ルネ本厚木【順梁2.15ハイサッシ×玄関窓】2階76㎡4,218万円(坪単価183万円)

続けて、ルネ本厚木。

設計・施工は長谷工で直床です。
直床は残念ではありますが、価格帯的にも仕方のないところですし、扁平梁を採用したことによる凹凸の少ない天井と順梁ながら2.15mのハイサッシを採用出来ているあたりはとても魅力的ですね。

前回の記事で述べたように角住戸はコーナー部分の設計にかなり力を入れているので、下手なタワマンの角住戸よりも開放感の高いものと出来ていますし、全戸の玄関に開口部を設けた設計も非常に素晴らしいものと言えます。

開口部を重視した設計のため外観上も透明感が高まっていますし、バルコニー手摺周りや基壇部などを中心として全体が単調なデザインになることを回避した細かなカラースキームを用いているので、外観もこの価格帯の物件にしては珍しいほど高級感のあるものに仕上がっているように思います。

いわゆる15階建の板状マンションという形態にはなるのでそういう点での高級感があるとは言えないのですが、イトーヨーカドーを北側に配置したことでこのような東西に長い全戸を無理なく南向きと出来る建物形状になっているわけですし、ある意味お手本のようなマンションということになるでしょうね。

単体の敷地でこのような向き・形状のものは非常に稀で、イトーヨーカドーとの複合開発だからこそ生まれた物件とも言えるでしょう。

共用施設は、特別珍しいものはありませんが、カフェラウンジ、パーティルーム、キッズスペース、パパママラウンジ、ゲストルーム、ランドリーなど総戸数222戸の物件なりに充実しており、198円/㎡の管理費とのバランスも悪くないでしょう。
外廊下ですが、むろんディスポーザーがついてのものになります。

前回のルネ本厚木

公式ホームページ
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お部屋は76㎡の4LDK、南向き中住戸です。低層階なので視界抜けこそ得られませんが、南側は低層のアパートや戸建になっていますし、接道もしているので、日照抜群で圧迫感などもない良好なポジションになります。
北側(外廊下側)はイトーヨーカドーの建物になりますので、中層以下のお部屋はそちら側からの採光には難がありますが、そもそもそちら側に建物があろうとなかろうと共用廊下側のお部屋は日中でも電気を付けねばならないのが普通ですし、特段マイナス材料にはならないでしょう。

間取りとしては、中住戸ながら4LDKが採用されたノン田の字プランになります。
当物件は、全戸南向きの板状マンションなので田の字3LDKが主にはなるのですが、「ウゴクロ」が採用されたプランもありますし、このようなクランクイン設計の4LDKも採用するなど、板状マンションなりにプランバリエーションを豊富にしているあたりも当物件の1つの特長と言うことになってくるでしょうね。

76㎡の4LDKなのでいわゆる狭小感があるのは否定しませんが、それでもLDは11畳確保出来ていますし(先ほどのプランほどではありませんが入口付近のデッドスペースに注意)、収納も違和感のないレベルで確保出来ているのが凄いですね。

キッチンもL字型で3.6畳という豊かな空間と出来ていますし、LDに3枚サッシ、キッチンにも窓を施すことが出来ているあたりも上手だと思います。

4LDKですので洋室3のような行灯部屋が生じていることの違和感もないですし、LD周りを重視したい(寝室は寝るだけなので大概のことは気にしない)方にとってはかなり魅力のあるプランではないでしょうか。

4LDKということはある程度の人数のご家族を想定していると思うので、洗面所はノンリビングインが望ましかったようには思いますが、玄関下足スペースもしっかりとした大きさがありますし、バランスの取れたプランだと思います。

坪単価は183万円。中住戸の中では大き目のプランなのでグロスは嵩んでいる方ですが、中住戸の大半は70㎡前後の3LDKであり、このご時世においてはやはり4LDK自体が貴重、かつ、4LDKにしてはグロスが抑えられているということもあり、単価は3LDKよりも幾分高くなっているようです。

ただ、誤差の範囲内でしかなく、後発物件にも4LDKはそんなにないはずなので、このぐらいのご予算で4LDKをお探しの方にとっては魅力ある物件ということになってくるのではないでしょうか。
むしろ4LDKにとってのライバルはマンションよりも周辺の戸建かもしれませんね。
本厚木に限らずどこのエリアでもそうですが、戸建はマンションほど値上がりしていませんので…。

設備仕様面は、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターなど高級感のあるものは見当たりませんが、単価的には当然というところですし、ディスポーザー、食洗機に加えキッチンバックカウンターが標準装備されているのは魅力ですね。

駐車場は全129台で、昇降型の一般的な機械式とタワー型機械式の併用になります。
住棟の背後、L字型になった敷地北西部にあり、イトーヨーカドーとの複合開発だからこそ実現した無駄のないポジションになります。

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