【低層階は角住戸も1LDK】ルフォンリブレ木場5階34平米2,820万円【坪単価277万円】

もう1件、ルフォンリブレ木場。

当物件は前回の記事で書いたように半数以上を1LDKが占めているので総戸数52戸と数字的にはそこそこの規模感がありますが、敷地面積はわずか470㎡弱、建築面積は280㎡超に過ぎません。

ただ、ルフォンはもともとデザイン面に定評のあるデベですし、当物件の場合、前面道路から約8mもセットバックした位置に建てることで、住戸から前建との距離を十分に確保したゆとりある設計となっている点も素晴らしいですね。
そのようにすることでエントランス周りにもゆとりができ、この規模の物件としては広がりのあるエントランスが心地良い印象です。

施工は木内建設。プラウド木場と同じですね。同じデベなら近隣物件で同じ施工会社が起用されるケースはよくありますが、違うデベの近隣物件で同じ施工会社が起用されるのは珍しいですね。偶然だとは思いますが。

木内建設は、最近は特に高額なザ・パークハウスの施工に数多く携わっています。

前回のルフォンリブレ木場

公式ホームページ
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お部屋は34平米の1LDK、南東角住戸です。低層階は1フロア5戸中4戸が1LDKであり、角住戸でさえもこの広さです。奥行(玄関からバルコニーまでの距離)は全フロア一定であり、この専有面積のお部屋となると超ナロースパンとなってしまうわけですが、角住戸なので東側にも開口部があります。
まぁ、東側は至近距離に建物があることも影響して小さな窓しか設計されていないので、採光的に十分とは言えないですけれども、通風面はここに窓があるのとないのとではかなり変わってくるでしょう。

奥行があるのでどうしても廊下的な部分が長くなるのですが、廊下部分にキッチンを配置しているので、デッドスペースは少なく空間を有効活用することは出来ています。
LDに入るためにはキッチン前を通らなくてはならないので、来客時などには良い条件とは言えないのですが、限られた面積であることを考えるとこのようにするのがベストでしょうね。

玄関前にトイレがあるのではなく、洗面所内からの動線になっているのも良いと思います。

坪単価は277万円。先ほどの上階角住戸よりも単価の高い設定で明らかグロス価格を意識したものと言えますが、この程度は許せる範囲内だと思います。これぐらいの面積だと単価的にもっと強気な設定をしてくるケースも少なくありません。

まぁ、前回の記事で書いたように1LDKは2LDKや3LDKなどに比べ仕様が落とされているので実質的にはより単価高という見方もできますが・・・。

管理費は292円/㎡。外廊下かつディスポーザーなしの物件としてはかなり高額な部類です。1LDK中心でスケールメリットに欠けることが最大の要因でしょうか。
ちなみに駐車場は4台(平置。身障者用含む。)です。

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