シントシティ【このランドプランならばタワーの方がハッピーだった???】2階73㎡4,599万円(坪単価210万円)
続けて、シントシティ。
設計・施工は長谷工で直床です。
昨今は三井物件で言うとパークホームズ浦和常盤ステーションプレミア、パークホームズ横浜本郷台リバーサイドヴィラ、パークホームズ横濱星川、三菱地所で言うとザ・パークハウスオイコス赤羽志茂、ザ・パークハウスオイコス鎌倉大船など、当物件に近い単価帯の物件で直床が当たり前の様相になっていますので、当物件の直床にも特に違和感はないのですが、それらの物件同様で坪単価300万円近い水準のお部屋の検討者(購入者)にとってはなかなかつらい状況になっていると感じますね。
当物件はランドマーク的な物件ゆえに上層階はより強めのお値段設定になっているとも感じるわけで低層階と上層階との単価差が結構あるので余計にそのように感じます。
共用施設としては、ラウンジ、パーティールーム、ゲストルーム(計5室)、キッズルームなどの一般的なものからマルチルーム、スタディブース、そして、敷地中央部の中庭(デッキテラス・キッズパーク・コミュニティガーデン)などがあり、超大規模物件ならではの充実したものになっており、特に中庭に面した2層吹抜のカフェラウンジはデザイン的にも素敵な空間ですが、15階建の板状となった建物外観はいわゆる団地感がないとは言えませんし、空地率約41%という15階建の大規模物件にしてはかなり空地の低いせせこましいランドプランになっているのも残念に感じます。
近隣には出来てまもないさいたま新都心公園がありますし、敷地内はギチギチでもいいのかもしれませんが、北方向の敷地用途を考えれば特に迷惑をかけることもなさそうですし、同じ容積率(400%)でタワー型として空地を高めた方(むろん行政との折衝が必要でデベロッパーの一存では出来ませんが…)がハッピーだったような印象もありますね。
例えば川崎のラゾーナ川崎レジデンスのようにタワーと中層棟との組み合わせとするのも一案だったかもしれません。
このランドプランだと中庭にはほとんど陽が当たりませんし…。
前回のシントシティ。
公式ホームページ
![IMG_4085[1]](https://blog-imgs-124.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20190117083718665.jpg)
お部屋はD棟の73㎡の3LDK、南向き中住戸です(当プランはA棟にもあるので間取り図には方位が2つついています)。西隣のE棟だと南側はほぼ中庭になるのですが、こちらD棟の南側は自走式駐車場になり、視界面での圧迫感に加え、2階レベルだと日照面への影響も少なくありません。
間取りとしては、オーソドックスな田の字ベースの横長リビングプランになります。
ただ、特徴として2点挙げることが出来ますね。
1点目は洋室2側の窪みです。
玄関と洋室2が共用廊下からしっかりと窪んだ位置に設計されているので、玄関ドアを開けたら通行人にぶつかりそうに…ということはありませんし、短時間なら玄関前にベビーカーなどを置いておくことも出来るでしょう。
長谷工設計・施工の物件でも昨年の間取り部門銀賞受賞物件であるルネ南砂町リバーフィールやルネ本厚木のように全戸に玄関窓を設けているような物件もあるわけで(ザ・ガーデンズ東京王子やパークホームズララ湘南平塚などのように他デベロッパー物件でも長谷工設計・施工ならば採用されている仕様です)、そういった物件ほどの魅力は感じませんが、洋室2や玄関側も洋室1と同じ位置までせり出しているプランも世の中にはありますのでけして悪いものではありません。
もう1点は、バルコニー戸境です。
当物件の多くのプランはバルコニー両面がペラボーになった一般的な仕様ですが、当プランは東側隣戸との境がコンクリ壁となった物件内でも珍しいタイプになります。
気にならない方も少なくない細かな点ではありますが、プライバシー面での1つの魅力になるでしょう。
なお、専有面積に占める居室畳数割合は約71.1%((12.1畳+3.4畳+6.3畳+5.0畳+5.0畳)×1.62㎡【※】÷72.50㎡)と田の字ベースの中住戸としては気持ち低めの水準ですが(平均で72%程度でしょうか)、収納はそこそこ充実していますし、一般的に横長リビングプランの方が廊下が長くなるものですので特に気にはなりません。
(【※】マンションの間取り図で一般的に用いられている1畳=1.62㎡)
坪単価は210万円。前述のように自走式駐車場の影響が強いポジションゆえに物件内で下限の単価設定になっています。
先ほどのB棟の低層階よりもさらに安くなってはいるのですが、接道しているB棟よりもこちらの方が視界面での圧迫感が強く、特段の「パンダ感」はないですね。
まぁ、第1期で350戸を出せていることからも明らかなようにこのような話題性十分の物件でファミリータイプのグロスが4,000万円台中盤まで降りてくれば需要的に十分勝負になるということなのでしょう。
設備仕様面は、スケールがあるのでディスポーザーが採用されていますし、食洗機ももちろんついています。
トイレ手洗いカウンターは4LDKのみですが、坪単価250万円前後までのお部屋であればついていなくとも違和感はないでしょう。
共用廊下側の面格子が縦面格子となっているのは非常に珍しく(一般的にはルーバー面格子)残念なのは間違いないですが、当物件よりも遥かに高額なメイツ深川住吉でそれを見た時の衝撃には及びません。
管理費は196円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザーが付いていますし、コンシェルジュサービスもついた物件なのでこの水準に違和感はないでしょう。
駐車場は前述のように敷地中央部に自走式駐車場が設置され、全507台のうち自走式が474台、残りの33台が平置になります。
