シティハウス大塚【デザインは悪く無いが、やっぱりここもディスポーザーなし】56㎡6,290万円(坪単価372万円)
続けて、シティハウス大塚。
設計・施工は三井住友建設です。
シティハウス大塚ステーションコートは大豊建設でしたので、ネームバリュー的にはこちらの方が魅力がありますね。
なお、前回の記事で書いたようにプランはごくごく一般的なクオリティであり、共用廊下側の柱のアウトフレームなんかを見てもこの単価帯らしい高級感があるとは言えませんが(S-マルチコアは良いですが)、デザイン面は少なからず単価を意識しているように思います。
住不さんはここ数年のマンション価格の高騰下(建築コスト高騰下とも言う)において、月日の経過と共に共用部のパフォーマンスをどんどん下げてきているわけで、ひと昔前であれば2層吹抜のエントランスが採用されていて当然だったようなスケールの物件においても簡素なエントランスを採用するなど、物件によっては価格帯からすると寂しい印象を受けてしまう物件も散見されるのですが、当物件は総戸数106戸の先行物件ステーションコートの例があるがゆえにあから様に手を抜くわけにもいかないという事情もあったのか総戸数75戸というスケールからするとまずまず見映えのするものになっています。
エントランスは2層吹抜ですし、敷地形状の影響もあるのでしょうが、その手前の優雅なエントランスアプローチも見どころの1つになるでしょう。
外観デザインもやはりステーションコートを踏襲したもので、一部の上層階プランにはバルコニーの外側にガラススクリーンを施すことで外観上のアクセントを施しています。
※中身(プラン)は下階と同じで至って普通です。
前回のシティハウス大塚。
公式ホームページ
![IMG_2077[1]](https://blog-imgs-115.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/2018052208122055e.jpg)
お部屋は56㎡の2LDK、南東向き中住戸です。前回の記事で書いたように道路の向かいは9階建のbaアパートメントが出来ますので上層階以外は視界に影響のあるポジションになりますが、日照だけで言えば中層階以上で得ることが出来るでしょう。
間取りとしては、やはり一般的な専有部形状の中住戸ということで珍しさはないのですが、3LDKプランとは異なり玄関周りに工夫を施せている点は評価できますね。
2LDKであれば玄関の両サイドに洋室を設計する必要がないので、玄関を共用廊下からしっかりと窪ますことが出来ていますし、窪ませたことで廊下を短く出来ている点も魅力ですね。
廊下をクランクさせてはいてもトイレが玄関前になってしまっており、しかも扉の開く向きが微妙な気もしますが、柱の食い込みの少ない効率的なプランに出来ているので専有面積のわりには居室畳数がしっかりと確保出来ているのは良いでしょう。
また、収納の充実ぶりもかなりのものがありますね。
坪単価は372万円。上層階3LDK中住戸は、狭小3LDKゆえにさらに単価高の設定になっており、当プランは2LDKとしては一般的な大きさということもあり単価はそこまでは伸ばせていないようです。
この水準でも十分立派な価格帯ではありますが、前述のように面積のわりには各所にゆとりを感じることが出来ますし、駅前の利便性と日照を両立させたい方にとっては検討対象になり得る水準でしょう。
設備仕様面は、ステーションコートもディスポーザーがありませんでしたし、先日のシティハウス中野テラスでも衝撃を受けたばかりなので、もう驚きはしませんが、やはり寂しいですね。
食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、天然石のキッチン天板などそれ以外は大きな違和感のないものがそろっています。
管理費は204円/㎡。外廊下ですし、ディスポーザーをなくしたことで管理費は「絶対的な水準」としては安い方に出来ています。
ただ、平均専有面積60㎡超の総戸数75戸というスケールメリットの得られるスケールがあることを考えると「物件価格帯なり」に高めになっていると言えるでしょうね。
駐車場は全17台で驚きの全台平置です。駅近物件なので17台は適切な台数だと思いますし、駅近でこの台数の平置を実現することが出来ているのは1つの特長と言えるでしょう。
半分程度は建物1階部分の屋内になりますので雨風の影響を受けませんし車好きには魅力でしょうね。
