メイツ深川住吉【このタイミングでの総戸数444戸は吉か凶か】80㎡7,498万円(坪単価310万円)
メイツ深川住吉。
住吉駅徒歩7分、菊川駅及び清澄白河駅徒歩14分の15階建総戸数444戸のビッグコミュニティです。
メイツシリーズは首都圏の高額エリアでの実績に乏しく、メイツ史上ダントツで高額になる物件ですね。
ジオ深川住吉やクレヴィア住吉扇橋の記事でも言及しているように有楽町線が延伸されればより利便性が増しますが、当物件のポジションだと新駅の駅前とは言い難いのでそこまで影響はなさそうです。
また、当物件はスケール感のあったジオ深川住吉に加えクレヴィア住吉扇橋にも先行されている状況で、新駅期待などがあるにしろ短期的な供給過剰感があるのは否定出来ず、総戸数444戸という大量供給がネックになってしまうのですが、当物件は名鉄不動産60周年の記念事業という位置づけも影響しているのか、「差別化」や「高級感」を意識している部分も見受けられますので、そのあたりとの兼ね合いがポイントになってくるのではないでしょうか。
なお、ホームページ等では「総戸数400戸超」の物件がいかに少ないかがデータでアピールされており、確かにその通りではあるのですが、当物件のお隣には総戸数365戸のイーストゲートスクエアがあり、「400戸を境目」にしているのは少々気になります(汗)。
一般的には300戸台と400戸台とで共用部などに明確な差は出にくいものです。
ちなみに、コンセプトは「風が、かわりました」になります。
イーストゲートスクエアは「風のデッキ」とマンション名(?)にも入っていたぐらいで小名木川沿いの風通しの良さなんかを強調していた物件でしたが、当物件は同様の立地ということで若干パクリ気味のようです(笑)。
公式ホームページ
![IMG_2635[1]](https://blog-imgs-115.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/201807130825217ed.jpg)
お部屋はC棟の80㎡の4LDK、南東角住戸です。敷地南東端に位置するC棟の東端の角住戸であり、南側道路の手前には5階建のマンションが立っていますので、このお部屋からの視界はあまり芳しいものではありません。
間取りとしては、南の角住戸と言うことで物件内では大き目のものにはなりますが、ジオ同様に3LDKではなく4LDKになっており、4LDKとしてはかなり面積を絞ったものになりますね。
妻側に柱の食い込みが見られる造りで柱に関して特筆すべき点は見当たりませんが、角住戸にしては玄関廊下が短めに出来ているのは良い材料でしょう。
4LDKで全室に窓を設けたこともあり角住戸ながらLDは二面採光に出来ていませんが、LD隣の洋室3の引き戸を開くと違和感少なく二面採光のLDの3LDKとして使うことが可能ですし(方立ても小さめ)、80㎡の4LDKにしては収納もわりとしっかり確保出来ているように思います。
坪単価は310万円。ジオの低層階南側角住戸よりも高い水準で、ジオの南側は低層階でも陽だまり公園(自主管理公園)により約39mの離隔が図れていたことを考えると予想以上の強気なお値段という印象になります。
3階建の共用棟(アネックス棟)にはTSUTAYAコラボで約1万冊の本を用意するという力の入れようで、確かにインパクトはあるのですが、新しい書籍(新品ではあるけれどもかなり前に出ていたものが流れてくるというのはあまりね…)に入れ替えつつ継続的に維持していくのはコスト的にもなかなか大変であることが予想されますし、「総戸数444戸のスケールメリット」よりも前述のように「若干の供給過剰感のある中での総戸数444戸というたくさんの戸数を販売」することの大変さの方が上回っているような状況ですので、少なくともジオぐらいの水準に抑えるのが自然だったのではないでしょうか。
なお、当物件は前述のようにメイツ史上最も高額な物件で、これまでのメイツシリーズが坪単価100~200万円台のエリアにばかり分譲されてきたことを考えると違ったイメージのネーミングにしても良かったようにも思いますね。皆が皆マンションに精通しているわけではないのであまり関係ないのかもしれませんが、個人的には「この価格帯のメイツ」は少し気持ちが悪いです…。
西新井ではパークプレミアムメイツやパークゲートメイツなどネーミングにも工夫が見られていたわけでこういったスケール感のある記念事業ならではのネーミングがあっても良かったのかなと…。
