プレシス元住吉プロスタイル【小規模ながらここも好デザイン】4階42㎡4,349万円(坪単価346万円)

続けて、プレシス元住吉プロスタイル。

設計は光和設計、施工は今井産業で、どちらもプレシスシリーズでお馴染みの会社になります。

当物件は前回の記事で言及したように「プロスタイル(プロポライフグループ)」がJVとして参画しているのでプロスタイル元住吉同様にフォワードスタイルが起用されているのかと思ったのですが、そういった点については確認出来ません。

ただ、エントランス周りに設けられた茶系の木目調の設えはフォワードスタイルっぽさも彷彿させますし、プロスタイル元住吉やサンクレイドル元住吉(こちらのデザインもフォワードスタイルによるもの)というベンチマークがあるがゆえにデザイン的に抜かりない仕上がりになっていると感じる物件ですね。

なお、昨今のプレシスの記事で頻繁に申し上げている通り、ここ最近のプレシスはデザインに力を入れるケースが増えてきており、当物件の打放しに加え縦のラインを強調した外観デザインはプレシス武蔵野中央などと同様にやっぱり住友不動産物件との類似性を感じます。
今後の動向にも注目ですね…。

前回のプレシス元住吉プロスタイル

公式ホームページ
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お部屋は42㎡の1LDK、東向き中住戸です。前回の記事でも書いたように東方向は戸建中心の低層住宅街が広がっているのでこの中層階でも視界抜けが出てくる良好なポジションになります。

外廊下なので西側は綱島街道に面しており落ち着いた環境とまでは言えませんが、駅徒歩5分の物件ですしこういった面積帯のニーズは少なくないでしょう。

「55㎡の3LDK」がある物件内に「42㎡1LDK」があるというのはまぁ珍しいわけで(そもそも55㎡の3LDKのある物件が少ないですけど…)、プレシスだったらこの面積の2LDKになっていてもおかしくなかったとすら思いますが、1LDKになっているのはスパン上の問題なのでしょうね。

当物件は全戸綱島街道に背を向けた東向きの設計で、しかも少し南東向きに傾けた配棟になっているため、各戸のスパンは十分とは言えません。

そのため当プランはかなり細長いプランになってしまっているものの、玄関が共用廊下から随分と凹んだ位置にあるのがとても素晴らしい点でしょうね。

仮に玄関が共用廊下沿いのもっと西側に位置していたとしたならば、そこからLDまでを廊下でつなぐ必要があるので廊下がかなり長くなってしまうのが普通なのです。当プランは玄関をこの位置にしたことで玄関周りのプライバシー面を非常に良いものに出来ていますし、玄関から廊下にかけて広がりのある空間を実現出来ている点もとっても魅力的だと思いますね。

ゆとりのない「55㎡の3LDK」とは対照的な「ゆとりの1LDK」ですね。

坪単価は346万円。駅力の差こそあれど武蔵小杉エリアではクリオラベルヴィ武蔵小杉カルムなどを初めとしてコンパクトプランがすんごい単価設定で分譲されているぐらいですし、グロスの嵩まない40㎡台ならばこのような単価水準となることに違和感はないでしょう。

ただ、当物件の場合、「50㎡台の3LDK低層階は5,000万円ほど」ですので、1LDKと3LDKのグロス差が500万円ほどしかない(当プランの上層階は4,500万円超)というのは若干違和感がありますね。

視界面での差があるとはいえ、この価格設定だと1LDKよりも3LDKが欲しくなりません???それがデベロッパーの狙いなのかもしれませんが…。

設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーがないのは当然としても、水回りの天然石天板仕様はなく、浴室照明もダウンライトでなくブラケットタイプになるなど単価帯のわりにやや高級感に欠ける部分が見受けられます。ただ、食洗機とトイレ手洗いカウンターはついているので大きな違和感はないでしょう。
ちなみに、プロスタイル元住吉は天然無垢オーク材のフローリングを用いた内装にも拘りが窺えるものでしたが、このエリアに限らずそういったものが採用されるのは非常に稀なことです。

管理費は308円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしですのでスケールメリットの得られない小規模物件なりの高めの水準と言えるでしょう。

駐車場は全9台で身障者用を含む3台が平置、残りの6台が機械式になります。