設計・施工は三井住友建設です。
シティハウス大塚ステーションコートは大豊建設でしたので、ネームバリュー的にはこちらの方が魅力がありますね。
なお、前回の記事で書いたようにプランはごくごく一般的なクオリティであり、共用廊下側の柱のアウトフレームなんかを見てもこの単価帯らしい高級感があるとは言えませんが(S-マルチコアは良いですが)、デザイン面は少なからず単価を意識しているように思います。
住不さんはここ数年のマンション価格の高騰下(建築コスト高騰下とも言う)において、月日の経過と共に共用部のパフォーマンスをどんどん下げてきているわけで、ひと昔前であれば2層吹抜のエントランスが採用されていて当然だったようなスケールの物件においても簡素なエントランスを採用するなど、物件によっては価格帯からすると寂しい印象を受けてしまう物件も散見されるのですが、当物件は総戸数106戸の先行物件ステーションコートの例があるがゆえにあから様に手を抜くわけにもいかないという事情もあったのか総戸数75戸というスケールからするとまずまず見映えのするものになっています。
エントランスは2層吹抜ですし、敷地形状の影響もあるのでしょうが、その手前の優雅なエントランスアプローチも見どころの1つになるでしょう。
外観デザインもやはりステーションコートを踏襲したもので、一部の上層階プランにはバルコニーの外側にガラススクリーンを施すことで外観上のアクセントを施しています。
※中身(プラン)は下階と同じで至って普通です。
前回のシティハウス大塚。
公式ホームページ
![IMG_2077[1]](https://blog-imgs-115.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/2018052208122055e.jpg)
お部屋は56㎡の2LDK、南東向き中住戸です。前回の記事で書いたように道路の向かいは9階建のbaアパートメントが出来ますので上層階以外は視界に影響のあるポジションになりますが、日照だけで言えば中層階以上で得ることが出来るでしょう。
間取りとしては、やはり一般的な専有部形状の中住戸ということで珍しさはないのですが、3LDKプランとは異なり玄関周りに工夫を施せている点は評価できますね。
2LDKであれば玄関の両サイドに洋室を設計する必要がないので、玄関を共用廊下からしっかりと窪ますことが出来ていますし、窪ませたことで廊下を短く出来ている点も魅力ですね。
廊下をクランクさせてはいてもトイレが玄関前になってしまっており、しかも扉の開く向きが微妙な気もしますが、柱の食い込みの少ない効率的なプランに出来ているので専有面積のわりには居室畳数がしっかりと確保出来ているのは良いでしょう。
また、収納の充実ぶりもかなりのものがありますね。
坪単価は372万円。上層階3LDK中住戸は、狭小3LDKゆえにさらに単価高の設定になっており、当プランは2LDKとしては一般的な大きさということもあり単価はそこまでは伸ばせていないようです。
この水準でも十分立派な価格帯ではありますが、前述のように面積のわりには各所にゆとりを感じることが出来ますし、駅前の利便性と日照を両立させたい方にとっては検討対象になり得る水準でしょう。
設備仕様面は、ステーションコートもディスポーザーがありませんでしたし、先日のシティハウス中野テラスでも衝撃を受けたばかりなので、もう驚きはしませんが、やはり寂しいですね。
食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、天然石のキッチン天板などそれ以外は大きな違和感のないものがそろっています。
管理費は204円/㎡。外廊下ですし、ディスポーザーをなくしたことで管理費は「絶対的な水準」としては安い方に出来ています。
ただ、平均専有面積60㎡超の総戸数75戸というスケールメリットの得られるスケールがあることを考えると「物件価格帯なり」に高めになっていると言えるでしょうね。
駐車場は全17台で驚きの全台平置です。駅近物件なので17台は適切な台数だと思いますし、駅近でこの台数の平置を実現することが出来ているのは1つの特長と言えるでしょう。
半分程度は建物1階部分の屋内になりますので雨風の影響を受けませんし車好きには魅力でしょうね。
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