リビオレゾン上野【豊かな空地と南條デザイン】3階34㎡3,868万円(坪単価377万円)
続けて、リビオレゾン上野。
設計・施工は山田建設です。
先日紹介したばかりのリビオ日本橋鞍掛ザ・レジデンスは高価格帯のわりには一般的なデザインでしたし、もともとリビオシリーズはデザイン面にそれほど力を入れるデベロッパーではないのでそれほど期待していませんでした。
しかしながら、当物件は南西北の三方角地という立地特性を活かした敷地西側の空地にかなりの豊かさを感じることが出来ますし、その空地に面した基壇部の天然石と大判タイルのデザインがお見事だな…と思ったらデザイナーはかの南條洋雄氏でした。
南條氏×新日鉄(リビオ)の組み合わせはお目にかかった記憶がなく、南條氏を起用したことで明らかにこれまでのリビオとは異なるものになっていますね。
分譲中のリビオレゾン板橋本町ステーションサイドもリビオシリーズとしてはかなりデザインに力を入れていた印象があったのですが、今後はこういったリビオが増えていくのでしょうか。
そうであればとても楽しみですね。
前回のリビオレゾン上野。
公式ホームページ
![IMG_3859[1]](https://blog-imgs-124.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/2018120608272245e.jpg)
お部屋は34㎡の1LDK、西向き中住戸です。低層階ですので視界は当然妨げられますし、日照もほとんど期待出来ませんが、西側は接道していますし、前建も5階建程度の高さなので圧迫感がないのは良いですね。
間取りとしては、物件内で最も小さなものになります。一般的には1LDKの中でも小ぶりなものになりますが、上野駅徒歩4分という立地を考えれば何ら違和感のないもので、むろんお値段次第ではあるのですが投資(半住半投)として検討される方もいらっしゃるかもしれませんね。
ただ、間取りは少々難があります。
三方角地ながら全戸西向き(角住戸除く)という設計で、特に面積の小さなこういった中住戸はスパンが確保しづらくなっています。
柱位置にもう少し配慮があればこのスパンでも良かったのかもしれませんが、柱が思い切りこちらのプラン側あるので、洋室の開口部がかなり小さくなってしまっていますね。
LDがかなり細長くなってしまったことで洋室のウォールドアを開いても空間的な広がりはそれほどではありませんし、奥行(玄関からバルコニーまでの距離)が出てしまったことでこの面積帯にしては廊下がけして短くないのもちょっと残念です。
坪単価は377万円。先ほどの上層階南西角住戸と大差ない水準でコンパクトなプランなりの高単価になっています。上に行くと400万円前後の水準になっており、その辺と比べればまだこなれてはいますし、昨今の相場からすれば特に違和感はないのですが、リビオシリーズは相場よりもこなれたお値段設定になっている物件もわりとあるのでそういう意味ではちょっと残念ですね。
デザイン性を高めたことでどの程度コストが上乗せされたかは定かではありませんが(デザイン性を高めるためには高い材料を使えばいいってものではないので、必ずしもコストに直結するものではありません)、この高いデザインパフォーマンスでお値段を目に優しい水準に出来ていたらかなり魅力的だったでしょうね。
設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーはありませんし、食洗機も中層階以上の60~70㎡台の3プランのみにしかありませんが、ミストサウナ、トイレ手洗い器はついていますし、キッチンのデュポン社製の人造天板なども悪くありません。
管理費は326円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしですが、スケールに欠ける物件なのでそこそこの水準になっています。
駐車場は2台ですが、身障者用と管理用のみです。
設計・施工は山田建設です。
先日紹介したばかりのリビオ日本橋鞍掛ザ・レジデンスは高価格帯のわりには一般的なデザインでしたし、もともとリビオシリーズはデザイン面にそれほど力を入れるデベロッパーではないのでそれほど期待していませんでした。
しかしながら、当物件は南西北の三方角地という立地特性を活かした敷地西側の空地にかなりの豊かさを感じることが出来ますし、その空地に面した基壇部の天然石と大判タイルのデザインがお見事だな…と思ったらデザイナーはかの南條洋雄氏でした。
南條氏×新日鉄(リビオ)の組み合わせはお目にかかった記憶がなく、南條氏を起用したことで明らかにこれまでのリビオとは異なるものになっていますね。
分譲中のリビオレゾン板橋本町ステーションサイドもリビオシリーズとしてはかなりデザインに力を入れていた印象があったのですが、今後はこういったリビオが増えていくのでしょうか。
そうであればとても楽しみですね。
前回のリビオレゾン上野。
公式ホームページ
![IMG_3859[1]](https://blog-imgs-124.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/2018120608272245e.jpg)
お部屋は34㎡の1LDK、西向き中住戸です。低層階ですので視界は当然妨げられますし、日照もほとんど期待出来ませんが、西側は接道していますし、前建も5階建程度の高さなので圧迫感がないのは良いですね。
間取りとしては、物件内で最も小さなものになります。一般的には1LDKの中でも小ぶりなものになりますが、上野駅徒歩4分という立地を考えれば何ら違和感のないもので、むろんお値段次第ではあるのですが投資(半住半投)として検討される方もいらっしゃるかもしれませんね。
ただ、間取りは少々難があります。
三方角地ながら全戸西向き(角住戸除く)という設計で、特に面積の小さなこういった中住戸はスパンが確保しづらくなっています。
柱位置にもう少し配慮があればこのスパンでも良かったのかもしれませんが、柱が思い切りこちらのプラン側あるので、洋室の開口部がかなり小さくなってしまっていますね。
LDがかなり細長くなってしまったことで洋室のウォールドアを開いても空間的な広がりはそれほどではありませんし、奥行(玄関からバルコニーまでの距離)が出てしまったことでこの面積帯にしては廊下がけして短くないのもちょっと残念です。
坪単価は377万円。先ほどの上層階南西角住戸と大差ない水準でコンパクトなプランなりの高単価になっています。上に行くと400万円前後の水準になっており、その辺と比べればまだこなれてはいますし、昨今の相場からすれば特に違和感はないのですが、リビオシリーズは相場よりもこなれたお値段設定になっている物件もわりとあるのでそういう意味ではちょっと残念ですね。
デザイン性を高めたことでどの程度コストが上乗せされたかは定かではありませんが(デザイン性を高めるためには高い材料を使えばいいってものではないので、必ずしもコストに直結するものではありません)、この高いデザインパフォーマンスでお値段を目に優しい水準に出来ていたらかなり魅力的だったでしょうね。
設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーはありませんし、食洗機も中層階以上の60~70㎡台の3プランのみにしかありませんが、ミストサウナ、トイレ手洗い器はついていますし、キッチンのデュポン社製の人造天板なども悪くありません。
管理費は326円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしですが、スケールに欠ける物件なのでそこそこの水準になっています。
駐車場は2台ですが、身障者用と管理用のみです。