パークホームズ浦和仲町プレイス【歪な敷地形状×フューチャリティによる個性豊かなデザイン】2階56㎡5,988万円(坪単価353万円)

続けて、パークホームズ浦和仲町プレイス。

設計・施工は不二建設、デザイン監修はフューチャリティで、パークホームズ浦和仲町二丁目と同じ組み合わせになります。

12階建でも総戸数55戸というスケールからお分かりのように、敷地面積は940㎡ほどと小ぶりです。その上で空地率も約51%高くなく、前回の記事でも述べたように、敷地形状もかなり歪なためまとまった空地などはほぼ見当たりません。

しかしながら、南面と西面(坂下通り)の間口はしっかりとしており、歩行者・自転車・自動車の動線がそれぞれ分離出来ているのは魅力、また、敷地南東部のメインエントランスアプローチには歪な敷地が生きていますね。
歩車分離アプローチもパークホームズ浦和仲町二丁目との共通点になるのですが、それに加え歪な敷地形状を生かしたエントランスアプローチの豊かさも共通する点でしょう。こちらは仲町二丁目ほど緑の厚みはないものの、やはり石積みと共に緑がデザインされ、さらに、その先に続く1階部分には全面に木目が用いられた柔らかなファサードが採用されるなど、個性・特色ある仕上がりです。

エントランスホール内部は総戸数55戸というスケール以上にこじんまりとした印象にはなるのですが、坪庭が望める空間はまずまず高級感がありますし、デザインという点では最上階軒裏の一部を同様に木目素材とするなど、エントランスからトップに向かうトータルデザインも見事ですね。エントランスとトップをつなぐように逆L字の二重マリオン、また、外壁の一部にも幾何学模様のような不規則な区切りを設けるなど、小ぶりながらも非常に繊細さが窺えるあたりは高額物件での実績も豊富なフューチャリティならではでしょう。

前回のパークホームズ浦和仲町プレイス

公式ホームページ
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お部屋は56㎡の2LDK、南西角住戸です。西は坂下通りの向かいに9階建マンション、南は隣接して4階建のビルがあります。西側は坂下通りを挟んでいるので特段悪い印象はありませんが、このような低層階は物件内では芳しい方ではないですね。

間取りは50㎡台中盤の平均的な大きさの2LDKで、居室配置も一般的なのですが、一応は角住戸ということで玄関・廊下がクランクインしていますね。
こういった大きさ・タイプのものは中住戸であることが多く、その場合は玄関・廊下が一直線になっているのが一般的です。クランクインにプライバシー面でのメリットがあるのは言うまでもありませんが、効率性という点ではちょっと勿体ない印象にはなりますかね。ただ、玄関は共用廊下からくぼんでいるのは良い点で、玄関前にアルコーブ的なワンクッション空間があるのも魅力でしょう。

また、サッシ幅にはやや物足りなさもありはするものの、LD~洋室2にかけての「ウォールドア×連窓サッシ」設計も普通に魅力的ですね。

坪単価は353万円。前回の記事で述べたように、平均は380~390万円になるはずですが、こちらは低層階で日照・視界共に芳しいものとは言えないため物件内の下限水準になります。
やはりこのエリアは"学区"がモノをいうところがあるのは確かで、最もニーズのある3LDK(70㎡前後)ではないことも多少は影響しているように思いますが、このご時世の角住戸(※歪な敷地形状ゆえに角住戸率が高い(80%))としてはまずまず抑えられているのではないでしょうか。

設備仕様面は、ディスポーザーがないのですが、総戸数70戸の浦和仲町二丁目ですらなかったのでこちらにないのは当然でしょうか。
一方で、食洗機、トイレ手洗いカウンターに加え、キッチン食器棚(バックカウンター)、さらに、洋室1室にも床暖房が付いているのは魅力でしょう。ゼッチ基準を満たしているため、エコ・断熱性能にも期待出来ます。

管理費は326円/㎡。

駐車場は全11台で身障者用を含む3台が平置、残りの8台が機械式になります。

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