シティタワー武蔵小山【「1つだけ」の素敵なエントランス】35階43㎡6,480万円(坪単価497万円)
続けて、シティタワー武蔵小山。
設計はアール・アイ・エー、施工は五洋建設です。
シティタワー品川パークフロントやシティタワー銀座東では施工だけでなく設計にも五洋建設が起用されていましたが、当物件は前回の記事で書いたように住商一体の大規模複合開発でそういった再開発実績も豊富なアール・アイ・エーが設計に起用されています。
そして、大規模物件なりのゆとりあるランドプランに加え、武蔵野台地の上にあり、パークシティ武蔵小山ザ・タワー同様に「直接基礎×免震構造」が採用されているという点(9階建の低層レジデンス棟を除く)も当物件の大きな特長の1つになってくるでしょう。
なお、デザイン面や共用部に関しては、シティタワー所沢クラッシィはもちろんのこと、シティタワー品川パークフロントやシティタワー大井町なども単価帯のわりに今一つと感じていたので当物件も心配してはいたのですが、2層吹抜のエントランスは二次元的にも三次元的にもゆとりのある空間で、エントランスホール内の大柱の四隅をライトアップするなど、重厚感と高級感共に申し分のないものになっています。
※やはり明確な比較対象(競合物件)としてのパークシティがあるので手を抜くわけにはいかないのでしょう。近隣に類似物件があっても販売時期が被らなければ手を抜けるのでしょうが…。
当物件のデザインは、近年の住友タワマンだとシティタワー武蔵小杉と同じかそれ以上のグレード感のあるものだと思います。
内廊下のデザインは何の工夫も見られないありきたりないつもの住友クオリティですし、バルコニー手摺の一部が縦格子となった外観もちょっと気になるところではありますが、高層階(36階)にラウンジ&パーティールームがしっかりと設けられていますし(普通のタワマンなら当たり前のことなんだけれどもシティタワー所沢やシティタワー品川パークフロントなど近年の住友タワマンにはないことも少なくありません。ただ、デザイン自体は淡泊なものです)、総戸数506戸のタワマンとして大きな違和感のないパフォーマンスに仕上げてきた印象にはなりますね。
共用施設としては、他にキッズルーム、スタディルーム、ライブラリー、ゲストルームなどがあります。
エントランスは1階部分のみで店舗などが入居する2階部分からマンション内に入ることの出来るエントランスがないのはちょっと残念ですね。
前回のシティタワー武蔵小山。
公式ホームページ
![IMG_4044[1]](https://blog-imgs-124.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20190109094410566.jpg)
お部屋は43㎡の1LDK、南西向き中住戸です。南西方向には同じ階建のパークシティ武蔵小山ザ・タワーが聳えますが、その間には当物件の低層レジデンス棟があることから分かるように距離はそこまで近くなく、当住戸からの真正面はパークシティがかかるかかからないかぐらいの位置にあるので、南方向には眺望も楽しめる日照抜群なポジションになります。
間取りとしては、窓側・共用廊下側共に柱の中途半端な食い込みはありますが、影響は大きくなく非常にきれいで好感の持てるものです。
中住戸ながらダイレクトウィンドウが採用された住友タワマンらしい設計で、梁を空中に出しているため室内窓際に下り天井(梁)がほとんどないというのも大きな魅力になります(ただ、窓の外には隣接した位置に梁があるのでサッシ高は2.1m程度(?)でけして高くはありません)。
また、玄関の下足スペースはかなりしっかりとした大きさが確保出来ていますし、居室畳数・収納共にかなり豊かに出来ていることからも分かるように効率性の高いプランニングとなっているあたりも評価出来るプランになります。
坪単価は497万円。この広さ、ましてタワマンで「南向き云々」はあまり意味のあることではありませんのでそこが付加価値になると言い難いところではあるのですが、前述のように眺望も楽しめるお部屋ですし、面積を抑えていることを考えてもパークシティに近似した違和感のない単価設定と言えると思います。やはりパークシティが分譲中のうちはこれ以上の水準は難しいでしょう…。
住友不動産の経営陣は「早くパークシティ完売しないかなぁ…」と思っていることでしょう(笑)。
ちなみに、第1期は驚愕のたった18戸の販売になっています…。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、ミストサウナ、天然石のキッチン天板、トイレ手洗いカウンターなど一般的なものはそろっていますが、ビルトインエアコンなどは搭載されておらずこの単価帯であることを考えると物足りなさがあります(パークシティもビルトインないですから当然なのでしょうが…)。
一方、やはり24時間換気は住友タワマンの多くで採用されている1種換気(室内横壁からの自然給気ではなく天井裏を通しての機械給気)が採用されているのは良い点になります。
管理費は390円/㎡。内廊下、かつ、ディスポーザー付のタワマンの中でも400円/㎡近い水準になることは少ないので少々の割高感があります。
ただ、各階ゴミ置場、コンシェルジュサービス、24時間有人管理などは当然のように備わっていますのである程度高額になるのは仕方のないところでしょうね。
駐車場は全126台でタワー内の機械式中心になります。