住吉駅徒歩7分、菊川駅及び清澄白河駅徒歩14分の15階建総戸数444戸のビッグコミュニティです。
メイツシリーズは首都圏の高額エリアでの実績に乏しく、メイツ史上ダントツで高額になる物件ですね。
ジオ深川住吉やクレヴィア住吉扇橋の記事でも言及しているように有楽町線が延伸されればより利便性が増しますが、当物件のポジションだと新駅の駅前とは言い難いのでそこまで影響はなさそうです。
また、当物件はスケール感のあったジオ深川住吉に加えクレヴィア住吉扇橋にも先行されている状況で、新駅期待などがあるにしろ短期的な供給過剰感があるのは否定出来ず、総戸数444戸という大量供給がネックになってしまうのですが、当物件は名鉄不動産60周年の記念事業という位置づけも影響しているのか、「差別化」や「高級感」を意識している部分も見受けられますので、そのあたりとの兼ね合いがポイントになってくるのではないでしょうか。
なお、ホームページ等では「総戸数400戸超」の物件がいかに少ないかがデータでアピールされており、確かにその通りではあるのですが、当物件のお隣には総戸数365戸のイーストゲートスクエアがあり、「400戸を境目」にしているのは少々気になります(汗)。
一般的には300戸台と400戸台とで共用部などに明確な差は出にくいものです。
ちなみに、コンセプトは「風が、かわりました」になります。
イーストゲートスクエアは「風のデッキ」とマンション名(?)にも入っていたぐらいで小名木川沿いの風通しの良さなんかを強調していた物件でしたが、当物件は同様の立地ということで若干パクリ気味のようです(笑)。
公式ホームページ
![IMG_2635[1]](https://blog-imgs-115.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/201807130825217ed.jpg)
お部屋はC棟の80㎡の4LDK、南東角住戸です。敷地南東端に位置するC棟の東端の角住戸であり、南側道路の手前には5階建のマンションが立っていますので、このお部屋からの視界はあまり芳しいものではありません。
間取りとしては、南の角住戸と言うことで物件内では大き目のものにはなりますが、ジオ同様に3LDKではなく4LDKになっており、4LDKとしてはかなり面積を絞ったものになりますね。
妻側に柱の食い込みが見られる造りで柱に関して特筆すべき点は見当たりませんが、角住戸にしては玄関廊下が短めに出来ているのは良い材料でしょう。
4LDKで全室に窓を設けたこともあり角住戸ながらLDは二面採光に出来ていませんが、LD隣の洋室3の引き戸を開くと違和感少なく二面採光のLDの3LDKとして使うことが可能ですし(方立ても小さめ)、80㎡の4LDKにしては収納もわりとしっかり確保出来ているように思います。
坪単価は310万円。ジオの低層階南側角住戸よりも高い水準で、ジオの南側は低層階でも陽だまり公園(自主管理公園)により約39mの離隔が図れていたことを考えると予想以上の強気なお値段という印象になります。
3階建の共用棟(アネックス棟)にはTSUTAYAコラボで約1万冊の本を用意するという力の入れようで、確かにインパクトはあるのですが、新しい書籍(新品ではあるけれどもかなり前に出ていたものが流れてくるというのはあまりね…)に入れ替えつつ継続的に維持していくのはコスト的にもなかなか大変であることが予想されますし、「総戸数444戸のスケールメリット」よりも前述のように「若干の供給過剰感のある中での総戸数444戸というたくさんの戸数を販売」することの大変さの方が上回っているような状況ですので、少なくともジオぐらいの水準に抑えるのが自然だったのではないでしょうか。
なお、当物件は前述のようにメイツ史上最も高額な物件で、これまでのメイツシリーズが坪単価100~200万円台のエリアにばかり分譲されてきたことを考えると違ったイメージのネーミングにしても良かったようにも思いますね。皆が皆マンションに精通しているわけではないのであまり関係ないのかもしれませんが、個人的には「この価格帯のメイツ」は少し気持ちが悪いです…。
西新井ではパークプレミアムメイツやパークゲートメイツなどネーミングにも工夫が見られていたわけでこういったスケール感のある記念事業ならではのネーミングがあっても良かったのかなと…。
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