サンクレイドル成増【全戸が南東白子川フロントとなる敷地形状】1階60㎡4,988万円(坪単価277万円)

続けて、サンクレイドル成増。

設計はスペース・コム、施工は小川建設です。

敷地面積1,000㎡弱、50~60㎡台の総戸数31戸という小ぶりな物件で、サンクレイドルシリーズはデザイン等にとりわけ力を入れることはないため、共用・デザイン面で特筆すべきものは見当たりません。
ただ、2色のガラス手摺を用いた外観、長めの庇が伸びたシックなエントランスは悪くなく、デザインに力を抜いているということはないでしょう。

ポイントとなるのは、やはり無理なく全戸南東向き(白子川向き)と出来た敷地形状でしょうか。
以下のプランも一般的な田の字に比べるとスパンが確保出来ていますし、先ほどの角住戸が南東面3室に出来ているのも恵まれた敷地形状あってのものです。

前回のサンクレイドル成増

公式ホームページ
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お部屋は60㎡の3LDK、南東向き中住戸です。1階住戸なので道路や白子川との間には植栽が施されます。視界抜けなどは得られませんが、前回の記事でも述べたように白子川の向かいは戸建などの低層建物で、離隔もしっかりと図れているため1階でも日照は申し分ないでしょう。

間取りは60㎡にギリギリ満たない3LDK(四捨五入すると60㎡)で、このご時世このシリーズらしい狭小感のあるファミリータイプになります。

上述のように一般的な田の字タイプよりはスパンが確保出来ているため奥行(玄関からバルコニーまでの距離)も短めで、それに伴い廊下も比較的短く出来ているのは良い材料でしょう。
ただ、共用廊下側の柱は普通に食い込んでいますし、そのわりと豊かな南東面に関しても開口部がごくごく一般的なものでしかないのは残念ですね。このスパンならばパイプスペースなどを鑑みてももう少し開口部を増やすことは出来たでしょうし(むろんデベロッパーはよりコストをかける必要があります)、連窓サッシが導入されていると大分印象は変わりましたよね。

坪単価は277万円。ハザードマップで色が付く川沿いの低地になることから物件内では控えめな設定になっているのですが、それでも280万円弱ですので思っていた以上でした。
60㎡に満たない狭小3LDKですので、曲がりなりにも"5,000万円を切る3LDK"ということで売りたいのだと思いますが、以下のようにこのシリーズは設備仕様面も弱いですし、全体的に単価をもう少し抑えて欲しかった印象ですね。

設備仕様面は、小規模なのでディスポーザーがないのは当然ですが、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターどころか床暖房すらもないシンプルなものとなります。
坪単価500万円超のお部屋すらあるサンクレイドル西日暮里Ⅱ・Ⅲですら床暖房がないため既定路線ではあるのですが、残念ですね。なお、食洗機は付いています。

管理費は250円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、総戸数31戸の小ぶりなスケールを鑑みれば悪い水準ではないでしょう。

駐車場は16台で2台のみが平置、残りの14台が機械式になります。なお、別途来客用が2台あります。

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