ザ・パークハウス代々木上原【この地に相応しいエントランスアプローチ】2階64㎡10,000万円(坪単価515万円)

続けて、ザ・パークハウス代々木上原。

設計・施工はフジタ、デザイン監修は日建ハウジングシステムです。
当物件の平均坪単価は600万円台にはなりますので、フジタや日建ハウジングシステムの起用にインパクトがあるとは言えず、前回の記事で述べたこの界隈では稀なスケール感などを有していることからするとスーゼネなどの起用があっても良かったとさえ思いますが、建築コストが嵩むこのご時世ですので仮に他のデベロッパーが手掛けていたとしてもこういった準大手ゼネコンが起用されていた可能性が高いでしょうね。

外観はわりと見かける感じのツートンタイプで、このクラスの物件ともなると若干の物足りなさがあるのは否定しませんが(当物件は日影規制や高度地区などの影響でかなり凹凸の激しい形状になっているあたりにもデザイン上の難しさがありますね)、エントランス周りは高額物件なりスケールなりに力を入れている様子が伺えます。

以前、当物件の敷地には素敵な佇まいの邸宅があり、玄関周りの植栽などの雰囲気が特に良かったのですが、そういった土地だからこそと感じる南面道路からこれ以上ないぐらいセットバックした位置に設けられたエントランス、そしてエントランスの脇に設けられたゆとり十分な車寄せ(きれいに歩車分離されているのも◎)、が素敵ですね。
エントランスアプローチは、両サイド及び壁面に石積みが施され高級感という意味でも申し分のないものと言えます。

代々木界隈のパークハウスと言うと、竹中工務店設計・施工で前回のプチバブル期に分譲されたここ以上の高額物件「代々木パークハウスプライムヒルズ」があり、総戸数27戸という数字からは想像しにくいほど優雅で高級感のあるそのエントランス周りと「互角」とまで言えるかは微妙なところではありますが、実物を見てみないと判断しにくいところではありますし、完成後に現地に足を運びたい物件であることは確かですね。

なお、空地率が約32%ほどという低い値になってしまっている物件なので、中庭などのゆとりある空間が存在しておらず、エントランスラウンジから望めるのも凛庭という小さなパティオだけというあたりはちょっと残念です。

前回のザ・パークハウス代々木上原

公式ホームページ
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お部屋は64㎡の1LDK、東向き中住戸です。東側はやはり第一種低層住居専用地域で戸建ばかりになっていますので、この階でも圧迫感などはありませんが、南側や西側とは異なり接道していないので、前建との距離は近くなります。

間取りとしては、物件内では下限の面積帯にはなりますが、それでも64㎡ですし、その上「1LDK」になりますので豊かさのあるプランであることに違いはありません。

近年の傾向から言えばこの面積帯の2LDKでもむしろ大きいぐらいですし、1LDKがプランニングされているあたりにこの地に誕生するこの物件の位置づけと言ったものがなんとなくお分かりいただけるのではないでしょうか。

前回の記事で書いたように南傾斜の地で北側へ行くほど標高が高くなっていることが影響し、当プランの洋室側はやや地下感がありますが、それでもこの面積帯でこのようなスパンが確保されているのは珍しいですし、柱の食い込みがほとんどなく、やはり動線面で特長のあるものとなっているのも良いですね。

「LD⇒廊下⇒洗面室⇒洋室⇒LD」という回遊動線のあるプランで、専有面積以上の広がりを感じることが出来る可能性が高いでしょう。

坪単価は515万円。少々の地下感のあるプランということで物件内では下限付近の水準になっています。
こういった物件内で「あまり条件の良くないお部屋同士」を比べた場合、オープンレジデンシアとの単価差が小さくなっており、ブランド面に加えプラン面などの魅力も考慮するとまずまずと感じなくもないのですが、64㎡もありながら1LDKというプランニングは狭小プランが少なくないオプレジとは同じ部屋数で考えた場合の「グロス価格」が大きく異なりますのでそこでの優劣は語りにくいですね…。

管理費は479円/㎡。内廊下、かつ、ディスポーザー付、そしてもちろんコンシェルジュサービスも導入されたマンションですのでこういった水準になるのはやむを得ないでしょう。

駐車場は全25台で全て機械式になります。建物内部(主に地下)の機械式ですので雨ざらしなどになることはありませんが、台数はけして多くはないですね。ただ、近年はどこもこんな感じなので違和感はないでしょう。

ちなみに、オプレジはこういったエリアの高額物件でもろくに駐車場を設けない方針であり、そういった方針を貫いていることとの兼ね合いで面積大の高額住戸が設定されにくく、こういった高額ブランド物件と比較した場合に「上限単価が伸びにくい」という事情があります。

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