2019年2月の首都圏マンション発売戸数

不動産経済研究所の発表によると2月の首都圏のマンション販売は、
発売戸数2,323戸(前年同月比6.7%減)
1戸あたり価格6,284万円(前年同月比2.5%増)
契約率65.6%(前年同月比0.6ポイントアップ)
とのことです。

発売戸数は前年同月比で減少していますが、一昨年並の数字ですし、契約率も前年同月及び前月と大差ない水準なので先月に続き特段の動意が感じられない結果になりました。

ただ、2~3月は本来であれば消費税増税前の駆け込み需要的なものがもう少し数字として表れてきてもおかしくないとも思うわけで(エリアにもよりますが建物部分の2%なんてたかが知れていますし、増税後は住宅ローン減税の延長や住まい給付金の拡大などもあるのでメリットはないに等しいと考えてはいますが、経験則的に言えばそれなりにはね…)、そういう意味ではやや低調な印象という表現が適切なのかもしれません。

一方で、平均価格は2017年7月以来の高水準になっている点に注目出来ます。

前月の記事で「平均価格が高くなりそう」と書いたように、本年2月はプラウド恵比寿ヒルサイドガーデンザ・パークハウス高輪フォート(いずれも第1期)、さらにはパークコート渋谷ザ・タワー(第2期)などもあり高額な物件の供給割合が高かったことによるものであるのは明白ではあるのですが、むろんある程度「引き合いがあるからこその供給」であるのは言うまでもなく超都心の高価格帯物件は立地や物件次第ではまだそれなりに売れている状況にあると言えるでしょうね。

ちなみに、恒例の億ション比率は約6.8%になります。昨年最も高かった6月の6.7%をも超え、かなり高い数字になっています。

このことからもそういったごく一部の高額物件が平均価格を押し上げたに過ぎず、実際、個々の物件を見ている感じでは直近1~2年と比べ特段の値上がりを感じることはほぼないですね。
当初の予定価格がかなり強気で、正式価格までに大きく調整する物件は少なくありませんが…。

なお、3月の目玉は千住ザ・タワー(第1期104戸)にプラウドタワー武蔵小金井クロス(第1期1~2次150戸)あたりになるでしょうか。
高額どころだとパークコート南麻布、また、プラウド住吉プラウド大泉学園ステーションフロント、プラウド横浜桜木町などなどプラウド勢の供給が非常に旺盛で「契約率」に特に注目したいと思っています。

個々のプラウドの記事で適宜言及してはいますが、プラウドらしからぬ面積設定や価格の歪みなどが散見されるようになってきていますし、一時期のような即日完売も見られなくなっているのでどのような数字になるのか注視しています。

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