設計はアール・アイ・エー、施工は五洋建設です。
シティタワー品川パークフロントやシティタワー銀座東では施工だけでなく設計にも五洋建設が起用されていましたが、当物件は前回の記事で書いたように住商一体の大規模複合開発でそういった再開発実績も豊富なアール・アイ・エーが設計に起用されています。
そして、大規模物件なりのゆとりあるランドプランに加え、武蔵野台地の上にあり、パークシティ武蔵小山ザ・タワー同様に「直接基礎×免震構造」が採用されているという点(9階建の低層レジデンス棟を除く)も当物件の大きな特長の1つになってくるでしょう。
なお、デザイン面や共用部に関しては、シティタワー所沢クラッシィはもちろんのこと、シティタワー品川パークフロントやシティタワー大井町なども単価帯のわりに今一つと感じていたので当物件も心配してはいたのですが、2層吹抜のエントランスは二次元的にも三次元的にもゆとりのある空間で、エントランスホール内の大柱の四隅をライトアップするなど、重厚感と高級感共に申し分のないものになっています。
※やはり明確な比較対象(競合物件)としてのパークシティがあるので手を抜くわけにはいかないのでしょう。近隣に類似物件があっても販売時期が被らなければ手を抜けるのでしょうが…。
当物件のデザインは、近年の住友タワマンだとシティタワー武蔵小杉と同じかそれ以上のグレード感のあるものだと思います。
内廊下のデザインは何の工夫も見られないありきたりないつもの住友クオリティですし、バルコニー手摺の一部が縦格子となった外観もちょっと気になるところではありますが、高層階(36階)にラウンジ&パーティールームがしっかりと設けられていますし(普通のタワマンなら当たり前のことなんだけれどもシティタワー所沢やシティタワー品川パークフロントなど近年の住友タワマンにはないことも少なくありません。ただ、デザイン自体は淡泊なものです)、総戸数506戸のタワマンとして大きな違和感のないパフォーマンスに仕上げてきた印象にはなりますね。
共用施設としては、他にキッズルーム、スタディルーム、ライブラリー、ゲストルームなどがあります。
エントランスは1階部分のみで店舗などが入居する2階部分からマンション内に入ることの出来るエントランスがないのはちょっと残念ですね。
前回のシティタワー武蔵小山。
公式ホームページ
![IMG_4044[1]](https://blog-imgs-124.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20190109094410566.jpg)
お部屋は43㎡の1LDK、南西向き中住戸です。南西方向には同じ階建のパークシティ武蔵小山ザ・タワーが聳えますが、その間には当物件の低層レジデンス棟があることから分かるように距離はそこまで近くなく、当住戸からの真正面はパークシティがかかるかかからないかぐらいの位置にあるので、南方向には眺望も楽しめる日照抜群なポジションになります。
間取りとしては、窓側・共用廊下側共に柱の中途半端な食い込みはありますが、影響は大きくなく非常にきれいで好感の持てるものです。
中住戸ながらダイレクトウィンドウが採用された住友タワマンらしい設計で、梁を空中に出しているため室内窓際に下り天井(梁)がほとんどないというのも大きな魅力になります(ただ、窓の外には隣接した位置に梁があるのでサッシ高は2.1m程度(?)でけして高くはありません)。
また、玄関の下足スペースはかなりしっかりとした大きさが確保出来ていますし、居室畳数・収納共にかなり豊かに出来ていることからも分かるように効率性の高いプランニングとなっているあたりも評価出来るプランになります。
坪単価は497万円。この広さ、ましてタワマンで「南向き云々」はあまり意味のあることではありませんのでそこが付加価値になると言い難いところではあるのですが、前述のように眺望も楽しめるお部屋ですし、面積を抑えていることを考えてもパークシティに近似した違和感のない単価設定と言えると思います。やはりパークシティが分譲中のうちはこれ以上の水準は難しいでしょう…。
住友不動産の経営陣は「早くパークシティ完売しないかなぁ…」と思っていることでしょう(笑)。
ちなみに、第1期は驚愕のたった18戸の販売になっています…。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、ミストサウナ、天然石のキッチン天板、トイレ手洗いカウンターなど一般的なものはそろっていますが、ビルトインエアコンなどは搭載されておらずこの単価帯であることを考えると物足りなさがあります(パークシティもビルトインないですから当然なのでしょうが…)。
一方、やはり24時間換気は住友タワマンの多くで採用されている1種換気(室内横壁からの自然給気ではなく天井裏を通しての機械給気)が採用されているのは良い点になります。
管理費は390円/㎡。内廊下、かつ、ディスポーザー付のタワマンの中でも400円/㎡近い水準になることは少ないので少々の割高感があります。
ただ、各階ゴミ置場、コンシェルジュサービス、24時間有人管理などは当然のように備わっていますのである程度高額になるのは仕方のないところでしょうね。
駐車場は全126台でタワー内の機械式中心になります。
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