クリオ西横浜セントラルマークス【商店街を彩る優雅なアプローチ×吹抜により実現した3LDK】7階72㎡7,692万円(坪単価356万円)

続けて、クリオ西横浜セントラルマークス。

設計は啓建築設計、施工は南海辰村建設です。

結構歪な敷地形状ではあるものの、南面間口の広い敷地面積1,300㎡弱は恵まれている方でしょう。
前回の記事でも述べたように、南側も近隣商業地域ではあるものの、2~3階建の低層住宅が立ち並ぶ良好な環境が享受できるポジションとなります。

空地率は約27%と低く、ファミリータイプ中心の総戸数70戸というスケールながら駐車場が2台(1階住戸専用駐車場5台除く)しかないあたりには敷地形状の影響を感じずにはいられません。
しかしながら、グリーンロード藤棚(商店街)に面した部分(敷地北側)の全てを贅沢にエントランスアプローチに割いたことで、非常にインパクトのある迎賓空間が実現しており、昨今”最もエントランス周りに力を入れるデベロッパー”と言っても過言ではないクリオシリーズならではの上手さが凝縮していると思います。
アプローチは非常に緑豊かですし、商店街を訪れた人が座れるベンチも設置、そして、夜間は植栽やベンチ下部もライティングするなど、景観的にもかなり魅力的なものとなっています。

一方で、南側道路沿いは1階住戸の専用駐車場など、"1階住戸のための空間"といった感じではあるものの、道路沿いには緑もわりと豊富に設けられていますし、限られた空地の多くを緑で消費しているという点でも好感の持てる物件でしょう。

目立つ屋内共用空間はそこそこの大きさのエントランスホールぐらいですし、建物外観デザインに関しても工夫を感じるのはガラスと横ルーバーの併用となったバルコニー手摺ぐらいではあるのですが、商店街沿いから見るエントランスアプローチ周りの空間デザインはそれを補って余りあるインパクトがあるでしょう。

なお、以下のプランからお分かりのように、吹抜を設けることで"内廊下設計ながらも中住戸に3LDKのある"手の込んだ設計が採用された物件でもあります。

前回のクリオ西横浜セントラルマークス

公式ホームページ
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お部屋は72㎡の3LDK、南向き中住戸です。そのように、南側道路の向かいは2〜3階建の低層住宅となっており、この最上階からは申し分のない視界抜けが望めますね。

間取りは中住戸としてはわりとしっかりした72㎡の大きさがあり、上述のようにわざわざ吹抜を設けてまで3LDKを実現しているのが大きなポイントになるでしょう。

洋室2は行灯部屋ですし、1・3も吹抜側にしか開口部がないというクセの強いタイプにはなるものの、内廊下設計である以上はこうせざるを得ないですし、そもそも一般的に外廊下側に設けられる開口部が魅力的とは言い難いものですからね。
バルコニーに面したところをLDと洋室1室で分け合う設計もあり得たはずですが、そうするとLDの開口部が小さくなりますし、LDを重視したこの設計はアリだと思います。

ただ、洋室2をリビングインとする必要があったため(※リビングインとするとLDと一体で建築基準法上の居室要件を判定出来るため、サービスルームにはならない)、LD入口付近の実質的な廊下部分がかなり大きくなっている点には注意が必要でしょう。

坪単価は356万円。そのようにややクセのあるタイプではあるものの、300万円台後半の上層階角住戸と比べると抑えられており、日照だけでなく眺望も良好な最上階住戸ということを鑑みれば悪くない水準でしょう。

ちなみに、コンパクトタイプ(東向きの30㎡台)なんかだと中層階で400万円弱という設定になっており、こういったグロスの嵩むファミリータイプ(特に中住戸)はほどほどの水準には抑えられてはいます。そうは言っても前回の記事で述べたように、かなり高騰してきてはいるのですが…。

設備仕様面は、ディスポーザーはありませんが、食洗機(一部のコンパクトタイプ除く)、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンのキッチン天板、キッチンタッチレス水栓が備わっています。また、ゼッチ基準を満たしているので、エコ・断熱性能にも期待出来るでしょう。

管理費は270円/㎡。ディスポーザーはなくとも特段スケールがあるわけではない内廊下物件ですので、悪くないでしょう。

駐車場は平置7台ですが、うち5台は1階住戸併設の専用駐車場で、2台のみが共用となります。

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