プレミスト赤坂翠嶺【前建の影響は強いが上層階は南傾斜の坂上】71㎡15,480万円(坪単価720万円)

プレミスト赤坂翠嶺。

赤坂駅及び赤坂見附駅徒歩6分、永田町駅徒歩8分の11階建総戸数19戸のマンションです。

赤坂4丁目の丹後坂の少し西側、坂上に位置する物件ですね。
このエリアの物件はフォレセーヌ赤坂丹後町しかり、ジオ赤坂丹後町しかりでマンション名に「丹後町」とつくのが慣例になっていたのですが、ここは「翠嶺」となっています。
このご時世らしくさらなる高価格帯なることを意識したネーミングという感じなのでしょうか。

この「丹後町」界隈の物件はフォレセーヌ赤坂丹後町こそフォレセーヌシリーズらしい150~200㎡程度のお部屋が中心となった総戸数20戸になっていたのでそこそこのスケールがありましたが、それ以外はコンパクト寄りの総戸数20~30戸程度というものが多くここも例外ではありません。

ここは総戸数19戸ということで直近のジオの23戸、サンウッド赤坂丹後町の21戸よりも総戸数的にさらに少なくはなるのですが、ジオやサンウッドの平均専有面積が50㎡台だったのに対してこちらは71㎡と66㎡の2プランになっており(いずれも2LDK)、このご時世にしてはゆとりあるプランニングになっている点は1つのポイントになるでしょう。

都心部では少なくない50㎡台中盤の2LDKと比べると価格のグロスはかなり異なってくるわけで、そういう意味で共用部等でもさらなる高級感を演出するのが必須と言えるでしょう。
物件のネーミングまで変える必要があったかどうかは定かではありませんが…。

公式ホームページ
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お部屋は71㎡の2LDK、南角住戸です。南東側隣接地(坂下の地で、当物件の敷地との標高差は10m程度ある)ではまもなく9階建のマンションが完成するのですが、当住戸はそれや南西側のビルも越える高さにあるので日照だけでなく視界面でも魅力の高いポジションになります。

間取りとしては、1フロア2戸の小規模物件ゆえか柱への配慮が全くと言っていいほどなされておらず東西南北にガッツリ食い込んでいるのが残念ですが、デザインに拘ったと思われる南面の外観上の凹凸を減らすためにこのような設計が都合が良かったというのも多少はあるのかもしれません。

当物件の柱の食い込みの目立つ設計はやはり超高額だったプレミスト六番町にそっくりですね…。プレミストシリーズは超高額になるとこういう設計になるんかいな…。

柱が食い込んでいることで窓際天井部の梁幅(下り天井)も気にはなりますが、南東面のワイドな連続サッシは視界抜けも得られるこの上層階住戸にとってはかなり魅力的なものと言って良いでしょう。

洗面所から出てきたところが玄関から見えてしまうような位置関係なのでプライバシー面で優れているとは言えませんが、角住戸としては良好な玄関位置に出来たことで、廊下が短めながらも玄関周りに広がりを生み出すことが出来ているのも良い点でしょう。

框のないフラットな設計ですし、高額物件らしい素敵な玄関です。

坪単価は720万円。両面共に近い距離で視界を塞がれてしまう低層階は坪単価500万円台後半ということで上下階の差は小さくはありません。しかしながら両面共に接道していないポジションなので、低層階住戸にとっての前建の影響は非常に大きいですし、この条件ならば低層階はむしろもっとこなれていても良かったとさえ思うのも確かです。

また、この上層階住戸は先日取り上げた貴重な元赤坂アドレスのジオ元赤坂の条件の良いポジションのお部屋よりも高いぐらいの水準になっているので、全体的にやや強気な印象になりますね。

前述のように共用部などに価格(グロス)なりの高級感を演出するのが必然となった物件で、そういったことも考慮されてのお値段ではあるのでしょうが…。

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