ブリリア亀戸【ここまで絞るとやっぱり単価が…】6階36㎡3,668万円(坪単価339万円)

続けて、ブリリア亀戸。

設計は陣設計、施工は奈良建設です。

東京建物は2000年代中盤までは「ブリリア○○id」という30~50㎡台中心のブランドを使っていましたが、それ以降は特にブランドを分けておらず、時たまこういったコンパクト、かつ、小規模な物件を供給しますね。
近年だとブリリア上野ザ・レジデンスブリリア東中野ステーションフロントなどがそういった物件になると思います。

ここ1~2年は、「ライオンズ○○ミレス」ブランドを使っている大京や「クリオラベルヴィ」の明和地所などが都心から少し離れたエリアでこういったコンパクト目の物件を頻繁に供給しているのが印象的で、土地価格や建築費の高騰(要するに「原価」ってことね)が原因で「ファミリータイプでは採算が難しいエリアにおいては単価が高めに設定できるコンパクトの供給で凌ぐ」という戦略を大々的に取っているデベロッパーも少なくないのですが、東京建物の場合は、こういったコンパクト物件に対して積極的な印象はないですね。

上野も東中野も駅近物件で、コンパクト目のプランニングがシックリくる印象ですし、ファミリータイプ中心の物件と同じブランドを使用している以上、あまりにコンパクト物件ばかりを供給してしまったらブランド力が低下するおそれもあるでしょう。

当物件も駅近を最大の売りとした物件になってくると思いますし、総戸数49戸の小ぶりな物件になりますのでデザイン面での見所は少ないのですが、内廊下設計が採用されていますし、エントランス周りは陣設計らしさを感じることの出来るシックな設えになっている点にも好感が持てますね。

前回のブリリア亀戸

公式ホームページ
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お部屋は、36㎡の1LDK、西向き中住戸です。西側道路の向かいは6階建のマンションなので視界は抜けず、お見合い的な感じになってしまいますが、圧迫感のあるレベルではないでしょう。

間取りとしては、30㎡台中盤のかなりコンパクト目の1LDKになります。
当物件の1LDKはもう1プランも同じぐらいの大きさで、少しでも単価を上げたいデベロッパーの思惑を感じずにはいられません。

40㎡に乗せた一般的な1LDKだとこの単価で捌くのは困難なはずで、販売上(採算上)の都合を強く考慮したプランニングであるのは間違いないでしょう。

ただ、この面積帯ながらスパンがしっかりと確保されているのは好感が持てますし、スパンが確保出来たことで奥行(玄関からバルコニーまでの距離)を短めに出来ているので玄関廊下がコンパクトな設計と出来ているのも悪くないですね。

柱の食い込みがわりとみられるのが残念ですし、9.3畳という大きさでキッチンをオープンタイプにしていることでLD(「ダイニング」の方がしっくりくる…)にかなり手狭感があるのが気になります。

なお、LDの開口部が南西方向からの採光が得やすいちょっとしたL字サッシになっているのは魅力ですね。

坪単価は339万円。このような面積帯であることを考えればベラボーに高いとまでは思いませんが、視界抜けが得られないプランでもこの単価というのはなかなかですね…。

設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーはありませんが、食洗機やミストサウナはついています。単価的に水回りの天然石天板仕様がないのは仕方ないと思いますが、トイレ手洗いカウンターぐらいはあって欲しかったですね。

管理費は409円/㎡。ディスポーザーはありませんが、内廊下設計ということが影響してかかなり高額な水準です。
30㎡台ならばそこまで負担感はありませんが、50㎡超のお部屋ともなるとグロス的に結構なインパクトがありますね。

駐車場は身障者用を含む全3台でいずれも平置になります。

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