ブリシア新横浜【開業後は渋谷まで直通約30分】3階62㎡3,998万円(坪単価215万円)
ブリシア新横浜。
新横浜駅徒歩12分の10階建総戸数70戸のマンションです。
昨年末に「東急新横浜線」と言う名称が発表されましたが、その新横浜線開業後は渋谷まで直通約30分というアクセスが可能になりますし、そもそも新幹線の停車駅でもありますので、広域にお住まいの方からのニーズが少なくないであろうエリアになります。
ここもソルティア新横浜同様にそういった新線効果などを見越しての分譲ということになるでしょうし、やはり環状2号線沿いのさらに駅距離のあるポジションにもなりますが、新横浜駅はターミナル駅らしく駅徒歩5分内にはほとんど分譲マンションが存在していませんし(駅南側は住宅街ですが、戸建などの低層エリアでマンションはほぼない…)、不思議なほどスケール感のあるマンションや大手のブランド感のあるマンションがありませんので(近年はマンション価格の高騰により数年前よりも郊外寄りで大手が分譲することが増えていますし、これだけ話題性のある新横浜エリアで大手デベのブランド感のある物件が誕生しないのは常々不思議に思っています)、中小デベロッパーが分譲するのには恰好のエリアと言えるでしょうね。
※「リセールの際の大手デベ物件との競合」が少なくて済むため、パフォーマンス的な側面で大手デベ物件に拘りのない方にとっては買いやすいエリアと言えます。
設計はねお設計、施工はシミズ・ビルライフケアになります。
シミズ・ビルライフケアは近年だとグレンドール二子玉川やザ・グランプルーヴ上馬などの実績がありますね。
なお、総戸数70戸というそこそこのスケールがあることを考えると外観やエントランスは何かしらさらに特色のあるものとして欲しかった印象はありますが、この界隈は商業地域ということもあり「建蔽率80%・100%×容積率600%」になるので、空地的なゆとりを生み出しにくいという事情があります。
そのため、どうしても詰め込み感のあるマンションになってしまいそういった面でのゆとりを感じる物件は少ないですね。
そういったエリアだからこそ特色を持たせた物件にするとより特徴が際立つように思うのですが、コスト面などとの兼ね合いもありなかなか難しいところではあるのでしょうね。
ブリシア木場公園やブリシア宮崎台なんかは最上階住戸にプライベートスカイテラスを設けるなどの工夫が見られましたが、この立地条件ではそうは行かないでしょうし、専有部はともかく共用部に特段力を入れる印象のあるデベロッパーではないですね。
公式ホームページ
![IMG_4639[1]](https://blog-imgs-126.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20190315123749cc0.jpg)
お部屋は62㎡の3LDK、南角住戸です。低層階で接道していないポジションなので南東・南西方向共に隣接建物の影響が強いですが、南方向は加瀬のレンタルボックス(2段)なので、この3階からならばピンポイントで視界が抜けてくるところがあり、南~南西にかけて日照も得られるポジションになります。
間取りとしては、60㎡ちょっとの3LDKということで中小デベらしいいわゆる狭小プランになります。
ただ、囲まれ感のあるポジションを考慮してかLDを角住戸らしいコーナー部分に設計していないので、廊下が短く効率性は上々ですね。
柱の食い込みもそんなに気になりませんし、LDKで13.1畳なのでLD単体でもギリギリ10畳程度確保出来ているでしょうか。
洗面所はファミリータイプにしては小さめにはなりますし、浴室も1418ですらなく1317と小さくはなっていますが、洋室3室の大きさに違和感はありませんし、収納も意外に充実していると感じます。
近年はどの物件も当然のようにトランクルームが専有面積に含まれて表示されており、当プランも1.35㎡を加えてのものなのでトランクルームを除くと60㎡程度しかないのですが、そのわりには各所がしっかりしていると感じます。
南西面は逆梁が採用されているので洋室2にはカウンターが生じており、カウンターを除いた居室形状がかなり細長い点は気にはなりますが、採光面を考慮し南西開口部がかなり充実している点も悪くありません。
一方、洋室3の引き戸はさらに大きく開け放つことの出来るウォールドアタイプになっていると良かったのではないでしょうか。
坪単価は215万円。物件内の30㎡台のお部屋に比べグロスが嵩む分単価が抑えられています。
ただ、そういった点や駅距離がある点を加味しても単価がこなれている印象で周囲の囲まれ感が強く考慮されているようですね。
それでも日照は得ることが出来ますし、この物件やソルティア新横浜であった住宅ローン控除が適用できない50㎡ちょっとの2LDKなどとは違い住宅ローン控除も適用できるお部屋になりますので、そういった点をフル活用できる属性の方であれば検討対象になってくるのではないでしょうか。
設備仕様面は、このシリーズらしい簡素なものになります。ディスポーザーや水回りの天然石天板仕様がないのは価格帯的にも仕方のないところかとは思いますが、食洗機さえも標準ではないようです。
管理費は131円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしにはなりますが、ブリシアシリーズらしい目に優しいランニングコストが実現しており、きちんと管理が行われることが前提ではあるものの平均的な水準よりもかなりお安くなっているのはこのシリーズの大きな魅力の1つになっています。
⇒2018年管理費ランキング
駐車場は全14台で機械式中心になります。
