サンクレイドル西日暮里Ⅲ【20㎡台の単価としては悪くないが…】3階28㎡3,940万円(坪単価458万円)

続けて、サンクレイドル西日暮里Ⅲ。

設計は光和設計、施工は小川建設です。
Ⅱの際にも述べたように、Ⅱ・Ⅲは同じ組み合わせなのですが、共通したデザインコードは採用されておらず、外観から受ける印象は大分異なります。

こちらⅢはブラウンを基調としたシックなデザインで、ホワイトのマリオンも良いアクセントになっているためⅡよりも存在感があるでしょう。
また、前回の記事で述べたように、敷地面積400㎡そこそこながら四方道路という非常に珍しいランドプランで、周囲も低層建物ばかりなのでスケール以上に目立つ物件になるはずです。

四方道路ゆえに敷地周囲に余裕があり、エントランス周りも近隣に開かれた設計のため空間的な広がりがあってよいと思います(プライバシー性を重視したい方には合いません)。

ただ、エントランスホールは20~50㎡台の総戸数29戸の小ぶりなスケールなりにこじんまりとしています。

前回のサンクレイドル西日暮里Ⅲ

公式ホームページ
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お部屋は28㎡の1DK、西向き中住戸です。西側道路の向かいは4階建の西日暮里ふれあい館なので視界は妨げられますが、それなりには日照を得ることが出来るでしょう。
ただ、見ての通りバルコニー周りをところどころ区切った設計(デザイン)なので南西方向からの日照・採光が得にくくなっているのはちょっと気になりますね(外観デザイン的には良いのでしょうが…)。

間取りは30㎡に満たない1DKですのでただでさえ1室1室は小さくなってしまうのですが、それに追い打ちをかけるような長い廊下が残念です。

DK内にも実質的な廊下部分が大きく混入しており、純粋なダイニングはかなり小さいですね。
また、窓際の梁(柱が食い込んでいることに伴い梁も食い込んでいます)の影響で窓際まで引き戸とすることが出来ていないのだと思いますが、DKと洋室が一体利用しにくい感じなのも残念な点でしょう。シンクの真後ろが洋室への扉(入口)というのもアレですし…。

坪単価は458万円。30㎡未満まで面積を絞った1DKとしては単価が抑えられており、西日暮里駅前では再開発が控えているため"数字上"は半住半投ニーズを生み出しやすい水準だと思います。
ただ、以下のように小規模ゆえの割高なランニングコストはネックですし、効率性の悪いプランを鑑みると坪単価は幾らか割り増しして考えるぐらいが相応でしょうね。

設備仕様面は、Ⅱ同様で当然ディスポーザーはありません。食洗機は50㎡台だけですし、このシリーズではお馴染みとはいえこの単価帯で床暖房がないのは疑問ですが、玄関電気錠や浴室フラットラインLED照明が備わっているのは悪くないでしょう。

管理費は449円/㎡。Ⅱとほぼ同じ水準でディスポーザーなしの外廊下としてはかなり高いです。スケールメリットに欠けることが影響しているとはいえ厳しい水準ですね。

駐車場は2台のみで平置になります。

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