プレミスト赤坂翠嶺【専有面積(価格)なりのグレード感のある共用部】2階66㎡9,990万円(坪単価502万円)

続けて、プレミスト赤坂翠嶺。

設計は陣設計、施工は日本国土開発、そしてデザイン監修はデザインファーム合同会社になります。

デザインファーム合同会社はプレミスト九段プレミスト白金台などの高額プレミストシリーズに加え、パークコート千代田駿河台ヒルトップなんかも手掛けた実績があり、ここの共用部はデザイン的にもスケール的にも高いパフォーマンスを実現出来ていると思います。

総戸数19戸、敷地面積約450㎡というスケールながらしっかりとした前庭とつづら折りの奥行のあるエントランスアプローチ、そしてエントランスラウンジから見える金明孟宗竹の庭もしっかりとした大きさを確保しており、この地・価格帯に恥じない豊かさを感じることが出来ます。

「玄関土間」をイメージしたというエントランスは素材感のある斜め壁・光壁が良い雰囲気を醸し出していますし、エントランスホールとエントランスラウンジの間に設けられたロートアイアン格子など随所にセンスの良さを感じることの出来る物件です。

設計を担当している陣設計も非常に実績豊富な会社で、設計とデザインは切っても切り離せないものですので、そのあたりの相乗効果的なものもあるのかもしれませんね。

前回のプレミスト赤坂翠嶺

公式ホームページ
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お部屋は66㎡の2LDK、東角住戸です。南東隣接地はこちらよりも10m程度標高が低い土地とは言え、9階建ですので、低層階での圧迫感は少なくありません。
また、北東側も接道していないので前建の影響が大きいポジションで、この向きながら日照は望み薄です。

間取りとしては、先ほどのプランよりは小さくはなりますが、2LDKでこの面積ならばかなりのゆとりを感じることが出来るでしょう。
そして、外観イメージから分かるように当プランはクランク形の連続FIXサッシが施されており、そこが最大のポイントになるのは間違いないでしょうね。
注:南東~北東にかけてバルコニーのようになっている部分は1階の屋根部分でバルコニーではありません。

前述のように南東側は前建の影響の強いポジションになりますので、前建が被ってくる中低層階にまでこのようなFIXサッシを施す必要があったのか微妙な印象ではあるのですが、クランク形状であることで北東側(ベッドルームの話)だけカーテンを開けるというのも選択肢の1つですし、LDの南東側開口部はベッドルームの陰のようにもなりますので、案外使えるのではないでしょうか。

むろん、前建を越える上層階住戸ならばベッドルームの引き戸を開け放つことで開放感抜群眺望をワイドな連続サッシの先に望むことが出来ますし、角住戸なりのインパクトを感じることが出来るプランです。

柱の食い込みは前回の記事で言及した通りでこの価格帯の物件にとって相応しいものではありませんが、角住戸にしては廊下を短く出来た物件ですし、玄関正面にニッチカウンターが施されているあたりも高額物件らしくて良いですね。

坪単価は502万円。低層階はかなり囲まれ感のあるポジションで、それ相応の水準になっていると思います。けして安い水準ではありませんが、小規模ながら共用部・専有部共にかなりグレード感を追求した物件ですし、このご時世として違和感はないでしょう。

当物件は71㎡とこの66㎡の2プランで、いずれも2LDKとしては面積が大きいのでグロスの嵩みは気になる点の1つではありますが、このような超都心立地ならばこういったラグジュアリーな2LDKを望んでいる方も少なくないはずで、高級感を意識した物件コンセプトとプラン(価格)がマッチしている部分は少なくないでしょう。
※共用部等に特段高級感がないのにこういった優雅な2LDKをプランニングするのはミスマッチ。

設備仕様面は、少戸数ながらディスポーザーがついていますし、食洗機、トイレ手洗いカウンター、ビルトインエアコン、キッチンと主寝室まで床暖房完備と充実しています。
浴室周りにも天然石が用いられていますし、トイレ手洗いボウルが信楽焼なあたりも素敵ですね。

管理費は682円/㎡。かなりの小規模ながらディスポーザー付、かつ、内廊下設計ですし、おまけに各階ゴミ置場まで用意されているのでこのような水準になるのも致し方なしという感じでしょうか…。

前述のように共用部のグレード感と専有部の大きさ(価格帯)はマッチしているとは思いますが、一方で、このような価格帯で駐車場がない(来客用1台のみ)のはやはりミスマッチですね。
中途半端に設けたところでどうせ借りられない人が出てくるでしょうし、五十歩百歩なのかもしれませんが…。

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