【本年も多くの出会いに感謝!】2018年マンション番付完全版②【マンションオブザイヤー発表】
今年もこんな時間までお付き合いいただいている皆様本当に有難うございます。
今年も最後まで全力でお送りしていきたいと思います。
残すは「3物件」のみなのですが、今年はこれまでと趣向を変えて一気にマンションオブザイヤーまで発表していきたいと思います。
いきなりですが、マンションオブザイヤー、そして、マンション番付完全版はこちらです!!!


マンションオブザイヤーはパークコート渋谷ザ・タワーとしました。
そして悩みに悩んだ末に惜しくも次点となったのはプラウドシティ日吉とグランドメゾン目白新坂になります。
特段驚きのない結果かもしれませんが、番付をよ~くご覧いただきたい。
先ほど大関として紹介したザ・コート神宮外苑と津田沼ザ・タワーはもちろんのことマンションオブザイヤーのパークコート渋谷ザ・タワーまでの5物件全てを「大関」としました。
悩みに悩んだ末、要するに2018年は「横綱不在場所」、そういう結論に至りました。
こんだけ毎年番付やっていながらも私は相撲にあまり詳しいわけではないのですが、大相撲の長い歴史の中には「横綱不在」というタイミングが存在しており、まさに今年はそんな年だったのかなと。
大関にランクインした物件は素晴らしいパフォーマンスではあったのですが、やはり例年の横綱やマンションオブザイヤーと比べると総合的にちょっと見劣りする感じがしてしまいました。
まぁ、単純にマンション価格高騰で「コスパが悪い」「売れ行きが芳しくない」と感じてしまったことが影響している部分もあるにはあるのですが…。
まだコメントしていない上位3物件について軽くコメントしておきます。
マンションオブザイヤーのパークコート渋谷ザ・タワーはデザイン部門とモモレジ部門の受賞物件ですので詳細はそちらをご覧いただきたいと思いますが、新時代の渋谷の象徴(ハロウィンの象徴ではない(笑))となるであろうデザイン、というか芸術面への志の高さが強く印象に残る物件でした。
正式価格までに予定価格を2度も変更する(住戸にもよりますがかなり大きな「下げ」がありました)という行き当たりばったりの販売戦略で、そこまでしたにも関わらず第1期はたったの100戸という点は評価出来たものではありませんが、第1期は販売当初から「22階以上の高層階に限定」していたため最低でも11,500万円という価格帯での100戸でしたし、それなりの結果と言えるでしょう。
※ザ・コート神宮外苑同様に第1期直前に値下げしているので、今後はもっと販売が活性化する可能性もありますし…。
なお、当物件は約70年の地代が全額分譲価格に含まれているというのは予定価格の時点の記事でお伝えしておりますが、予定価格の時点ではその「内訳」が明らかになっておらず、この稀有な立地であることを加味すると地代は分譲価格の半分程度を占めるのではないかとすら思っていたのですが、ふたを開けてみれば例えば61㎡の11,500万円の地代は1,738万円で月額換算ではこのスペシャルな立地としてはリーズナブルな約337円/㎡になるようです。
分譲価格にこれ以外の権利金などが含まれているか否かまでは確認出来ていないのでなんとも言えない部分はあるのですが(権利金を契約者が直接地主に支払う(東京都)のであればそれは明らかになるのでしょうが、デベロッパーが支払っており、それが分譲価格に上乗せされているようなケースではその金額は明らかにならないでしょう)、70年という長い定借期間で月額地代が不要ということを考えるとこの価格は当初私が考えていたよりはこなれており、そういった点も少なからず評価出来る物件ということになります。
年明けに分譲開始される中低層階(21階以下)のコンパクトプランのお値段は強めになることが予想されますが、株式市場の暴落による資産効果の剥落は富裕層の財布の紐に確実に影響を与えていますし、2019年の先行きを占うという意味でもかなり注目したいと思っています。
残りの2物件についても簡単に…、
プラウドシティ日吉に関しても販売部門、間取り部門、そして本日のデベロッパー部門にも登場しているので詳細はやはりそちらをご覧いただきたいのですが、当然Sulattto3(免震構造×ハイサッシ2.4m)が最大の理由になりますね。
総戸数1320戸の20階建は日吉駅界隈どころかかなり広域でのランドマーク的なものになりますし、純粋な共用施設ではなく地域貢献施設としての共用部、さらには同開発エリア内に小学校が新設されてしまうという超大規模物件ならではの取り組みにも目新しさやインパクトがありました。
そして、グランドメゾン目白新坂ですが、24日の仮番付で名付けた「目白訴訟」はそのまんまですね(笑)。
メジロリティゲーションは、メジロマックイーンとかメジロパーマーとかいった競走馬を意識して付けてみました(笑)。
話すと長くなる物件なので詳細はやはり個別記事をご覧いただきたいのですが、その訴訟沙汰が要因であろう特殊な設計とこなれた価格は私の心に強く印象に残りました。
プラウドシティ日吉とグランドメゾン目白新坂はもちろんのこと、ザ・コート神宮外苑や津田沼ザ・タワーを含めた大関5物件はいずれも最後までマンションオブザイヤーを迷った物件で、それら全てが「大関でありながらマンションオブザイヤー」として逃げてしまおうかとすら思ったぐらい甲乙つけ難い戦いでした。
そんなこんなで何かスッキリしない発表に感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に感じたことをありのままに表現するのが「当ブログの最大の趣旨」であり、多くの方々にご支持いただいている点だとも思うので、今年も最後までマイペースを貫かせていただいた次第です。
さて、平成最後のマンションオブザイヤーもなんとか無事に発表させていただき今年もお別れの時間がやってきてしまいました。
年を重ねたせいか、ここ数年1年が経つのが本当に早いと感じますが、今年は特に早かった気がします。
ちなみに、私の仕事はブログを書くことではありませんのでこれは生活の一部分でしかないのですが、少なくとも1日2記事は書いているので1年間で少なくとも730記事は書いていることになります。
そういう考え方をすると1年が凄く長く感じてしまいましたし、私事ながら「730」というのは途方もない数字だと思うわけで、年初の抱負として「来年も一年間で730件の記事を書く」とは絶対に言いたくないのですが(というか吐きそう…)、毎日少しづつの努力を重ねることで実現出来るはずなので、来年も読者の皆様のご声援を胸に頑張りたいと思っております。
末筆ながら、本年、当ブログをご覧いただいた全ての方々に深く感謝すると共に、皆様の2019年のより一層のご健勝とご多幸をお祈り申し上げて締めの言葉とさせていただきます。
本年も誠に有難うございました。
良いお年をお迎え下さい!!
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