シティテラス町田ステーションコート【19階建は残念だが、町田市初の免震構造】75㎡7,590万円(坪単価334万円)
シティテラス町田ステーションコート。
町田駅徒歩2分(JR線。小田急線は徒歩7分)の19階建総戸数202戸(非分譲住戸30戸含む。他店舗1区画)のマンションです。
アトラスタワー町田の北東側に誕生する物件で、ターミナル口のデッキを使えるのはアトラスのところまでにはなりますが、駅徒歩2分(アトラス同様)という利便性の高いポジションになります。
小田急線は結構距離があり、小田急線を日常的に利用したい方にとっては特に利便性の高いポジションではありませんが、繁華街隣接のポジションなので買物利便性は申し分ありません。
なお、当物件のあるエリアはその22階建のアトラスに加え、30階建の東急ドエルサウスフロントタワーもある町田駅界隈では唯一と言っても過言ではない高層マンションエリアになります。
アトラスはそのドエルに次ぐ約17年ぶりのタワマンという位置づけでしたし、町田駅界隈にはタワマンが少ないことを考えると当物件は19階建で「シティタワー」を名乗るのも一興だったように思います。
シティタワー東陽町、シティタワー白金、シティタワー調布南ステーションコート、シティタワールフォン九段の杜など、19階建のシティタワーは近年だけでもたくさん分譲されています。
※ちなみに、90年代まで遡ると住不さんという会社は15階建以下でシティタワーという名の物件をた~くさん分譲していました。その時代はシティテラスやシティハウスはなく全てが「シティタワー」だったのです。
なぜにシティタワーと名付けなかったのか少々疑問が残るこちらの物件なのですが、供給が連続し玉石混淆となっている昨今の町田界隈では特長のある物件であることは確かです。
高さはギリで60m未満としたありがちな59.99mとかかと思いきや58m(台)しかありませんし、形状も板状なのでタワマン感は確かに薄いですが、近年の共用部がセコイ造りになっていることの多い住不物件にしては2層吹抜のエントランスにエスカレーターを施すなどなかなか豪華な造りになっていますし、19階建の総戸数202戸というスケールで免震構造を採用している点からもかなり力の入った物件であることが伺えますね。
「町田市初の免震構造!と、なんとしてでも言いたかった」のが免震構造となった最大の理由のような気がしますが、理由はどうあれ大きな差別化要素になるのは間違いありません。
公式ホームページ
![IMG_2621[1]](https://blog-imgs-115.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20180713082503d59.jpg)
お部屋は75㎡の3LDK、東角住戸です。南東方向には14階建のアーデン町田がありますが、この上層階住戸はそれを越える高さにありますし、北東方向は高い建物がないので芹々谷公園の緑も望める抜け感の眺望を楽しむことが出来ます。
間取りとしては、これでも物件内で最も大きなもので住不さんの物件らしいものと言えるでしょう。なお、予想通りではあるのですが当物件は上から下までほぼ同じフロアプランになっており、住不物件らしい省コストプランニングになっていますね。
ただ、もう少し都心よりであったならば70㎡台前半でもおかしくなかったはずで、駅近とは言っても町田であることを考慮してか75㎡を確保、さらに角住戸にしては廊下を短く出来ているのも良い材料になるでしょう。
表記上のLDには住不さんお得意のLD水増し戦略が大きな影響を与えており、LDドア位置が悪意ありまくりな理不尽な位置(洗面所の扉を引き戸にしたからこの位置にしかできなかったという「言い訳」は可能ですが、多くのデベでこういったケースはありませんし、最近の住不さんの角住戸はこんなんばっかなので狙っていることは明らかなのです)にあるので、その点は注意が必要ですが、そのLDの入口付近の実質的な廊下部分を考慮しても角住戸にしては廊下を短めに出来たプランということになります。
