ジオ元赤坂【思っていたよりも控えめな単価】2階42㎡7,280万円(坪単価578万円)

続けて、ジオ元赤坂。

設計・施工は新日本建設、デザイン監修はk/o design studioです。

k/o design studioの押野見氏は鹿島建設出身の方で、この鹿島建設のお膝元の元赤坂アドレスということが関係している部分もあるのかもしれませんね。やはりこの界隈のことをよくご存じなのでしょうし。

前回の記事でも述べたようにかなりの小粒な物件になりますが、前回の記事で取り上げたプランが低層階から設けられており、その印象的なコーナーサッシが外観を彩っているのでスケール以上の存在感があるのは確かですね。

一方、共用スペースはかなりこじんまりしており、特にエントランスのデザインが淡泊過ぎる印象があるのですが、エントランスに小さめながらも車寄せが設けられているのはこのクラスの物件ならではと言えますし(当物件は駐車場がないので、送迎用です)、床をヘリンボーン貼としたエントランスラウンジのデザインにも見所があります。

前回のジオ元赤坂

公式ホームページ
IMG_3663[1]
お部屋は42㎡の1LDK、東角住戸です。先ほどのお部屋に比べると南東方向の赤坂Kタワーの影響が大きくなりますが、それでも鹿島本社との間に「抜け」が得られますので、このような超都心立地の2階住戸としてはけして悪いポジションではないですね。

間取りとしては、中層階以下の1フロア2戸のうちの「小さい方」になります。

面積帯としては40㎡台前半の1LDKなので非常に一般的なものになるのですが、先ほどのプランよりも柱の影響が少なく、かつ、玄関周りがなかなか効率的な設計になっているので、全体として無駄が少ない好感の持てるものです。

洋室の形状には難がありますが、5.7畳とそこそこの大きさがあるので致命的な感じではないですし(4畳台で小さい上にこういった形のプランなんかもありますからね…)、浴室は1216と小さいながらも洗面所がゆとりある設計になっているのも良いですね。

ホテルライクなトイレ一体型なので好き嫌いはあるのでしょうが、空間的な広がりがありつつも効率性を高めることが出来ますし、外国人ニーズ(特に賃貸)も少なくないこういった立地の物件ですのでこの設計は向いているように思います。

坪単価は578万円。先ほどの60㎡台の低層階とほぼ同じ水準です。さらに面積が小さいことが影響しさらに単価が高くなっているのかと思いきやそんなことはないようです。

60㎡超のプランのような印象的なコーナーサッシがなく、接道しているのは片面だけという違いもありますが、こちらの方が効率性では明らかに上回っていますし、立地的なことを考えてもこちらのお部屋の方が幾分か単価的な魅力があるように思います。
まぁ、前回の記事で言及したミリオングランデ元赤坂ヒルズ(築13年)は最近の成約単価で400万円を切っている感じなのでそれと比べるとけして安いとは思いませんが、当時と比べるとデザイン面での進化は目覚ましいものがありますし、新築として悪くない水準であるのは確かでしょうね。

設備仕様面は、小スケールながら100㎡超のお部屋も用意されていることとの兼ね合いもありしっかりとディスポーザーが付いています。
また、食洗機、トイレ手洗いカウンターなどはもちろんのこと、シーザーストーンの水回り天板、カップボード、ビルトインエアコン(LDと主寝室。42㎡はLDのみ)など、高額物件なりのものになっていますね。

管理費は594円/㎡。少戸数ながら内廊下、かつ、ディスポーザー付ですので仕方ないとは思うのですが、理由はさておき純粋にランニングが嵩んでしまっているのは事実ですね。
典型的な小規模物件ゆえのデメリットということになります。
コンシェルジュサービスなどがついた上でのこの単価ならば一般的な範疇ですが、このスケールではそうは行きません。

0 Comments



Post a comment