ジェイグラン元住吉【ここも素敵なIAO竹田デザイン】2階71㎡5,690万円(坪単価265万円)

続けて、ジェイグラン元住吉。

設計はIAO竹田設計と東鉄工業、施工は東鉄工業です。
前回の記事で述べたように非常にデザイン面に力を入れていることが一目見て分かる物件で、やはりデザイン的にかなり洗練されていると感じたジェイグランディア日吉同様にIAO竹田設計の力が非常に大きいのは間違いないでしょう。

IAO竹田設計についてはジェイグランディア日吉の記事でさらに言及しているのでそちらをご参照いただくことにして、早速当物件のデザインについて語っていきたいと思いますが、最も素敵に感じるのはやはりエントランス側(西側)から見た時の佇まいですね。

南側の最上階部分だけバルコニー手摺の造りを変えたりしている(側面までガラス手摺にしている)あたりも上手いと感じますが、それ以上にエントランス周りのタイル使い、そしてエントランス上部のバルコニー手摺のデザインが絶妙だなと…。

ジェイグランディア日吉のようにバルコニー天井部に木目調の設えが用いられているわけではありませんが、下部をタイル貼にし上部だけをガラス手摺とした設計がいい感じで垢抜けているというかなんというか、シンプルに素敵なのです。
※この上部・下部の設計自体はけして珍しいものではありませんが、マテリアルの使い方や組み合わせが上手です。

エントランスもシンプルながら素材感の良いものが使われているので高級感がありますし、一言で言てしまえば「全体的にセンスが良い」そんな物件ですね。

首都圏ではジェイグランディア日吉(ジェイグラン+ディアスタ)に続きこの物件が2物件目のジェイグランになりますので、まだ傾向がつかみ切れてはいないのですが、近年、ここやジェイグランディア日吉のように坪単価300万円前後の水準でこのデザインレベルを実現出来ている物件(というかデベロッパー)が非常に限られているのは間違いないところです。

ジェイグラン自体は関西圏では昔から供給されているブランドでそのデザインや高級感は様々ですので、立地・価格帯次第でデザインに力を入れる度合いも当然変わってはくるのでしょうが、今後もこの価格帯でこのレベルのデザインを追求できるのであれば首都圏でもかなり存在感のあるデベロッパーになっていくのではないでしょうか。

先日紹介したばかりのサンリヤン小岩レジデンスの西日本鉄道なんかもそうですが、鉄道系デベロッパーは現状は首都圏での実績は少なくとも長年鉄道事業で培ってきた信用力があり資金力も高いので、首都圏でも大手デベと戦えるだけの下地は十分にあるはずなのです。

デザインに限らず大手以上の工夫や差別化要素を盛り込んでさらなる飛躍を目指して欲しいものです。

なお、当物件は空地率も高めで、平置駐車場20台(身障者用1台及び1階住戸専用駐車場5台含む)を確保出来ていますし、西側エントランス周りの植栽にも見所があります。

前回のジェイグラン元住吉

公式ホームページ
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お部屋は71㎡の3LDK、南向き中住戸です。南側は前回の記事で書いたように矢上川の向かいに慶應義塾大学が聳える感じになっていますが、約30m離れているので、低層階でもまずまずのポジションになります。

間取りとしては、中住戸でも70㎡を確保したタイプで、バルコニー側だけでなく共用廊下側の柱もアウトフレーム出来ているため、狭小化が進む昨今のプランニングの中ではゆとりのある方と言って良いでしょう。

前回の記事でも言及したように南面を5プランで分け合う設計になっており、一般的な田の字ベースの中住戸よりも若干南面スパンが短めなのでその分奥行(玄関からバルコニーまでの距離)が出てしまっているのは否定できませんが(必然的に廊下が長くなる)、一方でスパン目一杯に開口部を設けている点には好感が持てますね。

気になる点としては、居室畳数を重視したためか収納が少ないところ、また、洋室3は2WAYで柔軟性はあるのですが、2WAYにしたためかLD側の開きが中途半端に感じてしまうところ、が挙げられるでしょうか。

なお、1階住戸やルーバル住戸だけにスロップシンクが設けられているような物件も多いですが、当物件は全プランに設けられているのは魅力の1つですね。

坪単価は265万円。やはり駅距離なりの水準ではあるのでしょうが、同路線とは言え2駅が徒歩圏というのは少なからず魅力になるはずで、買物等次第でどちらの駅も日常的に利用したいと考える方にとってはより魅力のある水準ということになってくるでしょう。

設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーはなく、食洗機、フィオレストーンのキッチン天板と一般的なものになります。この単価帯だと微妙なところではありますが、トイレに手洗いカウンターがないのはちょっと残念ですね。

管理費は185円/㎡。ディスポーザーはなく、外廊下になりますが、総戸数41戸というスケールですので違和感はないでしょう。
駐車場が修繕維持費のほとんどかからない全台平置で使用料も月額2万円前後というそれなりの金額になっていることを考えるともっと管理費を削減出来ていてもおかしくなかった印象はありますが…。
※駐車場収入のうち何割が管理費会計に回っているのかは大きなポイントの1つになります。ほとんどが修繕積立金会計に回っているのであれば素晴らしいことです。

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