良識ある設計(表示)であればLDは11畳程度にしかならないと思うので、75㎡の3LDKにしてはLDは小さめという表現が適切ではあるのですが、主寝室は7畳とかなり大きいですし、見ての通り収納がもんのすんごく充実したプランになりますので、角住戸にしては効率性が高いことは疑いようがありません。
ウォークイン×3に加え、シューズインと納戸、そしてそれらがいずれも大き目っていうのは本当に凄いですね…。
なお、北東面の開口部が限られているのは非常に残念です。前述のように抜け感のある眺望が楽しめるポジションですし、ワイドサッシやコーナーサッシを施して欲しかったぐらいです…。近年の住不さんの傾向からすると何ら驚きはないのですが、「とにかく勿体ない」、その一言に尽きますね。
免震を採用したことで財布の紐が堅い住不さんは他にお金を回す余裕がなくなったのでしょうか…。
※ダイレクトサッシを採用すると年3~4回ゴンドラ清掃員による窓掃除コストがかかりますので、中途半端にダイレクトサッシを導入するのは購入者にとっても良いことばかりではないのですが、もうちょっとやりようがあったのかなと。
坪単価は334万円。アトラスタワー町田の高層階よりもやはり高いですね。ただ、アトラスの分譲時期とはマンション相場が大きく異なりますし、住不さんがわざわざ免震を採用しているぐらいですからこのぐらいの水準になることに驚きはありません。
1階にはトランクルームがあり、そちらを含めると76㎡ぐらいになるようで、近年はトランクルームを専有面積に含めて表示するのが通例になっているので、実質坪単価はこれよりも少し安いと考えて良いでしょう。トランクルームがあるのであれば住戸内の収納はもう少し少なくとも良かったという意見もありそうですが…。
また、どうせ免震を採用するのであればもう少し縦に伸ばして(容積率は変わりませんので、むろん1フロアの面積は小さくなる)タワー感を演出した方がリセール市場での将来的な強みにもなったような気がしなくともないですが、高層建築の大臣認定などとの関係上60m未満とするのが無難だったのでしょうね。
世の中には20階建で60m未満の物件もありますし、天井高が最も低いお部屋でも2.5mを確保出来ているのでけして悪いわけではないのですが…。
町田駅徒歩2分(JR線。小田急線は徒歩7分)の19階建総戸数202戸(非分譲住戸30戸含む。他店舗1区画)のマンションです。
アトラスタワー町田の北東側に誕生する物件で、ターミナル口のデッキを使えるのはアトラスのところまでにはなりますが、駅徒歩2分(アトラス同様)という利便性の高いポジションになります。
小田急線は結構距離があり、小田急線を日常的に利用したい方にとっては特に利便性の高いポジションではありませんが、繁華街隣接のポジションなので買物利便性は申し分ありません。
なお、当物件のあるエリアはその22階建のアトラスに加え、30階建の東急ドエルサウスフロントタワーもある町田駅界隈では唯一と言っても過言ではない高層マンションエリアになります。
アトラスはそのドエルに次ぐ約17年ぶりのタワマンという位置づけでしたし、町田駅界隈にはタワマンが少ないことを考えると当物件は19階建で「シティタワー」を名乗るのも一興だったように思います。
シティタワー東陽町、シティタワー白金、シティタワー調布南ステーションコート、シティタワールフォン九段の杜など、19階建のシティタワーは近年だけでもたくさん分譲されています。
※ちなみに、90年代まで遡ると住不さんという会社は15階建以下でシティタワーという名の物件をた~くさん分譲していました。その時代はシティテラスやシティハウスはなく全てが「シティタワー」だったのです。
なぜにシティタワーと名付けなかったのか少々疑問が残るこちらの物件なのですが、供給が連続し玉石混淆となっている昨今の町田界隈では特長のある物件であることは確かです。
高さはギリで60m未満としたありがちな59.99mとかかと思いきや58m(台)しかありませんし、形状も板状なのでタワマン感は確かに薄いですが、近年の共用部がセコイ造りになっていることの多い住不物件にしては2層吹抜のエントランスにエスカレーターを施すなどなかなか豪華な造りになっていますし、19階建の総戸数202戸というスケールで免震構造を採用している点からもかなり力の入った物件であることが伺えますね。
