ジオ新宿百人町【眠りに拘り実現した「大きな寝室」と「色味の変わる調光スイッチ」】3階42㎡4,170万円(坪単価328万円)
続けて、ジオ新宿百人町。
設計・施工は新日本建設で直床になります。
デザインに関してはお隣のクレアホームズと似た敷地形状・規模・高さの物件ということもあるのか共通点を感じるデザインで街並の統一感と言う側面からは評価出来るのですが、時代の影響こそあれ平均単価でクレアホームズの1.5倍程度のお値段になっていることを考えるともう少し華やかなものというか、もう少し特徴を持たせて欲しかったという思いはありますね。
内廊下設計になっているのは良い点ではあるのですが、エントランス周りはこの価格帯・スケールの物件であることを考えると少々地味です。
総戸数79戸とは言え、40~50㎡台が中心の物件ですので、それほどスケールがあるわけではないのですが、このぐらいのスケールでも2層吹抜のエントランスを採用する物件も少なくないですし、三次元的なゆとりは無理でも二次元的にもっと豊かな空間を設けるとか何かしらの工夫が欲しかったように思います。
クレアホームズも同様ではあるのですが、エントランス周りのセットバックからも余裕が感じられません。
なお、当物件は阪急系のホテルレムとのコラボで眠りに拘った設備を標準で導入しており、そういった点で差別化を図っているようですが、専有部だけでなく共用部にもひと工夫あると良かったように思います。
前回のジオ新宿百人町。
公式ホームページ
![IMG_2900[1]](https://blog-imgs-115.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/2018080211032665d.jpg)
お部屋は42㎡の1LDK、西向き中住戸です。西面は雁行設計を採用しており、中住戸ながら北側にも開口部を設けるなどなかなか興味深いものになっています。
西側は接道しておらず、目前に高い建物が立っているので、前建との距離を少しでも確保するためにこういった設計を採用したのでしょう。
最近だと末長組のロイヤルシーズン赤坂の南向きに似た設計が採用されていました。
それでも前建が気になるポジションであることは確かですが、接道していない分静かな環境にはあると思いますし、こういったコンパクト目のプランであれば日照が得にくい点も資産価値上大きな問題にはならないでしょう。
間取りとしては、よくある程よい大きさの1LDKということにはなるのですが、そのような理由で西面が雁行設計になっているのでかなり個性的な形状をしています。
雁行設計ゆえに柱の食い込みが見られるのは褒められたものではないのですが、効率性という意味では高く評価できるプランですね。
LDを玄関側(手前側)に配置したことで廊下を非常に短く出来ていますし、雁行設計になったことで玄関から洋室への動線にも一切無駄がありません。
廊下は本当に小さな空間でしかなく、トイレや洗面所の入口がかなり玄関に近くはなっているのですが、このような面積帯の1LDKであれば特にマイナス材料ではないでしょう。
効率性を高めたことで42㎡にしては大きな居室畳数が確保されており、当プランの最大の特長が「7.1畳」の「寝室」ということにもなりますね。
※42㎡の1LDKで7.1畳の洋室は普通ではありえません。「眠りを重視している」当物件だからこそです。私はどちらかと言うと大きなベッドが置ける広さがあればそれで充分(ベッドルームを広くするぐらいならその分LDを広くして欲しい)と思う方なのですが、寝室って広ければ広いほど良く眠れるって言いますからね。
上でちらっと述べたように当物件の最大の差別化ポイントは「眠りへの拘り」であり、洋室にはレムオリジナルのベッドマットレス(ベッドボトム付属)と快眠機能枕が標準で設置されています。
また、それらよりもさらに評価したいのが洋室に標準で搭載された調光スイッチですね。
単に明るさが変化するだけでなく、明るさの強弱と共に「昼光色~電球色」に色味も変わるので、場面に応じて心地よい室内環境を実現することが可能なのです。
言うまでもなく照明は眠りに大きな影響を与えるもので(眠る前どのような空間で何をするかはとても大切です)、眠る前にまで気を使ってくれているという徹底したこだわりが伺える物件です。
浴室にはレインシャワーも導入されており、そこでの癒しから既に始まっているようですね(さらに言うと内廊下の雰囲気も素敵で良い効果があると思います)。
※最近はお手頃なホテルでもレインシャワーが導入されているところが増えましたし、大したコストではありませんので分譲マンションでもレインシャワーが当たり前になるといいなと思っています。
まぁ、当物件は二重床ではなく直床であり、音の類にもよりますが、眠りに徹底的に拘るのであれば二重床の方が自然だったような気がしないでもありませんが…。
坪単価は328万円。接道している東向きに比べ前建の影響が強い西向きは単価がこなれています。ただ、ポジションあっての単価という感じで割安な印象まではないですね。
まぁ、こういった囲まれ感の強いポジションであることも考慮し、室内(寝室)に拘ったのだと思いますし、ダウンライト×調光スイッチだけでもオプションではかなりの金額になりますので、そういった点が気に入った方には魅力ある水準でしょう。
設備仕様面は、コンパクトプラン中心の物件であるためディスポーザーはありませんが、食洗機、天然石のキッチン天板、トイレ手洗いカウンター、浴室フラットラインLED照明などそれなりのものになっています。
管理費は310円/㎡。ディスポーザーはありませんが、内廊下ですし、総戸数79戸とは言えファミリータイプ中心の物件に換算すると総戸数50戸程度だと思うのでこの水準に違和感はないでしょう。
なお、駐車場はありません。
確かにこの立地・プランの物件であればニーズは少ないのでしょうが、ワンルームマンションじゃないので3台ぐらいはあっても良かった気がします。