設計・施工は長谷工で直床です。
昨今は三井物件で言うとパークホームズ浦和常盤ステーションプレミア、パークホームズ横浜本郷台リバーサイドヴィラ、パークホームズ横濱星川、三菱地所で言うとザ・パークハウスオイコス赤羽志茂、ザ・パークハウスオイコス鎌倉大船など、当物件に近い単価帯の物件で直床が当たり前の様相になっていますので、当物件の直床にも特に違和感はないのですが、それらの物件同様で坪単価300万円近い水準のお部屋の検討者(購入者)にとってはなかなかつらい状況になっていると感じますね。
当物件はランドマーク的な物件ゆえに上層階はより強めのお値段設定になっているとも感じるわけで低層階と上層階との単価差が結構あるので余計にそのように感じます。
共用施設としては、ラウンジ、パーティールーム、ゲストルーム(計5室)、キッズルームなどの一般的なものからマルチルーム、スタディブース、そして、敷地中央部の中庭(デッキテラス・キッズパーク・コミュニティガーデン)などがあり、超大規模物件ならではの充実したものになっており、特に中庭に面した2層吹抜のカフェラウンジはデザイン的にも素敵な空間ですが、15階建の板状となった建物外観はいわゆる団地感がないとは言えませんし、空地率約41%という15階建の大規模物件にしてはかなり空地の低いせせこましいランドプランになっているのも残念に感じます。
近隣には出来てまもないさいたま新都心公園がありますし、敷地内はギチギチでもいいのかもしれませんが、北方向の敷地用途を考えれば特に迷惑をかけることもなさそうですし、同じ容積率(400%)でタワー型として空地を高めた方(むろん行政との折衝が必要でデベロッパーの一存では出来ませんが…)がハッピーだったような印象もありますね。
例えば川崎のラゾーナ川崎レジデンスのようにタワーと中層棟との組み合わせとするのも一案だったかもしれません。
このランドプランだと中庭にはほとんど陽が当たりませんし…。
前回のシントシティ。
公式ホームページ
![IMG_4085[1]](https://blog-imgs-124.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20190117083718665.jpg)
お部屋はD棟の73㎡の3LDK、南向き中住戸です(当プランはA棟にもあるので間取り図には方位が2つついています)。西隣のE棟だと南側はほぼ中庭になるのですが、こちらD棟の南側は自走式駐車場になり、視界面での圧迫感に加え、2階レベルだと日照面への影響も少なくありません。
間取りとしては、オーソドックスな田の字ベースの横長リビングプランになります。
ただ、特徴として2点挙げることが出来ますね。
1点目は洋室2側の窪みです。
玄関と洋室2が共用廊下からしっかりと窪んだ位置に設計されているので、玄関ドアを開けたら通行人にぶつかりそうに…ということはありませんし、短時間なら玄関前にベビーカーなどを置いておくことも出来るでしょう。
長谷工設計・施工の物件でも昨年の間取り部門銀賞受賞物件であるルネ南砂町リバーフィールやルネ本厚木のように全戸に玄関窓を設けているような物件もあるわけで(ザ・ガーデンズ東京王子やパークホームズララ湘南平塚などのように他デベロッパー物件でも長谷工設計・施工ならば採用されている仕様です)、そういった物件ほどの魅力は感じませんが、洋室2や玄関側も洋室1と同じ位置までせり出しているプランも世の中にはありますのでけして悪いものではありません。
もう1点は、バルコニー戸境です。
当物件の多くのプランはバルコニー両面がペラボーになった一般的な仕様ですが、当プランは東側隣戸との境がコンクリ壁となった物件内でも珍しいタイプになります。
気にならない方も少なくない細かな点ではありますが、プライバシー面での1つの魅力になるでしょう。
なお、専有面積に占める居室畳数割合は約71.1%((12.1畳+3.4畳+6.3畳+5.0畳+5.0畳)×1.62㎡【※】÷72.50㎡)と田の字ベースの中住戸としては気持ち低めの水準ですが(平均で72%程度でしょうか)、収納はそこそこ充実していますし、一般的に横長リビングプランの方が廊下が長くなるものですので特に気にはなりません。
(【※】マンションの間取り図で一般的に用いられている1畳=1.62㎡)
坪単価は210万円。前述のように自走式駐車場の影響が強いポジションゆえに物件内で下限の単価設定になっています。
先ほどのB棟の低層階よりもさらに安くなってはいるのですが、接道しているB棟よりもこちらの方が視界面での圧迫感が強く、特段の「パンダ感」はないですね。
まぁ、第1期で350戸を出せていることからも明らかなようにこのような話題性十分の物件でファミリータイプのグロスが4,000万円台中盤まで降りてくれば需要的に十分勝負になるということなのでしょう。
設備仕様面は、スケールがあるのでディスポーザーが採用されていますし、食洗機ももちろんついています。
トイレ手洗いカウンターは4LDKのみですが、坪単価250万円前後までのお部屋であればついていなくとも違和感はないでしょう。
共用廊下側の面格子が縦面格子となっているのは非常に珍しく(一般的にはルーバー面格子)残念なのは間違いないですが、当物件よりも遥かに高額なメイツ深川住吉でそれを見た時の衝撃には及びません。
管理費は196円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザーが付いていますし、コンシェルジュサービスもついた物件なのでこの水準に違和感はないでしょう。
駐車場は前述のように敷地中央部に自走式駐車場が設置され、全507台のうち自走式が474台、残りの33台が平置になります。
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