「町田市初の免震構造!と、なんとしてでも言いたかった」のが免震構造となった最大の理由のような気がしますが、理由はどうあれ大きな差別化要素になるのは間違いありません。
公式ホームページ
![IMG_2621[1]](https://blog-imgs-115.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20180713082503d59.jpg)
お部屋は75㎡の3LDK、東角住戸です。南東方向には14階建のアーデン町田がありますが、この上層階住戸はそれを越える高さにありますし、北東方向は高い建物がないので芹々谷公園の緑も望める抜け感の眺望を楽しむことが出来ます。
間取りとしては、これでも物件内で最も大きなもので住不さんの物件らしいものと言えるでしょう。なお、予想通りではあるのですが当物件は上から下までほぼ同じフロアプランになっており、住不物件らしい省コストプランニングになっていますね。
ただ、もう少し都心よりであったならば70㎡台前半でもおかしくなかったはずで、駅近とは言っても町田であることを考慮してか75㎡を確保、さらに角住戸にしては廊下を短く出来ているのも良い材料になるでしょう。
表記上のLDには住不さんお得意のLD水増し戦略が大きな影響を与えており、LDドア位置が悪意ありまくりな理不尽な位置(洗面所の扉を引き戸にしたからこの位置にしかできなかったという「言い訳」は可能ですが、多くのデベでこういったケースはありませんし、最近の住不さんの角住戸はこんなんばっかなので狙っていることは明らかなのです)にあるので、その点は注意が必要ですが、そのLDの入口付近の実質的な廊下部分を考慮しても角住戸にしては廊下を短めに出来たプランということになります。
良識ある設計(表示)であればLDは11畳程度にしかならないと思うので、75㎡の3LDKにしてはLDは小さめという表現が適切ではあるのですが、主寝室は7畳とかなり大きいですし、見ての通り収納がもんのすんごく充実したプランになりますので、角住戸にしては効率性が高いことは疑いようがありません。
ウォークイン×3に加え、シューズインと納戸、そしてそれらがいずれも大き目っていうのは本当に凄いですね…。
なお、北東面の開口部が限られているのは非常に残念です。前述のように抜け感のある眺望が楽しめるポジションですし、ワイドサッシやコーナーサッシを施して欲しかったぐらいです…。近年の住不さんの傾向からすると何ら驚きはないのですが、「とにかく勿体ない」、その一言に尽きますね。
免震を採用したことで財布の紐が堅い住不さんは他にお金を回す余裕がなくなったのでしょうか…。
※ダイレクトサッシを採用すると年3~4回ゴンドラ清掃員による窓掃除コストがかかりますので、中途半端にダイレクトサッシを導入するのは購入者にとっても良いことばかりではないのですが、もうちょっとやりようがあったのかなと。
坪単価は334万円。アトラスタワー町田の高層階よりもやはり高いですね。ただ、アトラスの分譲時期とはマンション相場が大きく異なりますし、住不さんがわざわざ免震を採用しているぐらいですからこのぐらいの水準になることに驚きはありません。
1階にはトランクルームがあり、そちらを含めると76㎡ぐらいになるようで、近年はトランクルームを専有面積に含めて表示するのが通例になっているので、実質坪単価はこれよりも少し安いと考えて良いでしょう。トランクルームがあるのであれば住戸内の収納はもう少し少なくとも良かったという意見もありそうですが…。
また、どうせ免震を採用するのであればもう少し縦に伸ばして(容積率は変わりませんので、むろん1フロアの面積は小さくなる)タワー感を演出した方がリセール市場での将来的な強みにもなったような気がしなくともないですが、高層建築の大臣認定などとの関係上60m未満とするのが無難だったのでしょうね。
世の中には20階建で60m未満の物件もありますし、天井高が最も低いお部屋でも2.5mを確保出来ているのでけして悪いわけではないのですが…。
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