クレヴィア渋谷初台【斜に構えた秀逸なエントランス】40㎡4,900万円台(予定)(坪単価400万円)

続けて、クレヴィア渋谷初台。

設計・施工は松尾工務店、デザイン監修はインテンショナリーズです。

インテンショナリーズはクレヴィア御茶ノ水に続き当ブログでは2度目の登場になりますが、その中でも書いたように渋谷ヒカリエなどでも実績もある会社で、クレヴィア御茶ノ水が想像を超える高いデザイン性を実現していたように当物件でもその力を存分に発揮しています。

当物件は前回の記事で言及したように約160%という低い指定容積率が影響し、20~50㎡台が少なくない総戸数25戸というかなりの小規模物件になってしまっているのですが、そのようなスケール上の制約がある中でも一石を投じた感のあるエントランス周りは必見でしょう。

斜に構え二方からの動線を確保したエントランスはその形状自体もかなり存在感を放っていますが、間接照明使い(足元及び天井)も秀逸で、品良く纏めつつも高級感と重厚感を演出することが出来ているように思います。

また、建物の北東中央部にあえてスリット(吹抜)を設けたことで外観に動きを出すことが出来ていますし、小規模物件とは思えない工夫が盛り込まれた物件と言えます。

近隣のピアース初台センティアが非常にデザイン性に富んだ物件だったのでその影響が多少なりともあるのかもしれませんね。

先ほどの最上階住戸はグロスで13,000万円超とかなり高額ではありますが、この共用面のパフォーマンスならば違和感ないでしょう(最大でも60㎡程度のプランニングにしていたら共用部にこんなに力を入れる必要もなかったわけで、当物件は70~80㎡の高グロス住戸があるがゆえのデザインを意識していることは間違いないと思います)。

一方、外廊下なのは少し残念ですし、最上階だけでも内廊下にするという選択肢もなくはなかったのかなとは思いますが、最上階は1戸だけですのでそこまでしてしまうと流石にちょっとやり過ぎなのでしょうね。

前回のクレヴィア渋谷初台

公式ホームページ
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お部屋は40㎡の1LDK、西角住戸です。低層階なので視界抜けこそありませんが、いずれの方角も高い建物ではなく、南西からは日照も得られるでしょう。

間取りとしては、ギリギリ40㎡に乗せたというところですが、こういった都心立地であればベストな大きさという印象がありますし、LDKの12.5畳、洋室の4.6畳も40㎡の1LDKとしては大きなものです。

玄関廊下はこの面積帯としては特別コンパクトな印象はありませんので、洗面浴室や収納を節約することにより達成した豊かな居室畳数ということになるでしょう。

したがって「求めるもの次第」で評価の分かれるプランということになるでしょうし、柱の食い込みも少々気にはなりますが、収納は家具などで増やすことが出来ても、居室畳数を広げることは簡単ではありませんので、魅力は少なくないと思いますね。

なお、洋室の引き戸は扉三枚分まで大きく開け放てるウォールドアのようなものになっていると良かったですね。

坪単価は予定価格で約400万円。上述のように最大でも60㎡程度のコンパクトレジデンスにしてしまい「共用部に手を抜いた上でのこの単価」だと高く感じますが、億超え住戸にとっても違和感のない共用部を心掛けた物件ですので、この単価はこのご時世なりに悪くないものという印象です。

前回の記事で書いたように初台駅徒歩5分圏内では非常に稀な落ち着きある立地条件にあり、「ファミリータイプの方がより活きてくる立地」と言えなくともないのですが、コンパクトなタイプほど単価が高くなるのが常ですし、この大きさでこの単価はこなれている方でしょう。

設備仕様面は、小規模なためディスポーザーはありませんが、食洗機、フィオレストーンの水回り天板、トイレ手洗いカウンターなど(一部1Kタイプ除く)、違和感のないものになっています。
立派な単価帯の物件ですのでファミリータイプ中心の総戸数25戸ならばディスポーザーがついていて欲しかったですが、コンパクトプラン中心ですので仕方のないところでしょうね。

管理費は370円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしですので割高感が強いですが、スケールメリットが得られないこのスケールならばやむなしでしょう。

駐車場は全3台でいずれも平置になります。

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