グランイーグル横浜反町【設計に工夫は見られるがデザインは…】5階64㎡4,990万円(坪単価257万円)

続けて、グランイーグル横浜反町。

設計は三互一級建築士事務所、施工はピーエス三菱です。
ピーエス三菱はセコムのグローリオシリーズなど他社の実績も豊富ですが、グランイーグルシリーズの実績が特に豊富なゼネコンですね。

杭基礎ではなく、直接基礎が採用出来るしっかりとした地盤に位置している点は魅力の1つとなるでしょう。

設計面(間取り面)は前回の記事でもちらっと述べたようにグランイーグルさん自体が間取りにひと工夫施すタイプなので、上階に設けられた個性的なルーバルプランに限らず、一般プランでも柱のアウトフレームなどに見所があるのですが、反面、デザインに関しては少々物足りなさがありますね。

デザイン面が単調なのはこの物件に限ったことではないのですが、当物件はグランイーグルシリーズの中ではスケールに欠けることも影響してか非常に地味なものとなっています。

バルコニー手摺周りの感じはひと昔前感が拭えませんし、大田区のお膝元エリア以外で勝負するのであればなおさらそのあたりを他社物件と互角に渡り合えるレベルに持っていく必要があると思います。

力を入れるところと入れないところをはっきりと分別している印象があり、ある意味差別化を意識していると言うことにもなるのでしょうが、デザインは必ずしもコストがかかるところではないので(極端な話、別途デザイナーをつけなくとも他デベ物件を模倣すればそこそこのものにはなるでしょう)、もう少し頑張って欲しいですね。
勿体ないです…。

ちなみに当物件はVRゴーグルで、居室や眺望、カラーセレクトなどの確認が可能になっています。
ルネ八王子トレーシアはVRで各戸を体験できるようになっていましたし、今後は当たり前になっていくのかね。

前回のグランイーグル横浜反町

公式ホームページ
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お部屋は64㎡の2LDK+S、一応は南西角住戸です。西側は高くとも4階建なので5階であれば視界抜けも得られます。ただ、正確には西北西という感じですし、南西方向には当物件の「南西角住戸」があるので日照時間は短いでしょう。

間取り的にも、南側は南棟の共用廊下や南西角住戸があるので、実質的には中住戸と大差ありません。廊下に面した位置に吹抜が設けられたプランで多少なりとも廊下に採光が得られるようになっているのは良いと思うのですが、開口部はFIXなので、通風はとれません。

LD内に柱の食い込みがありますし、わざわざ吹抜を設けたことで吹抜の西側・東側コーナー玄関部分に細い柱が生じてしまっているのも残念に感じるのですが、共用廊下側の柱のアウトフレームが綺麗なのは良いでしょう。

廊下は一直線ですが、玄関がクランクインとなっているので、プライバシー面への配慮は申し分ないですし、(実質的な)中住戸でこのような取り組みを行う中小デベは少ないので余計に目立ちますね。

64㎡の実質3LDKと言うことでかなり面積を絞った感があるのは事実ですが、LDKで13.4畳(LDだけでも約10畳)、そして収納も違和感ない水準を確保出来ている点も悪くありません。

洗面所は狭過ぎなのでその点には注意が必要ですが、浴室は普通に1418となっていますね。

坪単価は257万円。視界抜けの得られる5階ということで物件内ではやはり高めの単価設定となっているようです。先ほどの南東角は日照的に申し分のないポジションでしたので、高いとまでは感じませんでしたが、こちらは日照時間の短さを考えると少々の割高感がありますね。

横浜エリアでの実績が乏しく、ブランド力があるとは言えませんし、あまりに地味なデザイン面も考慮するともう少し価格で勝負して欲しかった印象があります。

設備仕様面は、水回りの天然石天板仕様などの高級感のあるものは見当たりませんが、食洗機はついており、玄関または廊下壁にエコカラットを設置することが出来るようです。
グランイーグルさんは総戸数100戸超のスケールある物件でもディスポーザーを採用しないのが普通ですし、総戸数28戸という小スケールからしてもディスポーザーがないのは当然なのですが、価格帯からするとトイレ手洗いカウンターぐらいは設置して欲しかったかな。

管理費は165円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしですが、総戸数28戸という小規模からするとリーズナブルな水準と出来ていると思います。

駐車場は全9台でうち2台を平置と出来ています(残りは機械式)。

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