パークホームズ浦和常盤ステーションプレミア【キーワードは「そぎ落とし?」】2階70㎡5,388万円(坪単価253万円)

続けて、パークホームズ浦和常盤ステーションプレミア。

設計・施工は長谷工で直床です。

デザイン面は「虚飾をそぎ落とし、シンプルなラインで構成することで品のあるレジデンスを~」と書かれており、実際かなりシンプルです。

低層・中層・高層とでガラス手摺の透過度を変えることでガラス面がより印象的な設えにはなっていますし、シンプルであることももちろん悪いことではないのですが外壁の多くを占めるアースカラーのタイルは長谷工設計・施工の物件で頻繁に採用されている非常に一般的なものという印象ですし、基壇部を除いた中上層部にもう少し「ポイント的な何か」があって欲しかったですね。

バルコニー床の側面までガラス手摺が覆いかぶさるようなデザインにするだけでも大分印象は違ったでしょう…。
※こういった価格帯の物件ではほとんど採用されない設計ではありますが…。

空地率は約63%と非常に高く出来ているのですが、空地の大半は21台の平置駐車場になっており、エントランス周りには豊かな空地の恩恵が感じられません。エントランスホールはかなり重厚な雰囲気ですし、広がりのある素敵な空間になっていますが、そこと豊かな空地の連動が図れているとさらに魅力的だったでしょうね。

前回のパークホームズ浦和常盤ステーションプレミア

公式ホームページ
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お部屋は70㎡の3LDK、南向き中住戸です。南側は接道していませんが、前建は2階建になりますので、日照は得ることが出来、圧迫感もないでしょう。

間取りとしては、やはりギリギリ70㎡台に乗せた感じの田の字プランで、先ほどのプラン同様に共用廊下側の柱の食い込みが気にならないと言えば嘘になるものです。

また、玄関と洋室2を共用廊下から気持ちセットバックすることが出来てはいるので、玄関扉を開けても共用廊下の人の往来を邪魔することはありませんが、玄関前のアルコーブスペースとしては十分とは言えませんね。

ただ、一方で南面の連窓サッシには見どころがあります。
洋室3は方立ての小さなウォールドアになっているので、開け放つことで空間的な広がりが得られますし、LD側だけでも3枚分の幅のある連窓サッシは開放感があって良いですね。

坪単価は253万円。最下階でも250万円を超えており、前回の記事で書いたように貴重な駅徒歩3分であることを武器にやや強気な設定がなされていると感じます。

2階は3階に比べ視界面で明らかに劣りますし、2階だけでももう少しパンダ感のあるお値段設定になっていてもおかしくなかったのかなと。

設備仕様面は、フィオレストーンのキッチン天板、食洗機、トイレ手洗いカウンターなどはついていますが、「総戸数56戸で最低でも70㎡を確保した全戸ファミリータイプ物件」ならばディスポーザーはあって欲しかったですし、浴室照明がダウンライトではなくブラケットタイプになっているあたりからしてもコストダウンを感じずにはいられません。

駐車場は前述のように全21台で全て平置になります。近年の駅近物件にしては多めの台数が確保されていますし、空地を費やすことで実現出来た全台平置というのは魅力の1つになるでしょう。

管理費は190円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしということで200円/㎡未満に出来ているようです。三井不動産の物件は管理費が高く感じるものも多いですが、当物件はデザインだけでなくコストがかかるものも「そぎ落とした」ことでランニングコストを抑えることが出来ているようです。

この地ならばデザインもランニングももう少しコストをかけた物件が相応しかった印象がありますが、このパフォーマンスでもこの価格になってしまうのですからそれを望むのは酷だったということでしょうか。

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