2018年12月の首都圏マンション発売戸数

不動産経済研究所の発表によると12月の首都圏のマンション販売は、
発売戸数7,462戸(前年同月比15.2%増)
1戸あたり価格5,896万円(前年同月比2.0%減)
契約率49.4%(前年同月比23.1ポイントダウン)
とのことです。

えー、、、、

確かに先月の数字からも明らかなように市況は冷え込んでいるのは間違いないのですが、まさかここまでとは…。
契約率の50%割れなんてちょっと記憶になかったのですが、1991年8月以来のことなのですねー。

先月の記事では…
「主な第1期としては、それら超高額な2物件(パークコート渋谷ザ・タワーザ・コート神宮外苑のこと)の他、プラウドシティ日吉ブランズタワー大船ザ・パークハウスオイコス鎌倉大船プラウドシティ東雲キャナルマークスパークホームズ横浜本郷台リバーサイドヴィラなどの大規模物件が目白押しなので契約率がどんなものになるのか要チェックですね。
契約率が下がることを嫌い販売戸数が大きく減っていたり、契約率が65%に達しないような状況であればそれはもう限界なのではないかと思うわけで、仮にそういった状況になるようであればデベロッパーには「明確な価格調整段階」に入っていただきたいなと思う次第です。」

と書いている通りで、これはもう限界でしょう。デベロッパー様、思い切ってセールしませんか(笑)

「発売」したお部屋のみで潜在在庫(いつでも売ることは可能だが、要望書が入っていないため売り出していないお部屋)がカウントされていない中での在庫数も空前の9,552戸にまで増えていますし、これはなかなか厳しい状況ですね。
(こんな状況下においてもシティタワー所沢クラッシィなどをKYな価格で分譲する住友不動産ってやっぱり凄いと思う…。)

ちなみに、地域別の契約率を見てみると軒並み40%前後と全体よりも低い数字が並んでおり神奈川県の65.5%だけが唯一45%超えです…。プラウドシティ日吉やブランズタワー大船の第1期が引っ張った結果でしょう。

また、平均価格も低調ですね。
パークコート渋谷ザ・タワーとザ・コート神宮外苑の第1期があったので「億超え住戸は305戸」と普段の月に比べれば大分多くはなっているのですが、12月は全体で11月の倍以上の戸数が供給されているようにそれらがあっても平均単価は伸びていません。

億ション比率は約4.1%で、前月・前々月の5%超よりも低くなっており、それらの影響が全体の数字ではほぼ消されてしまっている状況ですね。逆に言うとそれらがなかったら平均価格はかなり下がっていたと思われます…。
ひと頃からするとこなれたお値段に感じる物件もなくはないのですが、大規模でもディスポーザーを導入していなかったり、坪単価200万円台中盤~後半で直床を採用していたりとコストダウンの結果でしかない物件も少なくないのでお客さんにはあまり響かないのでしょうね…。

なお、1月は例年よりも多めの戸数が見込まれているようです。
こんだけ在庫が溜まっているのにそんなに発売できるとは思えないのですが果たして…。

主な供給としてはシントシティ(第1期350戸)、シティタワー武蔵小山、プラウド恵比寿ヒルサイドガーデンあたりでしょうか。

2 Comments

マサ  

衝撃の契約率

モモレジさん、こんばんは。すごい契約率が出てきましたね!私も限界かなと感じつつ一つ疑問があります。スミフのドゥトール、シティタワー銀座東、シティタワーズ東京ベイらが残り住戸を先着順にするという暴挙?に出たと聞きましたがこれらは契約率に関係しているのでしょうか?契約率の算定の数字がどう集計されているのか理解していないのですがご存知でしょうか?

2019/01/26 (Sat) 22:22 | REPLY |   
モモレジ

モモレジ  

Re: 衝撃の契約率

マサ様

コメント有難うございます。
あ~そう言えばなってましたね、先着順に…。通常多くの住戸が供給され全体数字に影響を与えるのは第一期の物件なのでそんな長期で殿様商売を続ける物件の存在など失念していました(笑)。

先着順での供給ももちろん集計されますので、今回の結果には700戸(シティテラス八千代緑が丘ブリーズコートなんかが先着順になったのも12月かな???他にもありますかね???)程度が含まれていると思われます。

ただ、それを加味しても契約率は55%に達しないくらいですし、最悪の結果であることに変わりはないでしょうね。
物件にもよりますが竣工のタイミングなどからすると実際に売れ残り(価格が高すぎる)なのは言うまでもないですしね…。

2019/01/28 (Mon) 12:28 | REPLY |   


Post a comment