新横浜駅徒歩12分の10階建総戸数70戸のマンションです。
昨年末に「東急新横浜線」と言う名称が発表されましたが、その新横浜線開業後は渋谷まで直通約30分というアクセスが可能になりますし、そもそも新幹線の停車駅でもありますので、広域にお住まいの方からのニーズが少なくないであろうエリアになります。
ここもソルティア新横浜同様にそういった新線効果などを見越しての分譲ということになるでしょうし、やはり環状2号線沿いのさらに駅距離のあるポジションにもなりますが、新横浜駅はターミナル駅らしく駅徒歩5分内にはほとんど分譲マンションが存在していませんし(駅南側は住宅街ですが、戸建などの低層エリアでマンションはほぼない…)、不思議なほどスケール感のあるマンションや大手のブランド感のあるマンションがありませんので(近年はマンション価格の高騰により数年前よりも郊外寄りで大手が分譲することが増えていますし、これだけ話題性のある新横浜エリアで大手デベのブランド感のある物件が誕生しないのは常々不思議に思っています)、中小デベロッパーが分譲するのには恰好のエリアと言えるでしょうね。
※「リセールの際の大手デベ物件との競合」が少なくて済むため、パフォーマンス的な側面で大手デベ物件に拘りのない方にとっては買いやすいエリアと言えます。
設計はねお設計、施工はシミズ・ビルライフケアになります。
シミズ・ビルライフケアは近年だとグレンドール二子玉川やザ・グランプルーヴ上馬などの実績がありますね。
なお、総戸数70戸というそこそこのスケールがあることを考えると外観やエントランスは何かしらさらに特色のあるものとして欲しかった印象はありますが、この界隈は商業地域ということもあり「建蔽率80%・100%×容積率600%」になるので、空地的なゆとりを生み出しにくいという事情があります。
そのため、どうしても詰め込み感のあるマンションになってしまいそういった面でのゆとりを感じる物件は少ないですね。
そういったエリアだからこそ特色を持たせた物件にするとより特徴が際立つように思うのですが、コスト面などとの兼ね合いもありなかなか難しいところではあるのでしょうね。
ブリシア木場公園やブリシア宮崎台なんかは最上階住戸にプライベートスカイテラスを設けるなどの工夫が見られましたが、この立地条件ではそうは行かないでしょうし、専有部はともかく共用部に特段力を入れる印象のあるデベロッパーではないですね。
公式ホームページ
![IMG_4639[1]](https://blog-imgs-126.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20190315123749cc0.jpg)
お部屋は62㎡の3LDK、南角住戸です。低層階で接道していないポジションなので南東・南西方向共に隣接建物の影響が強いですが、南方向は加瀬のレンタルボックス(2段)なので、この3階からならばピンポイントで視界が抜けてくるところがあり、南~南西にかけて日照も得られるポジションになります。
間取りとしては、60㎡ちょっとの3LDKということで中小デベらしいいわゆる狭小プランになります。
ただ、囲まれ感のあるポジションを考慮してかLDを角住戸らしいコーナー部分に設計していないので、廊下が短く効率性は上々ですね。
柱の食い込みもそんなに気になりませんし、LDKで13.1畳なのでLD単体でもギリギリ10畳程度確保出来ているでしょうか。
洗面所はファミリータイプにしては小さめにはなりますし、浴室も1418ですらなく1317と小さくはなっていますが、洋室3室の大きさに違和感はありませんし、収納も意外に充実していると感じます。
近年はどの物件も当然のようにトランクルームが専有面積に含まれて表示されており、当プランも1.35㎡を加えてのものなのでトランクルームを除くと60㎡程度しかないのですが、そのわりには各所がしっかりしていると感じます。
南西面は逆梁が採用されているので洋室2にはカウンターが生じており、カウンターを除いた居室形状がかなり細長い点は気にはなりますが、採光面を考慮し南西開口部がかなり充実している点も悪くありません。
一方、洋室3の引き戸はさらに大きく開け放つことの出来るウォールドアタイプになっていると良かったのではないでしょうか。
坪単価は215万円。物件内の30㎡台のお部屋に比べグロスが嵩む分単価が抑えられています。
ただ、そういった点や駅距離がある点を加味しても単価がこなれている印象で周囲の囲まれ感が強く考慮されているようですね。
それでも日照は得ることが出来ますし、この物件やソルティア新横浜であった住宅ローン控除が適用できない50㎡ちょっとの2LDKなどとは違い住宅ローン控除も適用できるお部屋になりますので、そういった点をフル活用できる属性の方であれば検討対象になってくるのではないでしょうか。
設備仕様面は、このシリーズらしい簡素なものになります。ディスポーザーや水回りの天然石天板仕様がないのは価格帯的にも仕方のないところかとは思いますが、食洗機さえも標準ではないようです。
管理費は131円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしにはなりますが、ブリシアシリーズらしい目に優しいランニングコストが実現しており、きちんと管理が行われることが前提ではあるものの平均的な水準よりもかなりお安くなっているのはこのシリーズの大きな魅力の1つになっています。
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駐車場は全14台で機械式中心になります。