラスカーテンウォールに加え、物件全体にレンガ色を指色として用いたクラシックモダンな雰囲気でしたが、こちらはモノトーン調でよりシンプルな印象です。

ただ、前回の記事でも書いたように中住戸にもダイレクトウィンドウを用いるなどこの界隈の物件にしてはかなりガラス面が豊かな設計になっており、ダイレクトウィンドウを多用した一世代前の住友タワマンの雰囲気(最近の住友タワマンはフルバルコニーが多くなっている)も醸し出していますね。
前回の記事でも書いたように設計時点において南側隣接地の㈱タグチ計画があることが分かっていたらダイレクトウィンドウにはなっていなかったはずで、こういった前建リスクの高いエリアのダイレクトウィンドウ物件のリスクが顕在化した形ではありますが…。

エントランスは普通に1層で内部空間のデザインはごくごく普通な印象ですが、大きく張り出したキャノピーの軒裏が木目調になっているのが素敵ですし、目の前の旧中山道は拡幅により歩道や自転車専用レーンが整備される予定(2021年完了予定)ですので、駅までの道程に加えエントランス前の空間もより魅力のあるものになりそうですね。

前回のパークスクエア浦和常盤

公式ホームページ
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お部屋は55㎡の2LDK、南向き中住戸です。先ほどの角住戸は㈱タグチ計画の設計次第では光明が見える可能性もなくはないですが(そもそも西側開口部もある)、こちらはまず助からないポジションです。
当物件の建物は敷地南側ギリギリではなく、一応車路(当物件の駐車場へ続く)を挟んではいるのですが、ダイレクトサッシから敷地境界までは3~4mという距離感で、12階建ともなると結構圧迫感があるでしょうね。

間取りとしては、北東部をエレベーターにえぐられたよくあるケースですが、やはり東西に非常に長い敷地形状を活かせたかなりのワイドスパンプランになります。

やはりポイントは、ダイレクトウィンドウを導入したことによる柱の食い込みで、柱だけでなく梁の影響(方立てが大きくなっている)も気になるところでしょう。

また、全室が南面に面しているのはワイドスパンならではで良いことなのですが、こういった専有部形状だとノンリビングインの居室を設計するためにはかなり廊下を長くしなければならないわけで、全室がリビングインになっているのは残念な点の1つになるでしょうね。

なお、面白いと思うのはLDの形状です。あまり見かけることのないL字型のようなLD形状になっており、歪ではあるのですが、手前(玄関側)をダイニング、窓側をリビングとして使うのに適した悪くない設計だと思います。

これならばLD入口ドア付近のスペースにも無駄が生じにくいですね。

坪単価は259万円。やはり住友物件らしくないお値段で、南面計画を考慮した値付けなのは間違いありませんが、西側の視界抜けが残る先ほどの南西角住戸と大差のない水準で、まだ確定ではないもののかなりの至近距離で視界が塞がれることを考えるともっと安くあるべきと思います。

設備仕様面は、水回りの天然石天板仕様がないのは仕方ないにしても、このスケールでディスポーザーがないのはやっぱり残念ですね。読者の方ならばお分かりのようにこれ以上のスケールで坪単価400万円近いシティテラス大塚ステーションコート他数物件でも付けていないのが住友不動産流なので、驚きはありませんが…。

食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンターなどはついています。

管理費は213円/㎡。標準的な水準ではありますが、ディスポーザーなしの外廊下物件で総戸数72戸というスケール感があることからすると若干高めではありますね。
駐車場は全20台です。

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