2024年1月の首都圏マンション発売戸数

本日は毎月恒例の市況分析をお送りするのですが、忙しさにかまけて未だ1月分の記事をアップ出来ていませんでしたのでまずはそちらから…。

不動産経済研究所の発表によると2024年1月の首都圏のマンション販売は、
発売戸数1,112戸(前年同月比56.6%増)
1戸あたり価格7,956万円(前年同月比22.2%アップ)
契約率72.8%(前年同月比18.2ポイントアップ)
とのことです。

前月の記事で、
不動産経済研究所によると1,000戸の供給が見込まれています。昨年1月は710戸でしたし、1月は例年1,000戸前後で供給が少なくはあるのですが、今年はシティテラス多摩川107戸、グランドシティタワー月島145戸、プラウド新浦安パークマリーナ101戸といった感じで、例年になく目立つ第1期供給がありますので、1,500戸ぐらい行ったとしてもおかしくないように思います。
と述べたのですが、思っていたほどは伸びませんでした。

ただ、契約率は7割超とまずまずですし、在庫に関しても2023年12月末比で366戸と大幅に減少し(※)、再度5,000戸台となっているあたりを見ると依然として新築需要の底堅さが窺えますね。
※前月の記事で「年明け1~2月あたりは新規供給が少なくなり、在庫が減っていくことが多いため、そこでどれだけ減らせるかですね」と述べたように、減ることは予想出来ましたが、減少幅もそこそこに大きくなりました。

なお、価格に関しては、東京23区の平均価格が11,561万円と高くなっており、そのグランドシティタワー月島の第1期145戸の影響が大きいのではないでしょうか。第1期は10,900万円~24,000万円の145戸でしたので、全体戸数が1,112戸という中でのインパクトはかなりのものとなります。
それにより1月は億ション比率が約20.4%とかなり高くなっていますし、そういった中での平均7,956万円はむしろ抑えられているとすら感じますね。

続いて、中古市場を見ていきましょう。
以下はレインズマーケットウォッチの1月の月例速報です。

・中古マンション成約物件(首都圏)
2,711件(前年同月比+5.0%)
75.98万円/㎡(前年同月比+11.2%)
4,860万円(前年同月比+13.7%)
専有面積63.97㎡(前年同月比+2.2%)
築年数23.53年(前年同月24.06年)

10月(高値更新74.55万円/㎡)⇒11月(高値更新74.98万円/㎡)⇒12月(74.82万円/㎡)⇒1月(高値更新75.98万円/㎡)ということで、やはり再度の高値更新となってしまいました。
日経平均株価もそうですが、この上昇相場(インフレ)はどこまで続くんでしょうね…。

前月の記事で述べたように、前月(12月)は成約単価74.82万円に対し、新規登録単価74.23万円(※以前は「成約単価<新規登録単価」が当たり前でしたが、昨今は逆転が常態化しています)と、大分近づいていたのですが(以前の状態に近づいていたのですが)、今月は成約単価75.98万円に対し、新規登録単価73.93万円ということで再度突き放されましたね…。
こういった異常(?)な傾向が出てきたのはここ半年ほどで、昨年の同1月で言うと、成約単価68.31万円に対し、新規登録単価74.31万円ですのでどうなっているの???って感じですよね…。
売れる物件と売れない物件の二極化がどんだけ進んでいるのかと…。

また、在庫に関して言うと、前月(12月)は久々に減少していたのですが、今月(1月)はその反動もあるのかガッツリ増えています。921戸の増加は昨年1月⇒2月の1,072戸以来の増加数となりますね。
どこまで増え続けるのでしょうか…。

さて、本来はこの後に新築市場に関する翌月(2月)の予想を行うのですが、既に2月の結果が出ていますので割愛します…(次記事でどうぞ。汗)。
プラウドシティ方南町の第1期100戸、プラウドタワー渋谷の41戸(地権者住戸やアンダーでの供給を除いた一般分譲対象の全戸一括)、アトラスシティ千歳烏山グランスイートの第1期34戸、プロミライズ青葉台の第2期86戸など、そこそこ目立った供給がありましたが、全体の販売戸数や価格などは思っていた以上に低調な結果になっています。

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