ザ・パークハウス上野毛テラス【無垢フローリングと個性あるプラン】1階53㎡8,268万円(坪単価516万円)

続けて、ザ・パークハウス上野毛テラス。

設計・施工は木内建設、デザイン監修はスターテックで、昨年10月完成済の完成売りになります。

敷地の半分程度が第一種低層住居専用地域となった低層物件のため総戸数29戸と建物スケールは小さいものの、敷地面積は1,200㎡弱と小さくありません。
空地率は約37%と低いのですが、南西・北西の角地、かつ、道路沿いには緑を連続させることが出来ており、窮屈な印象はないですね。

デザインに関しては前回の記事でも述べたように、ちょっと大人しい?地味?古めかしい?という第一印象にはなるのですが、中には拘りを感じる部分もあります。

西側コーナー部のバルコニー手摺には有孔ブロックが採用されており、ぱっと見ではそこばかりに目が行ってしまうのですが、この部分だけはバルコニー内側がタイル貼になっており、そのタイルの質感も良い感じですね。
欲を言えばバルコニー内側全体がタイル貼になっていると良かったようには思いますが、そもそも5階建(第一種住居地域)と3階建(第一種低層住居専用地域)に分かれたフォルムの物件ですし、見る方向によって異なる印象を与えてくれる繊細さがあるのは悪くない点でしょう。

また、エントランスホールは非常にこじんまりとしているものの、その手前に風除室を兼ねたマスターゲートというスペースがあり、道路沿いの豊かな緑を望むことの出来る気持ちの良いアプローチになっているのもポイントの1つですね。

前回のザ・パークハウス上野毛テラス

公式ホームページ
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お部屋は53㎡の2LDK、南西向き中住戸です。駒沢通りから奥の方となる第一種低層住居専用地域側の南西向き住戸で、南西は道路の向かいに中町幼稚園の園庭(建物の無い部分)、南方向も一低専の低層住宅街という良好なポジションです。

間取りはやや小ぶりな2LDKで、当物件にはかなり多く見られる面積帯・部屋数のものになります。

この良好な南向きであれば、中住戸でも70㎡3LDKで良かったんじゃないの???という思いはやはり湧いてくるのですが、逆に言えばこういった正統派住宅街の落ち着き重視の50㎡台を探していた方にとってはまたとない感じのプランではあるでしょうね。

先ほどのタイプとは異なり連窓サッシの幅が少々物足りないところはあるのですが、スパン自体はしっかりとしており、テラスの幅も豊かなので専有面積以上の広がりや使い勝手が期待出来ます。
玄関框の形状からは少々苦しさを感じたりもするものの、効率性も高いですね。

一方、洋室2の引き戸はウォールドアなどのきれいに開け放てるタイプになっていると良かったでしょうか。

坪単価は516万円。最上階(3階)にはこのような以下のようなルーフテラス付のタイプがあり、586万円になります。
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バルコニーらせん階段アプローチはブリシアシリーズの十八番であり、欲を言えば屋内階段からアプローチ出来る設計だと良かったようには思いますが、一低専の低層住宅街を望む絶好のポジションのルーフテラスであることを鑑みると"プレミアム"としては若干小さいぐらいではないでしょうか。

設備仕様面は、小規模でもディスポーザーが備わっているあたりは流石ですし、食洗機、トイレ手洗いカウンター、クオーツストーン天板、スロップシンク、食器棚(キッチンバックカウンター)などそれ以外も単価帯なりに充実しています。
ただ、前回の記事で申し上げたように無垢フローリングを採用していることとの兼ね合い(※)もあり床暖房が付いていないのは残念ですね。無垢フローリングにどれだけ魅力を感じるかで評価が大きく変わってくる物件でしょう。
※無垢フローリングと床暖房の併用はフローリングの収縮原因となります。乾燥する冬場はフローリング感の隙間が大きくなり、合板を用いた一般的なシートフローリングですら問題になるケースもあります。

管理費は425円/㎡。小規模ながらディスポーザー×内廊下設計ですので高くなるのはやむなしです。ただ、驚いたことに「巡回管理(月2回)」とご丁寧に記載されており、人件費をかなり削減した上でなんとかこの水準まで抑えた感じになるようですね…。
このクラスの物件であれば「通勤」であって欲しいところですし、月2回って…。

駐車場は全7台で身障者用以外の6台が機械式になります。

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