ワザック大田鵜の木【中庭などの共用部にも見所あり】1階66㎡6,370万円(坪単価321万円)
続けて、ワザック大田鵜の木。
設計は千都建築設計事務所、施工は大勝です。
千都建築設計事務所はリストレジデンス芝浦やリストレジデンス上野黒門町などリストの物件の実績が豊富であり、当物件は建設開始後に日本ハウスHDに事業譲渡されているので基本的な設計・企画はリスト主導のものと考えて良さそうですね。
ちなみに、この日本ハウスHDのワザックシリーズもわりとデザイン面に力を入れる傾向がありますし、デザイン監修には三菱地所の「ザ・パークハウス」の実績が非常に豊富なインタープランデザインセンターも起用されているので、デザインにそこまで「リスト感」があるわけではないのですが、いずれにせよなかなか整った物件という印象です。
敷地面積3,000㎡弱という大きな敷地の東側にサブエントランス(1階)、南西側にメインエントランス(2階)が設けられたダブルエントランス設計で、特に丘の中途にあるメインエントランス脇にはホテルライクなクラブラウンジ、そしてその下の1階部分(丘の中途のためグラウンドレベル以下になる)にスタイルラボ(パーティルーム)を施すなど総戸数65戸の物件ながら共用部にも力を入れているのも大きな特長の1つとなるでしょう。
大規模で共用部が充実したブランズシティ久が原(未だ分譲中)という存在あってのものなのかもしれませんが、理由はさておき評価出来る点の1つであることには変わりはないでしょうね。
従前この地にあった杜の樹木はほとんどなくなってしまいましたが、共用廊下から見える位置に複数の中庭が設けられている点も素敵ですね。
前回のワザック大田鵜の木。
公式ホームページ
![IMG_4213[1]](https://blog-imgs-124.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20190129084116665.jpg)
![IMG_4214[1]](https://blog-imgs-124.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20190129084117bc8.jpg)
お部屋は66㎡の3LDK、南西向き中住戸です。前述のようにメインエントランスは南側道路のグラウンドレベルになる2階にあり、当住戸はその1階下になりますので少々の地下感がありはするのですが、奥行のあるオープンテラスがついていますし、周りは戸建ばかりの低層エリアなので南方向からの日照も得ることが出来ます。
間取りとしては、60㎡台中盤の3LDKということで「リスト」らしさのある狭小感のあるファミリータイプです。
総戸数65戸もあればこのぐらいの小ぶりなファミリータイプがあるのはこのご時世として自然なことではありますが、当物件は全体として小ぶりな3LDKが多く落ち着きのあるポジションにしては面積が小さめな印象ですね。
立派な坪単価からするとやはり70㎡超中心は厳しかったのでしょう。
この面積まで絞るのであれば共用廊下側の柱までアウトフレーム化して欲しかった印象もありますが、低層建のため柱は細いですし、玄関前に中庭の木々が望めるのも魅力の1つでしょうか。
プラン自体は一般的な田の字ベースのプランなので多く語るほどのことはないのですが、地下感があり採光的に優れたお部屋とは言えませんし、価格帯的にも連窓サッシを採用していて欲しかったですね。
洋室3には方立ての小さなウォールドアが採用されており違和感なくLDと一体利用できるのは魅力ですが、連窓サッシまで頑張って欲しかったです。
スロップシンクをこの「境目」に設置する必要は必ずしもなかったはずですし…。
坪単価は321万円。日照は問題のないポジションではありますが、少々の「地下感」があることを考えるとやはりもう少しこなれた水準であって欲しかったですね。
グロスの嵩む70㎡ではこの単価設定はまず不可能だったはずで、面積を絞ったなりの単価でもあるのでしょうが、それでも…。
設備仕様面は、ディスポーザー、ミストサウナ、食洗機、フィオレストーンの水回り天板、トイレ手洗いカウンターなど違和感のないものがそろっています。元リスト物件ということで良水工房もついていますね。
管理費は228円/㎡。ファミリータイプ中心の総戸数65戸はそれなりのスケールであり、外廊下、かつ、ディスポーザーなしのわりには高めの印象もありますが、違和感のある水準ではありません。
駐車場は全13台で、身障者用の1台を除いた12台が機械式になります。