設計・施工は新日本建設で直床になります。
デザインに関してはお隣のクレアホームズと似た敷地形状・規模・高さの物件ということもあるのか共通点を感じるデザインで街並の統一感と言う側面からは評価出来るのですが、時代の影響こそあれ平均単価でクレアホームズの1.5倍程度のお値段になっていることを考えるともう少し華やかなものというか、もう少し特徴を持たせて欲しかったという思いはありますね。
内廊下設計になっているのは良い点ではあるのですが、エントランス周りはこの価格帯・スケールの物件であることを考えると少々地味です。
総戸数79戸とは言え、40~50㎡台が中心の物件ですので、それほどスケールがあるわけではないのですが、このぐらいのスケールでも2層吹抜のエントランスを採用する物件も少なくないですし、三次元的なゆとりは無理でも二次元的にもっと豊かな空間を設けるとか何かしらの工夫が欲しかったように思います。
クレアホームズも同様ではあるのですが、エントランス周りのセットバックからも余裕が感じられません。
なお、当物件は阪急系のホテルレムとのコラボで眠りに拘った設備を標準で導入しており、そういった点で差別化を図っているようですが、専有部だけでなく共用部にもひと工夫あると良かったように思います。
前回のジオ新宿百人町。
公式ホームページ
![IMG_2900[1]](https://blog-imgs-115.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/2018080211032665d.jpg)
お部屋は42㎡の1LDK、西向き中住戸です。西面は雁行設計を採用しており、中住戸ながら北側にも開口部を設けるなどなかなか興味深いものになっています。
西側は接道しておらず、目前に高い建物が立っているので、前建との距離を少しでも確保するためにこういった設計を採用したのでしょう。
最近だと末長組のロイヤルシーズン赤坂の南向きに似た設計が採用されていました。
それでも前建が気になるポジションであることは確かですが、接道していない分静かな環境にはあると思いますし、こういったコンパクト目のプランであれば日照が得にくい点も資産価値上大きな問題にはならないでしょう。
間取りとしては、よくある程よい大きさの1LDKということにはなるのですが、そのような理由で西面が雁行設計になっているのでかなり個性的な形状をしています。
雁行設計ゆえに柱の食い込みが見られるのは褒められたものではないのですが、効率性という意味では高く評価できるプランですね。
LDを玄関側(手前側)に配置したことで廊下を非常に短く出来ていますし、雁行設計になったことで玄関から洋室への動線にも一切無駄がありません。
廊下は本当に小さな空間でしかなく、トイレや洗面所の入口がかなり玄関に近くはなっているのですが、このような面積帯の1LDKであれば特にマイナス材料ではないでしょう。
効率性を高めたことで42㎡にしては大きな居室畳数が確保されており、当プランの最大の特長が「7.1畳」の「寝室」ということにもなりますね。
※42㎡の1LDKで7.1畳の洋室は普通ではありえません。「眠りを重視している」当物件だからこそです。私はどちらかと言うと大きなベッドが置ける広さがあればそれで充分(ベッドルームを広くするぐらいならその分LDを広くして欲しい)と思う方なのですが、寝室って広ければ広いほど良く眠れるって言いますからね。
上でちらっと述べたように当物件の最大の差別化ポイントは「眠りへの拘り」であり、洋室にはレムオリジナルのベッドマットレス(ベッドボトム付属)と快眠機能枕が標準で設置されています。
また、それらよりもさらに評価したいのが洋室に標準で搭載された調光スイッチですね。
単に明るさが変化するだけでなく、明るさの強弱と共に「昼光色~電球色」に色味も変わるので、場面に応じて心地よい室内環境を実現することが可能なのです。
言うまでもなく照明は眠りに大きな影響を与えるもので(眠る前どのような空間で何をするかはとても大切です)、眠る前にまで気を使ってくれているという徹底したこだわりが伺える物件です。
浴室にはレインシャワーも導入されており、そこでの癒しから既に始まっているようですね(さらに言うと内廊下の雰囲気も素敵で良い効果があると思います)。
※最近はお手頃なホテルでもレインシャワーが導入されているところが増えましたし、大したコストではありませんので分譲マンションでもレインシャワーが当たり前になるといいなと思っています。
まぁ、当物件は二重床ではなく直床であり、音の類にもよりますが、眠りに徹底的に拘るのであれば二重床の方が自然だったような気がしないでもありませんが…。
坪単価は328万円。接道している東向きに比べ前建の影響が強い西向きは単価がこなれています。ただ、ポジションあっての単価という感じで割安な印象まではないですね。
まぁ、こういった囲まれ感の強いポジションであることも考慮し、室内(寝室)に拘ったのだと思いますし、ダウンライト×調光スイッチだけでもオプションではかなりの金額になりますので、そういった点が気に入った方には魅力ある水準でしょう。
設備仕様面は、コンパクトプラン中心の物件であるためディスポーザーはありませんが、食洗機、天然石のキッチン天板、トイレ手洗いカウンター、浴室フラットラインLED照明などそれなりのものになっています。
管理費は310円/㎡。ディスポーザーはありませんが、内廊下ですし、総戸数79戸とは言えファミリータイプ中心の物件に換算すると総戸数50戸程度だと思うのでこの水準に違和感はないでしょう。
なお、駐車場はありません。
確かにこの立地・プランの物件であればニーズは少ないのでしょうが、ワンルームマンションじゃないので3台ぐらいはあっても良かった気がします。
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