三鷹の杜ザ・ハウス【住居系地域内、落ち着きある102戸】2階85㎡6,841万円(坪単価265万円)

三鷹の杜ザ・ハウス(井の頭公園の森継承プロジェクト)。

三鷹駅徒歩19分の5階建総戸数102戸のマンションです。
下連雀6丁目の駅距離のあるポジションですが、三鷹駅だけでなく吉祥寺駅へ向かうバス停が徒歩1~2分という距離にあるので、近隣のプラウドシティ吉祥寺同様にバス利用が苦でなければ悪くないポジションと言えるでしょう。

当物件は井の頭公園までは徒歩9分という距離感でしかも野球場などのある南端になりますので「井の頭公園の森継承プロジェクト」というアピールの仕方に少なからず違和感があるのですが、「時を超え愛され続けてきた井の頭公園の森を、さらにこの地で育まれた豊かな風土を、しっかりと継承する住まいを創りたい」という想いが込められたプロジェクトということになるようです。

敷地面積4,100㎡超のうち1,900㎡の空地を確保し、武蔵野の雑木林をイメージしたというエントランス前の空間は「井の頭公園の森継承プロジェクト」とまで言われると少々の物足りなさを感じたりもしますが、総戸数100戸程度の物件ではなかなか見ることの出来ないものであるのは確かでしょう。

また、敷地自体も連雀通りから1本入ったところにあり、第一種住居地域(敷地東側は第一種低層住居専用地域)なりの落ち着きを感じることが出来るのも良い材料になります。

なお、デベロッパーは新日鉄興和不動産と三菱地所レジデンスです。
新日鉄が主幹事となった物件なので「ザ・パークハウス」としてブランド感を出すわけにもいかないでしょうし、そのようなコンセプトを表現したネーミングは悪くありませんね。

公式ホームページ
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お部屋は85㎡の3LDK+モアトリエです。細い道路ではありますが、両面共に接道したポジションですし、いずれの前建も戸建になりますので2階でも日照的には何ら問題のないポジションです。東側は第一種低層住居専用地域なのでこの物件のような高さのあるものが将来的に立つこともありません。

間取りとしては、やはりモアトリエが最大のポイントになるでしょうか。
「MORE」+「アトリエ」の意味が込められたこの空間は住む方それぞれのライフスタイルに合わせて様々な使い方を想定しているようで、洋室1側からと廊下側の2WAY設計になっているのがポイントになります。

この角住戸プランはこのような位置にモアトリエがありますが、中住戸にはLDと洋室の2WAYになっていたりもするので、どこに「+αの空間」が必要かによって間取りを選ぶといいのかもしれませんね。

個人的にはイニシアシリーズやプラウド練馬光が丘公園などで採用されている玄関隣接の2WAY空間である土間系の方がアウトドア的な使い方が可能になるので良いような印象があるのですが、一方で3~4畳程度のコンパクトな空間でも用途次第ではきちんと1室として機能すると思っているので、面白い提案だとは思います(どうせなら窓も施して欲しかったとは思ってしまいますが…)。

なお、85㎡というわりと大きな面積がありながら玄関廊下はそれほど長くありませんので角住戸としては効率的な方になります。そして、収納率は17%弱と大き目の面積帯のプランであることを考慮しても充実している方になりますね(専有面積が大きいほど収納率が高くなるのが一般的)。

角住戸ながらLDが二面採光でないのはちょっと残念ですが、南面には幅広の連窓サッシに加え、方立ての小さなウォールドアが採用されているので洋室3をLDにつなげて使うことで非常に開放感の高い使い方も可能です。

坪単価は265万円。向きや階数によって印象が異なってくる部分もありますが、やはり基本的にはプラウドシティ吉祥寺に寄せた値付けになっています。

あちらのような突出したスケールやランドマーク性こそありませんが、連雀通りから内に入った住居系地域ならではの落ち着きのある物件で、こちらにはこちらのニーズがあるので近似したお値段設定になることに違和感はありません。

プラウドシティ吉祥寺はその記事内で言及しているように想定していたよりも若干強めの値付けでしたのでこちらももう少しこなれていて欲しかったという思いもあるにはありますが…。

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