設計は千都建築設計事務所、施工は大勝です。
千都建築設計事務所はリストレジデンス芝浦やリストレジデンス上野黒門町などリストの物件の実績が豊富であり、当物件は建設開始後に日本ハウスHDに事業譲渡されているので基本的な設計・企画はリスト主導のものと考えて良さそうですね。
ちなみに、この日本ハウスHDのワザックシリーズもわりとデザイン面に力を入れる傾向がありますし、デザイン監修には三菱地所の「ザ・パークハウス」の実績が非常に豊富なインタープランデザインセンターも起用されているので、デザインにそこまで「リスト感」があるわけではないのですが、いずれにせよなかなか整った物件という印象です。
敷地面積3,000㎡弱という大きな敷地の東側にサブエントランス(1階)、南西側にメインエントランス(2階)が設けられたダブルエントランス設計で、特に丘の中途にあるメインエントランス脇にはホテルライクなクラブラウンジ、そしてその下の1階部分(丘の中途のためグラウンドレベル以下になる)にスタイルラボ(パーティルーム)を施すなど総戸数65戸の物件ながら共用部にも力を入れているのも大きな特長の1つとなるでしょう。
大規模で共用部が充実したブランズシティ久が原(未だ分譲中)という存在あってのものなのかもしれませんが、理由はさておき評価出来る点の1つであることには変わりはないでしょうね。
従前この地にあった杜の樹木はほとんどなくなってしまいましたが、共用廊下から見える位置に複数の中庭が設けられている点も素敵ですね。
前回のワザック大田鵜の木。
公式ホームページ
![IMG_4213[1]](https://blog-imgs-124.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20190129084116665.jpg)
![IMG_4214[1]](https://blog-imgs-124.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20190129084117bc8.jpg)
お部屋は66㎡の3LDK、南西向き中住戸です。前述のようにメインエントランスは南側道路のグラウンドレベルになる2階にあり、当住戸はその1階下になりますので少々の地下感がありはするのですが、奥行のあるオープンテラスがついていますし、周りは戸建ばかりの低層エリアなので南方向からの日照も得ることが出来ます。
間取りとしては、60㎡台中盤の3LDKということで「リスト」らしさのある狭小感のあるファミリータイプです。
総戸数65戸もあればこのぐらいの小ぶりなファミリータイプがあるのはこのご時世として自然なことではありますが、当物件は全体として小ぶりな3LDKが多く落ち着きのあるポジションにしては面積が小さめな印象ですね。
立派な坪単価からするとやはり70㎡超中心は厳しかったのでしょう。
この面積まで絞るのであれば共用廊下側の柱までアウトフレーム化して欲しかった印象もありますが、低層建のため柱は細いですし、玄関前に中庭の木々が望めるのも魅力の1つでしょうか。
プラン自体は一般的な田の字ベースのプランなので多く語るほどのことはないのですが、地下感があり採光的に優れたお部屋とは言えませんし、価格帯的にも連窓サッシを採用していて欲しかったですね。
洋室3には方立ての小さなウォールドアが採用されており違和感なくLDと一体利用できるのは魅力ですが、連窓サッシまで頑張って欲しかったです。
スロップシンクをこの「境目」に設置する必要は必ずしもなかったはずですし…。
坪単価は321万円。日照は問題のないポジションではありますが、少々の「地下感」があることを考えるとやはりもう少しこなれた水準であって欲しかったですね。
グロスの嵩む70㎡ではこの単価設定はまず不可能だったはずで、面積を絞ったなりの単価でもあるのでしょうが、それでも…。
設備仕様面は、ディスポーザー、ミストサウナ、食洗機、フィオレストーンの水回り天板、トイレ手洗いカウンターなど違和感のないものがそろっています。元リスト物件ということで良水工房もついていますね。
管理費は228円/㎡。ファミリータイプ中心の総戸数65戸はそれなりのスケールであり、外廊下、かつ、ディスポーザーなしのわりには高めの印象もありますが、違和感のある水準ではありません。
駐車場は全13台で、身障者用の1台を除いた12台が機械式になります。
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